真似屋南面堂はね~述而不作

まねやなんめんどう。創業(屋号命名)1993年頃。開店2008年。長年のサラリーマン生活に区切り。述べて作らず

東京裁判 / 講談社現代新書 日暮吉延

2021-10-23 | 読書-歴史
『東京裁判』(日暮 吉延):講談社現代新書 製品詳細 講談社BOOK倶楽部
第1章 東京裁判をどう見るか
第2章 東京裁判の枠組みはいかにして成立したのか
第3章 連合国は何を告発したのか
第4章 日本はどのように対応したのか
第5章 判決はいかにして書かれたのか
第6章 なぜ第二次東京裁判は実施されなかったのか
第7章 戦犯釈放はいかにして始まったのか
第8章 なぜA級戦犯は釈放されたのか

関係者の写真等も多数掲載で、便利というか、個々の判事・検事・弁護人らの任免の事情などなども記載されているので、東京裁判を論じる場合には、せめてこれくらい踏まえておきたいと思ったなど.
思い込みに偏見を重ねていい加減な言説をなぞってドーダ感を感じているヤツはいねーぇがぁ

日暮吉延先生は、2012年から帝京大学法学部教授。

講談社現代新書
東京裁判

「東京裁判から60年。ようやく〈事実〉に基づく、冷静かつ実証的な研究がなされる時代がきたとの感に打たれた。〈歴史〉が待ち望んでいた書だ。」――保阪正康(ノンフィクション作家)
っつうことで、保阪さんも激賞か。

『東京裁判』|感想・レビュー・試し読み - 読書メーター

パル判事の意見書で言及されているとよく言われるモナコやルクセンブルクのくだりは、東郷茂徳の弁護人ブレークニによる最終弁論で引用されたもの
「モナコやルクセンブルクでさえも」は正しいか - トラッシュボックス
ま、あれだな、ダーウィン曰く...ってやつと一緒っつうことだわな。

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