つれづれな日々のつぶやき♪

ドラマや映画、展覧会や写真展の感想をぽつぽつと。
日々の暮らしの中でふと感じたことをつぶやいたり。

『ある公爵夫人の生涯』

2011-10-01 | 映画/DVD

シネフィル・イマジカで放映された映画、『ある公爵夫人の生涯』を観ました。

2008年作品
<監督>ソウル・ディブ
<脚本>ソウル・ディブ、ジェフリー・ハッチャー、アナス・トーマス・イェンセン
<出演>キーラ・ナイトレイ:ジョージアナ(デヴォンシャー公爵夫人)、レイフ・ファインズ:デヴォンシャー公爵、シャーロット・ランプリング:レディ・スペンサー、ドミニク・クーパー:チャールズ・グレイ、ヘイリー・アトウェル:レディ・エリザベス・フォスター、サイモン・マクバーニー:チャールズ・ジェームズ・フォックス、エイダン・マクアードル:リチャード・シェリダン、ジョン・シュラプネル、アリスター・ペトリ、パトリック・ゴッドフリー、マイケル・メドウィン、ジャスティン・エドワーズ、リチャード・マッケーブ
<あらすじ>
18世紀後半のイギリス。裕福で名門貴族のデヴォンシャー公爵のもとに、まだ17歳のジョージアナ・スペンサーは嫁いだ。
美しく、聡明な彼女はたちまち、社交界の華として注目を集めるが、夫であるデヴォンシャー公爵は「男子の後継者を生むこと」だけを彼女に望み、愛のない生活を強いられていた。
そんな中でエリザベスと出会い、初めて心を許せる親友を持って、心楽しい日々が訪れたかに見えた。
しかし、その親友までもが夫であるデヴォンシャー公爵の愛人となり、ジョージアナの苦悩は更に深まっていく‥


デヴォンシャー公爵夫人 ジョージアナ・キャヴェンディッシュの伝記小説を映画化した作品で、イギリス元王太子妃ダイアナさんの直系の祖先にあたるデヴォンシャー公爵夫人の生涯を描いた映画です。
紅茶の「アールグレー」は、デヴォンシャー公爵夫人の元恋人であったチャールズ・グレイにちなみ、名付けられたとか。ちなみに、このチャールズ・グレイはのちのイギリスの首相になったそうです。

う~ん、なんとも。。豪華絢爛な時代背景と今もその威容を誇る邸宅と内装。溜息、吐息の世界。
ちなみに同時代にフランスは革命前夜であり、あのマリー・アントワネットもいらしたわけです。
現代の日本人の感覚では到底、おいそれと理解もできないし、解釈をしてもいけないのでしょう。
でも。。どうしても一言、言いたくなってしまいました。
「全く、男っていう生きものは。。!本当に貴族の血は青いのね~!」なんてね♪
貴族として、世継ぎをなんとしてもあげねばならないデヴォンシャー公爵のプレッシャーとストレスはわからないではないのだが、だからといって、妻たるものをまるで、その辺の石かなにかのように無関心を装い、レイプまがいのことまでして男子を産ませようとするのは違うと思うんだけどな。
デヴォンシャー公爵の言葉「私が結婚に望んだのは、忠誠と世継ぎだ」に、彼の心が表れています。
一方のジョージアナ公爵夫人は、当たり前の夫婦としての愛を望んだわけで。。
これでは、とても心穏やかな日々を送れないでしょうね。。たとえ、どんなに暮らしが豊かで贅沢に満ちあふれていても。
故イギリス元王太子妃ダイアナさんの生涯といくらか重なって見てしまうのは、きっと私だけではないと思いました。



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最近はまめに、観た後からすぐに、こうして文章にしているので記事にできているのですが
以前は観終わってから時間が経ってしまうことが多くて、なかなか文章におこせませんでした。
時間が経ってしまうと、観たときの印象が薄れてしまい、書けなくなってしまうんですよねぇ。。
本ならば、大体、手元にあるからまだいいんですけど。映像はね。
これからも、なるべく、観終わったらすぐに記事にできるといいなぁ~♪



コメント
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