▲増刊現代農業 地域から変わる日本~地元学とは何かhttp://www.ruralnet.or.jp/zoukan/bn2001.htm#zgn200105
以前「まちづくりフィールドワークのPDCA【POST】」で、説明もせずに『地元学』という言葉を使用したので、ここで補足します。
吉本哲郎氏によれば、『地元学』とは、「郷土史みたいにただ調べるだけでなく、地元の人が主体になって、よその人の視 . . . 本文を読む
遅ればせながら、新年あけましておめでとうございます。
前回の更新から、随分と間が空いてしまいました。
いつもアクセスして下さっている方、ご期待どおりに更新できず、ごめんなさい。
読んで下さる方がどんな感想を持たれているか、運営側としてはとても気になるところですが、時折面識のない方からも、メールで質問や相談を下さったり、コメントなどをいただくこともあり、やっていてよかったなと嬉しく思います。すぐに返 . . . 本文を読む
(『ストローク』の達人・淀川長治さん)
だいぶ前に、GREEというソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)の中で「めざせ!『一流の客』」というweb上のコミュニティを作りました。
これは、これまでサービス業界で営業職として働いていたこと、それから数多くのマーケットの一顧客としての経験から気付いた、法則のようなものが根底にありました。そのコミュニティでは、次のように . . . 本文を読む
ユダヤで古くから伝承される言葉に、「全会一致は否決する」というものがある。
これは、疑問の声も反対意見も出ずに、あっさりと全員が賛成したような場合、内容が検討しつくされていないことが多く、そのような段階では安易に合意形成すべきではない、という教えである。
モノローグ(一人語り)ではなく、ダイアローグ(対話)があって初めて、皆の意見が反映された中身のある内容となる。
もちろん、全会一致の場合も、多く . . . 本文を読む
先月8月6日に立ち寄った『全国都市再生まちづくり全国大会』にて、話題のDVD「ミニ・ミュンヘン」と、下の書籍を購入した。この本は、全国各地の都市再生の事例紹介が中心だが、第1章の各論の中に「まちづくりとプロデューサーの役割」と題し、残間里江子氏が記した”まちづくりプロデューサーの条件”が目を惹いた。まちづくりを進める上で、このプロデューサーの存在は不可欠で、そのまちの在り様を左右するほど責任も重い . . . 本文を読む
日本再生のルール・ブック―ナチュラル・ステップと持続可能な社会海象社このアイテムの詳細を見る
現在の地球社会は、環境問題だけ見ても20世紀の公害問題のように原因を特定できるものばかりではなくなりました。多岐にわたる様々な要素が、複雑に絡み合っています。そして問題のほとんどが、私たちの生活に起因しています。
バイオミミクリーという言葉が声高に叫ばれるように、何十億年という長い時間を掛けて構築されて . . . 本文を読む
道をひらくPHP研究所このアイテムの詳細を見る
コミュニティにとって、構成要素の多様性は正に財産である。
自分とは異なる異質なものがあるからこそ、そこから新しい発見があり、新しい価値が生まれる。
自分と異なるからといって、安易に排除してはいけない。そこから組織の硬直が生じ始める。
松下幸之助さんは、その大切さを伝えるために、次の言葉を残している。
タイトル「さまざま」
春が来て花が咲いて、 . . . 本文を読む
私が生まれた1972年に開催された、国連人間環境会議(ストックホルム会議)において採択された宣言で、1992年リオ・サミットの土台となった画期的な試み。
7項目の共通見解(前文)と、26項目の原則により構成される。
宣言は、環境問題に取り組む際の原則を明らかにし、“人間環境の保全と向上に関し、世界の人々を励まし、導くため共通の見解と原則”(同宣言前文)を表明して、環境問題が人類に対する脅威であり . . . 本文を読む
環境福祉学入門環境新聞社このアイテムの詳細を見る
現代の都市生活では、生活の3要素である『衣服・食物・住居』の全てを、積極的に外部化してきた。
何故ならこの3要素を外部化することが、土地に依存することなく、効率重視の工業化社会を実現可能にしてきたからだ。
しかし、生活の3要素全てを他人任せにすることで、人間が生きる実感までも失ってしまった、東京農業大学進士五十八学長は、このように指摘する。そして昨 . . . 本文を読む
Pay it back. (見返りをよこせ)ではない。
Pay it forward. (見返りは他の人へ)である。
困っている人、助けを必要としている人…、人間社会だけでなく、地球上の生物だって、助け合いながらい生きている。
人の役に立つと喜ばれる、感謝される。これは素直に嬉しい。時には、お礼を言われない時だってあるが、目くじらを立ててはいけない。見返りは期待しない方がよい。期待する . . . 本文を読む
(打ち水写真コンテスト2004プリント部門 本部長特別賞 田中玲さんの「水の軌跡」)
物質的に豊かな今の時代、水、食糧、電気、様々な資源など、大抵の物はお金で解決できる時代になった。
「金があれば何でもできる」と豪語し、ヒューマン・モーメント(直接の対面によるコミュニケーション)を軽視する著名人もいるが、何とも貧しい発想に思えて仕方がない。
年輩の方なら戦後、若い方なら10年前の阪神大震災や昨 . . . 本文を読む
時代は、
「ユニバーサル・デザイン
→ユニバーサル・サービス
→ユニバーサル・マインド」へ。
障壁(バリア)は目に見えるものだけではありません。ハードの部分からバリアを除くことは大事ですが、その前に心のバリアを取り除くことが大事ではないでしょうか?
ユニバーサル・デザインで有名なデンマークの首都コペンハーゲンに旅行した時、一番最初に驚いたのは、空港から市内へ向かう電車のホームでした。段差がない . . . 本文を読む
コミュニティの再構築を考える上で、最も重要なキーワード。通常のインフラなどと区別するために、社会資本ではなく、社会関係資本とも訳される。
ソーシャル・キャピタル(SC)とは、人と人の関係性の中に蓄積されている規範やネットワーク、信頼関係といった、いわば知恵のようなもの。効率を追求する市場経済において、見えにくかったSCは、長いこと軽視されてきた。しかし、このSCの研究が進むにつれ、その経済効果が . . . 本文を読む
『身土不二』とは、「身体(身)と環境(土)とは不可分(不二)である」という考え方。
古くは中国から韓国、日本では明治以降、食養生や農業の研究者の間で使われたそうです(詳しくは文末のリンク参照)。今では、食事療法(マクロビオテック等)や有機農業の分野で広く普及し、地産地消やスローフードなどと共に使われています。
「衣食住の全てにおいて、原料が育つ土地、気温、湿度、風、季節などの環境が、その風土特 . . . 本文を読む