どうせ地球のチリだからな。

生き方を変えたから、ブログも変えようと思った。
企画屋の日記です。

HERO of Miyagi

2011-04-22 02:52:46 | Smile for birthday
震災前からの企画がある。
【HERO of Miyagi】
というもの。
大人が夢を見ないで、子どもが夢を見れますか?
というコンセプトで、宮城からヒーローを出すという企画。
ヒーロー1号は俺と同い年のレーサー、横江竜二と決めていました。
全日本ロードレース選手権に彼は出場が決まっている。
しかし地震が起きた。

俺は子ども達には身近なヒーローが必要だと考えています。
いないからテレビでヒーローを求める。
だます、逃げる、イビる、陰口を叩く。
そんな奴はヒーローなんかじゃない。
見て見ぬふりをしない。
弱きを助け、颯爽と現れて、去る。
強くてかっこいい。
弱音を吐いても、必ず立ち直る。
マンガやテレビのヒーローはそんな感じだ。
身近にそんな人がいれば、希望に満ちた世の中になる気がする。
夢を諦めない大人がヒーローに見えるかどうかは知らん。
知らんが、道しるべにはなる。
彼は今回【Smile for birthday】の宣伝部長として、全国のサーキットを走ってくれることになりました。
彼の夢は宮城のヒーローになること。
俺はヒーローにはなれない。
企画以外、何も出来ない。
彼はスーパーヒーローになれる。
子ども達の悲しい顔を、笑顔に変えるヒーロー。
一年に一度の、指折り数えて楽しみにしていた誕生日。
祝福することと、そういう大人がいると思わせること。
そして子ども達の笑顔を諦めてはいけない。
今は、もしかしたら逆撫でしてしまうかもしれない。
「ケーキなんていらないから、お家を返して。」
と言われるかもしれない。
それでもいい。
俺は殴られたって、大抵の事には我慢できる。
何故なら生かされたからな。
ゆきえさんの分まで生きるってことは、無理も我慢も人一倍。
それより、いつかその子が、
「あの時、そんな大人達がいたなぁ。」
と分かってくれればいい。
ペイフォワードがいつか成り立てばいい。
そんな俺の企画を背負って走るレーサーが宮城にいるんだ。
誰よりも多くの気持ちと期待を背負って、誰よりも速く。
く~…かっけぇ~。
レースの日程は後で載せます。
俺は何も出来ねぇが、彼はヒーロー。
【Smile for birthday】も前々から考えていたものだ。
地震が落ち着いたら、施設に届けるという元の企画に戻せばいい。
ドックウッドのアニマルシェルターもそう。
避難がどうこうじゃなく、捨て犬を預かる施設にすればいい。
段々普通に戻せばいい。
肴は炙ったイカでいい。

俺も出来るだけサーキットには日本全国一緒に行く。
どうか他人事と思わず、子ども達の笑顔を守るヒーローを応援してください。

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1 コメント

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Unknown (Rin)
2011-04-22 15:33:28
平さんだって、宮城のヒーローだよ。
間違いなく。

ヒーローは何人いたっていい。
むしろヒーローは大いに越したことないと思います。

そんなカッコイイ大人たちに憧れて、自分がヒーローになる日を夢見る子どもたちが、たくさん増えるといいな。

いつかあんな大人になりたいって。

子どもたちは見ているよ。
平さんや、タケチンさんや、我妻さんや、橋浦さんや、たくさんの大人たちが本気で戦っている姿を。

ものすごく大変なことを、当たり前のように明るく楽しくやって見せているんだろうな。

大人だって憧れる。
子どもが憧れないわけないと思う。

未来のために、頑張れ宮城戦士たち!
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