話をまとめる。

話をまとめるとはこういう事だな。
と、電話をしながら思った。
ビシッとまとめた。
後は、好みの問題。
タケチン。
のびのび行けい！

気持ちの持ち方

事務所に、季節ハズレにもハエがいる。
忌々しい限りだったが、彼は僕が32年間生き、見てきたハエの中で最も速い。
最速を誇るハエ。
それが彼。
「ヴィ～ン！」
と耳元を通る。
少し、ビビル程のスピード。
ハエ叩きなんぞ何の意味もない。
身を潜めているであろう壁を睨んでいると、背後でヴィ～ン！
夜中、一人なのに、
「なに？！バカな！！」
と戦闘タイプのナメック人みたいな台詞を吐いてしまった。
よって、倒すという考え方を改めた。
「飼っているのだ。」
と思うようにした。
名前はピエール。
フルネームは、ピエール・ギア。
我が家は昔から二世帯住宅です。
ギア一家と平一家の二世帯住宅。
クラッチ・ギア
ソティス・ギア
カルマン・ギア
ダーネイ・ギア
以上が犬のギア一家。
犬というカテゴリを今回外した。
彼が新しいギア一家のピエール・ギア。
そう思うと、デザイン中のマウスを操作している右手に停まってきても可愛く見える。
僕の左肩が好きなようだ。
臭いのか？左肩だけが臭いのか？
と思ったが、どうやら照明との位置関係にあるようだが、別に分析などする必要性は全くないし、どうでもいい。
言いたいことは、肩にハエが停まっても、案外カワイイと思えるようになったということ。

気持ちの持ち方は、相手ではなく、己が決めることだ。

ピエールは何も変わっていない。
僕が考え方を変えただけで、世界は変わる。
ハエの寿命は５～６週間であろう。
今も、何かにガシガシ激突してじゃれている。
お互いに精一杯、人生に意味を求めながら生きよう。
答えは出ないだろうが、一生懸命であるという事は大切な気がする。

今日から始まるハエと人間の共同生活。
・・・。
特に特記する事もないのだろうけど、何か彼がやってくれたら書きます。
来月とかに、
「ピエールどうしてる？」
とか聞かないで下さい。
今は、キーボードを売っている左手に停まって、くすぐったいからやめろよ！という意味で払ったら、すぐＵターンしてきて停まってる。
ほら既に、
「しつこいハエだ！」
という感情じゃないもん。
「慣れてる。なついてる。」
と思えるもの。
得意の「ごめんごめん」のポーズをしてる。
両手をこすりこすりしています。
「お仕事の邪魔をしてごめんね！だって、好きなんだもん。」
と言っているようです。
ないな。
ないない。
まぁいいじゃん。
人生は、とかく楽ではないが、楽しい方が良いに決まっている。
考え方で、楽しくもなるんじゃないの？
と言いたかっただけ。
寝ましょう。