プサとダルの日々~時々鉄子

GもDもわからない音楽ド素人がハンマーダルシマーとプサルタリーの2つの楽器に挑戦中!
どうなることやら…

アイリッシュハープの響き 田中麻里  さむしんぐ

2021-11-06 21:43:08 | その他ライブ

10月16日土曜日。ほんっとに久しぶりに演者と距離の近いコンサート。しかもまりさんのハープ! 決断が遅くてぎりぎり滑り込みセーフ。わくわくで都電(と、つい言っちゃうけどさくらトラムという)に乗った。相変わらず混んでる。しかももっと近いと思ってたのにけっこう終点に近かった。電車を降りて絶対こっちだと思って鬼子母神方向へ歩いてたらなんか違う。スマホで確認したら線路の反対方向だった。焦って戻る。無事たどり着いてよかったー

演者との距離も客と客の距離も十分とってあり、お店の雰囲気もよく、コーヒーもおいしかった。
知らない曲もあったけど、知ってる曲は好きな曲ばかりでなんかうれしい。まりさんの音ならと、あえて後ろに席をとったら写真が撮りにくい位置だった。まあ、もともと演奏中は撮らないのでいいけど、トーク中でも撮る機会を逸してしまい、結局最後に撮らせてもらった。
やっぱりいいなぁ、ハープ。小さいお弟子さんがもう少ししたらたっぷり聴かせてくれるかな。

 


高嶋ちさ子 12人のヴァイオリニスト 東京文化会館

2021-11-06 21:02:18 | その他ライブ

10月2日土曜日。一度行ってみたかった高嶋ちさ子のコンサートに行ってきた。面白そうで、これなら大丈夫そうだと思った。クラシックのコンサートは初めて。クラシックは苦手、というよりたぶん、オーケストラが苦手なのかな。でもこれは楽しめた。知ってる曲の知ってるところしか演らず、聴衆を飽きさせない演出、構成。高嶋さんの無茶ぶりにも懸命についていく12人のヴァイオリニスト。個性も見え隠れして面白かった。寝てるヒマなどない。まだコロナも下火になってないときに、会場をほぼ満席にする高嶋ちさ子、さすがだな。でも会場選びを間違えたかな。狭いし、舞台の下手側が見にくい席だった。遠い3階席は仕方がないとしても。

 

久しぶりの上野。少し歩いてみたが、やはり動物園も博物館・美術館もまだ予約制。思い立って、あ、今日行ってみよう…ができないのが悲しい。

 


いまはむかし Cinema Chupki Tabata

2021-11-06 16:48:52 | その他見聞録

10月1日金曜日、なんと台風! ちょうど休みだったので、その嵐の中、友人が勧めていた映画を見に行った。今日やめたら一生見ないだろうと思ったので思いきって行ってきた。

田端は乗り換えたことはあるが、改札を出たことはない。初めての場所は不安だ。ましてやこの嵐、迷ったらやばい。地図でなんどもシミュレーションしたのでなんとかたどり着けた。でもやっぱり迷った。通り過ぎてしまい、おかしいと思ってスマホで確認した。小さいとは聞いていたが、やはり小さかった。

「いまはむかし」というドキュメンタリー。戦時中、国策映画に携わった父親の足跡を追う家族の話。全編静かだ。インドネシアの人々の語り口が優しい。酷い目にあっても激高するわけでもなく、話したくないという拒絶も柔らかい印象だ。占領時代に覚えた日本語や歌を披露し、笑顔さえ見せる。なぜこんなに穏やかなのだろう。壁に残る、日本兵が銃の後ろで住民を殴る姿と対比する。

その国策映画が、オランダの視聴覚研究所に残っていた! これはすごいことだ。有り難いことだ。感謝すべきだ。きっと日本だったらオランダの作ったものなどすべて燃やしてしまっただろう。貴重な資料であっても。
おかげで何十年後でもこうして目にすることができる。その映画は日本はあなた方を救うために来たという。実質は子どもは少国民として育て、大人は労務者として日本のために働かせるのが目的なのに。オランダ→日本→オランダと翻弄された現地の人々の戸惑いはいかばかりか。

そして伊勢長之助はどんな思いでこの国策映画を作っていたのか。本当に国の言うことを信じていたのか? 食うため、身の安全のために仕方なく協力するふりをしていたのか? ただ、映画を作りたかっただけなのか? 敗戦後は日本でも記録映画作りに携わった。「東京裁判」など、どんな思いで仕事をしていたのだろうと考える。自身の戦争責任と向き合ったのかどうか。教科書の墨塗りなど、手のひら返しはその時代を生きた人々には当たり前のような気もする。あるいはジャワに向かった時から考えることをやめて、日本に帰ってからもただひたすらにフィルムだけに向き合ってきたのかもしれない。今となっては本人に聞きたくても聞けないが。この伊勢長之助という人物に興味をそそられる。

Cinema Chupki Tabataというほんとに小さい映画館。でも居心地はよかった。目や耳に障がいがあっても楽しめるユニバーサルシアターだ。座席にイヤホンジャックがついていて音声ガイドはここで丁寧に作られている。日本語字幕も全部につく。車いすスペースももちろんある。ほっとするあったかい映画館だ。

映画館を出たとたん、現実に戻された。帰りは土砂降りで上りの坂道はもう滝だった。あーあ。

それにしても映画をほんとに観なくなったが、振り返るとここ3本はなぜか全部ドキュメンタリーだった。

 


本の力

2021-08-08 12:27:08 | 未分類

旅行には行けない、幼馴染とのランチもおあずけ。みんなで弾くのが楽しいのにダル会も中止続き。ライブもなんとなく行けない。でも毎日電車に乗って仕事だけは行ってる。あーつまらない! 駅で不要不急の外出は…とか言われるととても腹が立つ。仕事しなきゃ食べていけないんだよ! 楽しみは我慢してるのに。

だからというわけじゃないが、ここのところ、また本を読んでいる。通勤時間の40分だけと決めているが。眼鏡をかけないと見えないので煩わしくてずっと読んでなかった。やっぱり読書は面白い。改めてその良さを感じている。まずは本を選ぶところから。ネットで買っちゃうのが楽だし、安く買えたりするが、本屋の魅力には勝てない。なんか落ち着くというか居心地がいい。ゆっくり選べるし。平積みがいいのかな。顔(カバー)が見えたほうが選びやすい。しかし、なんでカバーをアニメキャラにしちゃうんだろう? どうしても手に取る気がしない。どうせカバーの上から紙カバーをまたかけるし、大事なのは中身なのだけど、手元には置きたくないので買わない。漫画本のようにビニールで覆うのも嫌だな。しばらく本を買ってないので、今文庫本でも1000円弱するのに驚いた。だから失敗したくない。店員のPOPと帯文と後ろのあらすじを参考にするが、最後は中も見たい。文庫本しか買わないのに文句たらたらで申し訳ないが。

今は読書も楽しみの一つになっている。本屋通いも。

安藤祐介「本のエンドロール」はビニール本だったけど、私には大正解だった。久しぶりに夢中で読んだ。電車降りたくなかった。昔の天職だと思った仕事を思い出してしまった。あの頃は忙しかったけど、楽しかったなぁ。波長が合う本と出会うと、おいしいものを食べた時のように余韻に浸り、繰り返し思い出し、しばらくはそれで生きていける。

ほんとに本は面白い! でもライブ聴きに行くようになったら金銭的に厳しくなるなぁ… 

 

 


2021 プサルタリー&ギターミニコンサート 越谷市北部市民会館

2021-08-01 00:14:08 | プサルタリー

新型コロナウイルス蔓延により、ダル会は開かれず、旅行にも行けず、ランチもお預け。ライブにも行けやしない。平日は楽器を触る時間もとれない。あーつまらない! かろうじてプサはレッスンとしばらく休みをはさんでの合奏練習ができてた。

7月25日日曜日。というわけで、恒例のプサのコンサートが開催できた。今回は先生方のユニットSoLaの応援演奏はなく、人数の少なくなってしまった越谷組だけでしなければならず、ましてやライブ配信もして、先生の負担はいかばかりか。

いつもより広い劇場だったにもかかわらず、思ったより多くの方に聴いていただき、嬉しかった。師匠も聴きに来てくれて、感謝、感謝。みなさん、ありがとうございました! 次回はもう少しちゃんとしたものにするから… リハーサルではうまくいったのに、本番でぐずぐずになってしまった(;^_^A

プサルタリー&ギター ミニコンサート 越谷 2021