大陸旅遊倶楽部的日記

三国志・水滸伝・史記の旅と中国茶のほかモロモロ…

杭州飯店?シャングリラ飯店?やっぱり友好飯店か?

2005年06月23日 | 中国の旅


2002年ケンタの販促キャラは名探偵コナン

今回は杭州の2002年版のお話などしてみたいと思います…。

2000、2001年と三国志史跡巡りで田舎ばかり放浪していたので、2002年夏は杭州で思いっきりリゾートしようと、杭州飯店に宿を取ってみました。しかも「れいくびゅう」(笑)。…といっても、かなりお高いので、杭州の4泊のうち2泊だけなんですけどね。
98年にここのレストランで食べたランチバイキングは絶品でした。もうバイキングも終わろうかという時間に入ったんですけど、食材が並んだテーブルの向こうにシェフが立っていて、自分でチョイスした具材を渡すと、その場で調理してくれました。調味料も並んでいるので、味付けも自分で指定できます。シーフードのバターソテーは絶品でした。
サービスも良かった。あのランチバイキングが忘れられず、今度は泊まってみようってことです。

杭州飯店は西湖北岸に建つ5つ星ホテルで、上の階に泊まれば、目の前に西湖を一望できます。

初めて杭州を訪れた時、共産党色濃い当時にドイツ人パティシエのブルジョワな美味いケーキが食べられるというフレコミだったので行ってみました。杭州一のホテルってことで見学も兼ねて。その時は中国に入って一週間程経った頃で、食生活に不自由していたため、美味しいケーキに対する期待はかなり高かったんですねぇ。
高台に佇む、赤レンガに緑の屋根、シックな内装の杭州飯店は、貧乏学生には少々敷居が高かった(笑)。中二階の喫茶店に行ってみると、ガラスケースの中で数ホールのケーキが回転しているじゃありませんか。

………おおっ、「寿」じゃない(笑)

当時中国のケーキは、見た感じバタークリームっぽいものでコーティングされたかなり日持ちしそうな平たい饅頭型。上にピンク又は赤で「寿」の字が大書されていたりして(笑)。留学した友達の話によると、このケーキは逆さにしても崩れないらしい。あまりの不味さに失神したら困るので、食べたこと無かったけど、今になると話しのタネに食べておけばよかったかも…。


2001年版ホテルのケーキin合肥ホリデイイン
見た目はだいぶ改善されたが、やはり期待を裏切らない不味さ(笑)

杭州飯店で回転しているケーキは、見た目日本のケーキと変らない。かなり美味しそうな感じ。友達3人でショートケーキ、チョコレートケーキを注文。皿に盛られ、紅茶と一緒に出された感じは、ホテルのケーキセットという感じでした。期待に胸躍らせ、フォークを挿入する…と、なんか当る(^_^;)。変な感触。それは幾日前に作られたか分からないような感じの、乾燥しきったパサパサのケーキでした。

………5つ星ホテルでこんなものを出してくれるとは、さすが、中国…

中国に期待した自分がバカだった。でもねぇ、ホテルの高級珈琲が「ネスカフェゴールドブレンド(しかもクリープ、砂糖入り)」だった時代ですからね。こんなもんか(笑)。ポットでサーブされるのは珈琲豆じゃないでしょ?っていう代用珈琲、牛乳といえば砂糖入りの脱脂粉乳だったし。

話し戻って2002年ですが、予定では部屋の窓から、南に向かって伸びる蘇堤を一望できるはずだったんですよ。が、しかし、何と!我々の部屋は新館で、しかも部屋の目の前は孤山でした(^_^;)。孤山は西湖北側にある島(山)で、秋瑾墓や西冷印社、杭州博物館があります。
一応「レイクビュウ」には違いないが、見える風景は殆ど山だった(T^T)。部屋は広めで設備もいいけど、敷地面積が広いので、門から部屋にたどり着くまで庭をかなり歩くは、しかも坂道だは、この年の杭州はずーっと雨だったは、踏んだり蹴ったり(苦笑)。

これなら、湖濱公園に近い友好飯店の方が断然good!

杭州飯店=シャングリラ飯店ではなかったのねぇ。

やっぱホテルは現地調達がベストかも(笑)?

ちなみに友好飯店は西湖東側の商業地に建つタワー型のホテルで、上層階からは西湖が一望できます。日本との合資なので、日本語も通じる(人によってかも…)。何しろルームサービスで「素うどん」が注文できたんですよ。きつねうどんの揚げなしで…って注文したら、「ああ、素うどんね」って云われて(笑)。
エレベーターを降りれば直ぐに街中で、西湖まで歩いて400~500m。窓の立て付けが悪いのか、隙間風は凄いが、分厚いカーテンがかかってるので、風が冷たいシーズンはこれを引けば問題なし。(…でも冬は薦められないかも(笑)。)

杭州飯店リベンジする日は来るのか?