大陸旅遊倶楽部的日記

三国志・水滸伝・史記の旅と中国茶のほかモロモロ…

宝頂山石刻08

2021年01月11日 | 中国の旅

釈迦の頭の左側には九龍浴太子図がある。

九龍浴太子図はお釈迦様が生まれた時に、
その沐浴の為に、天から9匹の金龍が降りてきた
と言う話が元になっている。
インドでは九匹の蛇らしいが、中国では蛇の印象が
悪いので、龍に置き換えられたそうだ。

龍の下では赤ん坊のお釈迦様が手を合わせて
水に打たれている。まるで滝行…。

九龍浴太子図に続いて孔雀明王。

孔雀は害虫や毒蛇を食べることから神格化され
孔雀明王は「災厄や苦痛を取り除く」功徳がある
とされる。

この像は孔雀の首が蛇に見えて、説明を見るまでは
何やら判らなかった(笑)。
良く見ると孔雀の羽がある。

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宝頂山石刻07

2021年01月01日 | 中国の旅

千手観音の社殿を出て右側には
第11号龕「釈迦牟尼涅槃図」がある。

仏龕(ぶつがん)の幅32m、高さ6.8m。
上半身を露出させた釈迦牟尼像が頭を北、
顔を西に向けて横たわっている。

仏前には、二十数人の弟子と菩薩、
護法(神霊)などの像が並んでいる。

仏の下半身を彫らないことで
無限の広がりを表しているということだ。
顔を大きく彫りすぎた、ということでは
ないらしい(笑)。

▼第11号龕を上から見るとこんな感じ

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宝頂山石刻06

2020年12月27日 | 中国の旅

華厳三聖像の先は社殿に覆われた千手観音像。

ここ宝頂山の千手観音像は縦8m、横12m。
世界最大で、孔雀の羽のように広げた手は
無限の救済を意味するらしい。

ここの千手観音は830の腕を持つという。
近年修復されて、すっかり綺麗になったが
修復過程で、120年前、300年前、500年前等、
過去8回に渡って修復されていた可能性が
考えられるらしい。
金箔が8枚重なっている部分があったことから
判ったそうだ。

昔の金箔も使える物は再利用して、
800年の深みある色を出しているとか。

社殿に覆われた暗い中、圧倒されるような輝きが
目に飛び込んでくる。
中国人の好きそうな感じだよね〜。

うーん。ありがたい感じがする。
けど、ついさっき見た普賢菩薩のが好きだな。

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宝頂山石刻05

2020年12月05日 | 中国の旅

続いて、華厳三聖像。
仏龕の高さ8.2m、幅15.5m、奥行2m、
南宋の淳熙〜淳祐年間(1174〜1252年)に造られた。

手前から、文殊菩薩、毘盧舎那仏、普賢菩薩。
三像の高さは7m。

▼文殊菩薩

▼毘盧舎那仏

普賢菩薩のお顔は一際優しく綺麗だった。
峨嵋山が近いからか、
四川は普賢菩薩推しな感じがする(笑)。

▼普賢菩薩

過去の経験でいうと、
こちら(↑)の方が文殊菩薩の雰囲気。

普賢菩薩の隣には塔柱がある。

仏の足下では鬼(?)が支えている。

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宝頂山石刻04

2020年11月29日 | 中国の旅

続いて六道輪廻図。
密教はインドからチベットと中国(漢民族)に伝わり発展した。
中国ではチベットに伝わった密教を蔵密、
漢民族に伝わった密教を漢密という。
ついでにいうと空海が日本に広めた密教は東密。

唐の武宗(840〜846年)が仏教を弾圧した為、
華北では密教がほとんど途絶え、信仰は地下に潜む。
唐末から宋にかけて中央の影響が薄い
四川盆地の大足一帯で漢密が発展したという。

大仏湾は当時の状態が完全に揃った漢密道場だそうだ。

へーーーーっ。

▼六道輪廻図

密教は曼陀羅(マンダラ)を使い教義を説くそうだ。
曼陀羅は「悟りを得た場所、道場」を意味する。

へーーーーっ。

六道輪廻図の中心に居る仏は大日如来らしい。
牛のような鼻をした輪廻図を咥えた鬼が
無常大鬼。

六道輪廻図は結構大きい。

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