大陸旅遊倶楽部的日記

三国志・水滸伝・史記の旅と中国茶のほかモロモロ…

レッドクリフ

2008年11月04日 | 三国志・水滸伝・史記の旅

三連休に四半世紀付き合っている三国志仲間と、噂のレッドクリフ、見てきました。

三国志ファンには「レッドクリフ」といわれてもイマイチピンと来ない。
見に行くまでは、何故邦題を「赤壁」にしないのか???…と思っていたけど、
これは「赤壁」ではなく「レッドクリフ」だった(笑)。

周瑜と趙雲が宦官チックだったとか

曹操が献帝の前で小走りでなかったとか

長坂橋がオミットされちゃったとか

何故か関羽と張飛が徒歩でばっかり戦ってるとか
(おまけに張飛なんか蛇矛も持たず素手で戦ってる(爆))

小喬のネーミングセンスが理解できない(←友達談)とか

あの張飛が字を書いてる(しかもかなり達筆で周瑜に誉められちゃう)とか

諸葛亮と周瑜が仲良しだとか

東呉最高司令官の周瑜が自ら進んで白兵戦に参加しちゃうとか

周瑜が身を呈して趙雲を救っちゃうとか

曹軍の高級将校で顔と名前が一致したのは夏侯淵だけだったとか

何故か華佗が生きてて赤壁に従軍しているとか

周瑜が曹軍到着前から赤壁に陣構えしているとか

曹操の水軍は蜀から下ってきたのか?と思うような景観だったとか

孫権がかなり男前でびっくりしたとか

孫権が初登場シーンで分不相応な冠を被っていたとか
(皇帝でもないのに串玉付いてちゃマズイでしょう…冒頭で献帝が「討伐する理由が
ない」と抵抗していたけど、こんなの被ってるってチクられたら、これだけで討伐される理由になる(笑))

東呉の武将は甘寧しかいないのか???とか

………なんて無粋なことは言わないさ(笑)

 この映画を観て一つ判った。

………ジョン・ウーって周瑜ファンだったのね。

 すばらしい捏造っぷりで、正直な感想は同人誌ノリの周瑜ファンの妄想みたいな映画(笑)だった。
玄徳軍では趙雲が好きなんだろうな、きっと。

でもこういうノリは結構好きだったりして(笑)。

この映画見ると趙雲がすごく良い奴でカッコイイ(苦笑)と思ってしまうかも。
あんまり男前じゃないとこと笑顔のかわいいところがかなりタイプだった。

最近、韓国時代劇にハマってて中国史はご無沙汰だったけど
久々に三国志史跡めぐりをしに行こうかなぁ…なんて思いましたよ。

これからレッドクリフを観に行かれる方々は、心して見られよ(笑)!


武漢・三国志公園の孫権も結構男前


周瑜は顔に落書きされちゃってて可哀相