大陸旅遊倶楽部的日記

三国志・水滸伝・史記の旅と中国茶のほかモロモロ…

九寨溝景区 その12

2017年06月20日 | 中国の旅

九寨溝景区入口に続くの売店地区。
シシカバブやフルーツ、ヤクのヨーグルト等、ついつい買い食いしたくなる。 

▼ヤクのシシカバブ、4本で10元。

▼最近の中国は食器のレンタルサービスがあるらしい。
 日本のおしぼりのように洗われた食器はビニールパックされて食堂に届けられる。

▼301号線沿いの川を隔てたところにあるオープンテラス(笑)の食堂
 高原の爽やかな風に吹かれながらの優雅な夕食。
 中央の野菜炒めに見えるものは、ヤクと唐辛子の炒め物。 

▼301号線沿いにはマッサージ店もあります。

▼北京からの足の疲れを解してもらおうと、マッサージ師さんを待ってます。
 お客が入ると、電話でマッサージのお姉さんが呼ばれて来ました。結構待たされました。 

▼漢方薬の足湯に20分ほど浸かってから、マッサージに入ります。


九寨溝景区 その11

2017年06月15日 | 中国の旅

九寨溝景区内には土産物屋や食堂のチベット風観光村が点在している。

▼マニ車もあります。

▼九寨溝の入場ゲート/正午はほぼ無人といえるレベル。

▼入場ゲートにはパンダがレイアウトされている。

▼午後の九寨溝チケット売場全景。ピークを過ぎるとほぼ無人。

初日、九寨溝の観光を終えた後、翌日の切符が買えないかと、
人気の無い切符売場周辺を物色していたら、職員らしき青年が、話しかけてきた。

「明日の切符を買いたいの?」

「そうです、買えますか?」

「二階で買えるからついてきて」

二階に行ってみると自動の発券機があったが、身分証読み取り部があった。
パスポートでは代用できないので、やっぱ駄目なのね…と躊躇していると。

身分証をそこに充てて、と説明してくれた。 

こうなると状況を把握してもらう一番の近道、パスポートを出すしかない。

あっという顔をする青年。

「ごめんね、日本人だって知らなかったから」

そうだよね、最近、服装では中国人と日本人の区別がつけにくくなってるからねぇ。

と、言うより私は彼の「ごめんね~」部分に驚いた。 

中国は確実に変わってきている気がする。

ありがとう、青年!!


九寨溝景区 その10 五彩池

2017年06月10日 | 中国の旅

長海から歩くこと20分弱、九寨溝一美しいといわれる五彩池(ごさいち)に到着。

五彩池は海抜3010m、長さ100m、幅40~60m、深さ7m。

長海から600m下った所にある五彩池は、九寨溝で最も水がきれいだと言われている。
青く透き通った水と日差しの中で刻々と変化する湖底の色は幻想的だが、
昨日から奇麗な池を見て回っているので、少々感動が薄れている気がする。 


九寨溝景区 その9 長海

2017年06月09日 | 中国の旅

則査窪溝(そくさわごう)方面に行くには、諾日郎観光センターで乗り換えになる。

長海(ちょうかい)は海抜3101m、面積約928.4km2、長さ4349m、
水深の平均は46.6m。
九寨溝で最も高い所にある湖で、大きさも深さも一番。 

九寨溝は元々海だったらしい。
その昔、ユーラシア大陸とインド大陸がぶつかり、海底だった石灰岩の地層が
隆起して高山地帯となり、その後氷河で山が削られ渓谷となった。
雪解け水や雨水が石灰岩の地層を通り、炭酸カルシウムを含んで湧き出た水が
九寨溝の独特な景観を作り出しているとか。
炭酸カルシウムは太陽の光が当たると、波長の短いものをより多く反射する為
九寨溝の湖水は青くみえるそうだ。

さすがに3000mを超えると、息が上がるのが早く、空気が薄い事を実感。


九寨溝景区 その8 鏡海

2017年06月07日 | 中国の旅

かなり間が空きましたが、続きを…。

翌8/17、九寨溝二日目。

鏡海を見てから長海方面に行こうと、昨日と同様にバスに乗った。
入口に近い樹正溝(じゅせいごう)はバスの左側、鏡海から上の日則溝は右側に見える。
昨日と違い、鏡海の位置も把握しているので、バッチリ途中下車可能だ。

8:00ごろ鏡海が見えてきた。

鏡海は海抜2367m、長さ1155m、幅123~241m、深さ31m。

朝の鏡海は山の陰になって直接太陽が当たっていなかった。
無風状態なので湖面は滑らかで波ひとつたっておらず、さながら銀色の鏡のよう。

周囲の山々をはっきりと映した湖面は、正に鏡海というにふさわしい。

………本当に鏡の海だ…

感動していては降りそびれると、通路を挟んだ向こう側の友人に目をやると
首を垂れて居眠りの真っ最中。首の揺れ方から正に正体なく眠っていると判る。

……そりゃ、疲れるわな

北京→西安→広元→九寨溝と、今回はパックツアーもかくやという余りにタイトな日程だった。
最大の目的地、九寨溝の初日観光も済んで気が緩んだ頃。
連日の疲れで爆睡している友人を起こすに忍びず、終点まで行くことにした。

昨日同様、箭竹海から徒歩で下ることになる。 

二日目はあまり感動もなく、10:00過ぎに鏡海に戻ると、既に風が吹いて湖面は波立っていた。

日も当たって「銀の鏡」感は皆無。美しいけど他の池と変わり映えしない感じ。

他の池との違いを感じたければ、鏡海は早朝に行くことをお勧めします。

 ▲10時過ぎの鏡海は鏡海感なし…