大陸旅遊倶楽部的日記

三国志・水滸伝・史記の旅と中国茶のほかモロモロ…

紫禁城〜北京の世界遺産・故宮

2016年09月27日 | 中国の旅

地安門内大街 を南に下ると景山公園に突き当たる。
北門は閉まっていたので、東門から園内に入った。 

紫禁城は1420年、明の永楽帝に造営され、ラストエンペラー溥儀まで
明、清24代の皇帝が住んだ皇宮。
紫は皇帝、禁は一般人が近寄れないことを指すらしい。
故宮は昔の宮殿という意味だ。

景山は北海や紫禁城の堀を掘った時に出た土を盛って出来た人工の山で
紫禁城の北に位置する。
景山頂上に建つ万春亭からは一望する紫禁城は圧巻だ。

▼景山の頂上にある万春亭から望む紫禁城
 晴れた夕方なのに霞がかった感じになるのは、PM2.5等肺に良くないものたちが
 飛び交っているからか? 

▼紫禁城の北門は神武門といい、皇后や妃嬪等、女性の出入りに使われたらしい。 

▼景山と頂上の万春亭

▼去年見つけられなかった、北京西駅の軟席侯車室
 昔みたいに高級感と特別感のある場所でなくなっていたので、かなりガッカリ。 

▼北京西駅のプラットホーム。4番線が我々の乗るK179次22:32発鄭州行き。

▼軟臥のコンパートメント/今回は4人部屋に3人なので肩身が狭くない(笑)

 


北海公園北の荷花市場

2016年09月24日 | 中国の旅

景山公園に一番近そうな地下鉄の駅は、北海公園の北にある、北海北站(えき)。
北京西站から9号線で白石橋南站乗り換え、6号線で北海北站へ。
約21分、4元(約64円)。…北京の地下鉄は相変わらず高い。

地下鉄の駅から地上に上がる階段や通路には、大勢の中国人観光客が疲れきった顔で
座り込んでいた。 中国人はよく地面に座り込んでいるが、観光客らしき人々がこうも
大勢座り込んでいるのは初めて見た気がする。 

8月の北京は初めての経験だったが、とにかく異常に蒸し暑い。
日差しの厳しさも相まって、とんでもなく暑く感じる。
北だから湿気が無くて、西安みたいに日陰は涼しいのかな〜
なんて考えていたが、大間違いだった。

駅を出て東に進むと、北海の北側の荷花市場に出た。
荷花は蓮の花のこと。蓮の花が咲く湖畔に飲食店やお土産屋さんが立ち並んでいる。
最近整備されたらしく、どこも新しい感じ。 

8月は西湖の蓮よりも、北京の蓮の方が綺麗かもしれない。


2016中国世界遺産の旅

2016年09月21日 | 中国の旅

8/11 AM9:25、NH961便は定刻通り羽田を離陸した。
今回は会社の同僚と三人で、柄にもなく自然遺産九寨溝/黄龍の旅をすることになった。

九寨溝なんて超山奥に行くならと、成都in/outで四川を満喫する旅も考えたが、
同行の二人は二度と中国に行くことはないかもしれない、という話なので、
北京から大陸を横断することにした。

同行者の内一名は仏像マニアなので、龍門石窟のある洛陽と、
どおせなら西安の兵馬俑も加えて中国世界遺産の旅になった。

NH961便は12:20北京着の予定だが、着陸したのは12時少し前。
早く着いたと喜んでいたのだが、サテライトに着いたのは15分後だったので
それほど早くもなかった。

13:30頃タクシーに乗り一路北京西站(えき)へ。
第三ターミナルから北京西駅へは一時間ちょっとと思っていたが、
西駅直前で渋滞に嵌った上に、乗ったタクシーがオカマを掘られたので
更に時間を取られて1時間半以上かかった。

▲追突事故直後。タクシー後部で揉める運ちゃんと追突したおじさん。
 黄色いシャツのガラの悪そうなオヤジが運ちゃん。見た目と違い優しい方でした。 

今回、北京では泊まらず夜行で鄭州に向かうことになっている。
駅で切符を発券して貰い、荷物を預けるところまでは割とスムーズだったが
夏休みのためか 、地下鉄の切符を買うのに30分近くかかってしまった。

最初の世界遺産である故宮の入場は16時までなので、とても間に合わず
景山公園から俯瞰で見るパターンに切り替える。