大陸旅遊倶楽部的日記

三国志・水滸伝・史記の旅と中国茶のほかモロモロ…

大同 その3 〜西の城壁〜

2017年12月22日 | 中国の旅

九江行きの切符をゲットしたのでこれでゆっくり観光できる。
大同駅に着いたのが13:10頃、售票処を出たのが13:33。
切符の購入とキャンセルにかかったのは、約20分。早かったねぇ。

再び15路に乗って、旧市街城壁の西北隅近く
「魏都大道平城街西口」で降りる。
行きのバスで、西北の角にある角楼の姿が良かったので、
写真に残したかった。 

▼角楼


城壁は新しく整備されたらしいが、現在、その周辺が整備中。
大型トラックが入れ替わり立ち代わり行き来していた。 

▼城壁周辺は工事中、西安みたいに整備される模様。

西北門の清遠北門から旧市街に入ってみる。

▼清遠北門▲


大同 その2 〜次は九江〜

2017年12月21日 | 中国の旅

空港バス終点の大同賓館から、大同駅へ。
大同賓館前の大通りは迎賓街という道だった。そのまま先に歩いて迎賓街と
魏都大道の交差点を右に曲がった一つ目のバス停「三医院」から15路バスで
駅へ。2元(32円)。

魏都大道は旧城の西の城壁に沿って北に延びる。
バスは20分ほどで大同駅に着いた。 

售票処(切符売り場)に入ってみると、一列5〜6人しか並んでおらず割と空いていた。
電光掲示板を見上げると、結構空席がある。

………大同、あんまり人気ないのか?

大同始発、広州東行きK731次は明日も明後日も軟臥(なんが)に空席あり。

K731次は途中、亳州(はくしゅう)と九江を通っている。
亳州は曹操の故郷で、九江には周瑜の煙水亭がある。
両方行きたいが、今回は時間の都合で九江にした。

元々、大同は華厳寺と雲岡石窟が見られればいいと
一泊の予定で、明日の夕方には列車で離れるつもりだったが
旧市街の西の城壁を見たらもう少し滞在したいと思うようになった。
時間的余裕はあまりないが、大同は二泊に変更。

翌々日の九江行きの切符は、驚いた事に1号舗だった。

二日前にして、軟臥はこの1枚しか売れていないことになる。 
まさか、軟臥貸切状態になるのか? 

なにはともあれ、シーズンオフで良かった。 

ネットで予約していた大同〜西安、西安〜洛陽、洛陽〜武漢は
窓口で全てキャンセルした。
クレジットカード経由で返金されるらしい。
といっても、旅行社経由で購入したので返ってくるかは疑問だが。
そういえば、旅行社には何も連絡しなかったけど、どうなったんだろう。

まあ、個人都合のキャンセルなので、元々返金されることは期待して
ないけど(笑)。 

▼大同駅

▼大同駅前を通る昔ながらのサンザシ売りのおじさん


大同 その1〜行程変更〜

2017年12月20日 | 中国の旅

今回の旅は11/18〜11/25の8日間。初日と最終日を除くと中6日。
6日間の行程は、大同▶︎西安▶︎洛陽▶︎武漢で既に列車の手配済だったが、
ここにきて行程を見直し始めた。

なぜなら、以下天気予報でPM2.5(?)情報に怯えていたからだ。
この天気予報、空気汚染度が問題ないレベルであれば天気が、
空気汚染度に問題のあるときは、その指数が微妙(?)なワードで表示されている。

▲2016年11月17日の天気予報▼

旅行数週間前から時々確認していたが
出発前日の西安は空気質指数:"危険"。洛陽、運城は"とても有害"。
とても有害、危険って…。
日本でもニュースになるような、
北京のスモッグに覆われて前が殆ど見えない映像を想像してしまう。

程度は判らないが、この数週間、"非常に危険"とか恐れをなすような
ワードが踊り続けていた。 

しかも、それほど気温が低くないのに…。

西安〜洛陽を訪問する時期は、ぐっと気温が下がる予報になっているから
現在の"危険"は"非常に危険"以上になるのではあるまいか。 

呼吸器疾患にはなりたくないので、大同行きの飛行機の中で
中原コースは諦める決心をした。
大同では先ず、大同駅に行って列車の切符を買わねば…。

どこに行くかは、取れた切符(大同始発の寝台券)を元に決めることになる。
だって、前日の手配だから取れるものにしないとね(笑)。


飛んで飛んで成田▶︎武漢▶︎大同 3

2017年12月19日 | 中国の旅

フライトは東方航空2621便で9:35発。
空港使用料等諸経費込みで608元。(支払いはドル建てなので$90。) 

チケットは空港のカウンターでパスポートを提示すれば受け取れる、
という話だったので、カウンターでパスポートを出してみた。 

どこまで?

カウンターのお姉さんはパスポートを広げもせず聞いて来た。

えっ、大同…

何で行き先を聞かれるんだろう。
パスポートを開いて、端末に名前を入力すれば出るんじゃないの?
と思っていたら、カウンターのお姉さんは都市毎に
プリントアウトしたリストを捲って確認していた。
そして発券済みのチケットの束から、私のものを取り出した。

…なんか超アナログ…。

▼無事チケットゲット

手荷物検査でバックパックがひっかかる。
手荷物検査では、バッテリやコイン等、ひっかかりそうなものを
事前に取り出して、鞄をX線検査機に通し、問題がなくなる迄
何度でもこれを繰り返す。
この時の検査員は皆さん女性。
私のバックパックは執拗にNGを食らった。

検査の若いお姉さんと二人で五回もバックパックをかき回し
最後には二人で、顔を見合わせて

若いお姉さん「バッテリなんか無いわよねぇ」

私「バッテリは全部出しましたよ」

若いお姉さん「バッテリなんてもう入ってないわよ!!」 と、
画面を眺めてる年季の入ったお姉さんに半切れ気味に叫んだ。

年季の入ったお姉さん「まだ入ってるわよ!!四角いのが」

……えっ四角いの?

私と若いお姉さんはある物体に目をやった。
それは一口羊羹。
スーパーマーケット等で四個入で売ってる小さい羊羹だ。
日持ちして糖分補給が出来るし、高温でも溶けないので、
サバイバルな中国旅行にはピッタリ。
普通にお茶請けとしても活躍するので中国旅行では
結構な割合で持ち歩いている。 

羊羹を取り上げて眺めるお姉さんに

私「これ、日本のお菓子なんですけど…」

若いお姉さん「知ってる」

羊羹を取り出したバックパックは、お見事!!検査をパスした。
手荷物検査を通る時は、羊羹は予め出しておくべし(笑)。

▼天河空港国内線ターミナル

この日の武漢はかなり霧が出ていた。

飛行機、飛ぶんだろうか…。

地下鉄、手荷物検査と今朝はケチがつきまくりなので気になる。

だいぶ前の話だが、上海▶︎武漢の時も上海はもの凄くいい天気だったのに、
武漢に霧が出ているということで5時間遅れて出発した。

武漢って霧が出やすいんだろうか…

また、夕方便になったりして…

と心配していたところ、大同行きのMU2621は定刻通り離陸。
定刻通り11:35に大同雲岡空港に到着した。

▼機内軽食/品川巻きが入ってて嬉しかった。

久々の国内線だったので、その定刻運行っぷりにかなり感動(笑)。
さすがは、東方航空。
昔は数時間遅れは当たり前だったのにね〜。 

▼大同雲岡空港…荒野の中にポツンとある感じ

空港を出ると、目の前に市街地行きのバスが停まっていた。
終点は大同賓館。昔風に云えば、市政府の招待所。
運賃は10元(160円)。乗車後支払い。
満席近くなると発車する、昔ながらの中国ルールバスだった。

ここから大同駅行きが出ていればいいのだが、大同賓館線のみと
云う事だった。
乗車して20分ほどで発車、大同賓館まで30分位だった。

▼ 大同賓館


飛んで飛んで成田▶︎武漢▶︎大同 2

2017年12月18日 | 中国の旅

翌11月19日(土)、本日は飛行機で大同へ。
航空券が安いということで衝動的に旅行を決めてしまったが、
どこへ行くべきか…。
久々に涼しいシーズンの旅だから、
洛陽辺りで畑の中の史跡をぶらぶらする、にしようかな。
春夏シーズンは雑草が鬱蒼と茂っているので
畑の中の史跡見物には向かない。

が、土壇場にふと閃いた。

過去、行きたかったけど、行ってなかったところへ行く!!

下華厳寺の超かわいい顔をした観音様が見たい!!

ということで、三国志コースからぽつんと離れて行きにくかった
大同に行く事にした。

丁度地下鉄2号線が武漢空港に乗り入れるかどうか、という微妙な時期だった。
スマホの中国版地下鉄乗り換え案内(MetroMan)が少し前に更新されて
2号線が天河空港まで繋がった。所用時間も確認できて超便利。

何てラッキー!!ぎりで地下鉄繋がった〜。

江漢路駅から天河機場(天河空港のこと)までは2号線で50分。
飛行機は9:35発なので余裕を見て2時間前に着ければいいかなぁと
帝盛酒店を6:35頃出て、江漢路駅へ。

切符を買おうとすると、タッチパネルに駅の表示が無い。

路線図には天河機場が終点として表示されている。
乗り場の行き先にも「天河機場」方面とあるのに…。

………何で?

駅員を捜して聞いてみると、何と!!まだ開通していないという話。

えっ?

えーーーーーーっ、それは超困る!!!

一瞬、頭が真っ白になった。
漫画で云えば石化してピシッとヒビが入ってる感じ。

開通してないのに、、、、
何でそこかしこに天河空港表示があるのさーーーっ!!!!!

まさか、こんな事態は想定していなかった。
便利になりすぎて、最近は"中国の旅だ"という意識が薄れていた。

………そう、ここは中国

焦っている場合ではない。
こうなるとタクシー移動しかないが、どこで拾うか。

土曜の早朝、こんな繁華街でタクシーが拾えるわけない。
10秒ほど逡巡して、

一番近くの駅のタクシー乗り場から乗るべし

というところに落ち着いた。一番近い駅は漢口駅。

急ぎ2号線で漢口駅へ。案内板を伝ってタクシー乗り場に行くと
客は人っ子一人居ないが、タクシーは5台止まっていた。 

7:13漢口駅から出発したタクシーは、
7:40天河空港国内線ターミナル着。73元(約1168円)。

なんだかんだ云って予定通り。でも久しぶりに肝を冷やした。


2016秋の旅~飛んで飛んで成田▶︎武漢▶︎大同 その1

2017年12月17日 | 中国の旅

2016年11月18日(金)
18:50成田発のNH937で一路武漢へ。
搭乗口は中国人ばかりで、既に中国と化している。
なんてアウエイ

この年は三回目の中国。年に三回も中国旅行をするなんて…。
そろそろ死期が近いのかもしれない。

冗談はさておき、何で三度目の渡航になったのかといえば、
ANAの武漢便が嘘みたいに安かったので思わずポチってしまったのだ。

11/18武漢in、11/25武漢outで25,900円税込み。 

ANA万歳!!!!

NH937は定刻通り22:25武漢着。

▼天河国際空港は沖留め

入国審査を終えると、丁度23時だった。
入国は一番最後だったのに、40分もかからないなんて素晴らしい。
深夜便で最後の入国、ゲートを出ると閑散として人気のない世界が
広がっていた(笑)

…なんか、天河国際空港人が居ない

案内板がない

タクシー、バス乗り場が判らない。

天河空港は15年ぶり。当時はまだ国際空港ではなかった。
うーん。やっぱり知らない空港に深夜便は良くない。
しっかり調べてくれば良かった。

とりあえず、建物を出てもタクシー乗り場の表示なし、人気なし。
建物から離れたところにタクシーが溜まっているので向かう。
溜まってタバコを吸っているタクシーの運ちゃんに市内迄行けるか聞くと、
乗れ乗れと促された。 

…江漢二路の帝盛酒店までいくら?

…まあ、乗れ 

タクシーに乗り込むと通常提示されている運転手の身分証が
裏返しになっていた。
どうやら、夜な夜な空港でアルバイトをしているらしい。 

帝盛酒店までは100元程度だと思うが、200元(3200円)を覚悟した。
が、高速の途中で聞いた料金は280元だった。

いやいやいやいや、それはボリ過ぎたと、とりあえず笑う。

絶対、払わん!!!

と心に決めて、ホテルに着くのを待った。

23:03空港を出たタクシーは、23:40無事帝盛酒店に到着。

帝盛酒店前で、20分粘って200元に値切った。

……今夜はこれぐらいで勘弁しといてやろう!!


最近の中国土産

2017年12月13日 | 中国の旅

中国旅行も終盤に差し掛かると、

会社の土産をどうしようか…

と考えるようになる。 

そして

中国土産に旨い物なし!!!!!!!! (お茶を除く)

が、つい最近までの実感。

昔から中国製のお菓子は友人たちに大不評だった。

といっても、免税店においてあるパンダクッキーやパンダチョコは
80年代後半~90年代前半は美味しかったのだ。

何しろ海外製だったから(笑)。…確かスイス製だったような。

パンダとえば中国なので、この時代は結構喜んでもらえた。

現在は深セン製なので、パンダチョコはラード風味(友人談)、
パンダクッキーは味もいまいちな上、怒ったパンダが居る等
形状もひどいもんだ。(怒ったパンダはネタでは使えるが…。)

毎回、土産で頭を悩ませていたのだが、ここ数年、職場でも
好評なものがある。

甘源の豆菓子だ。(以下の写真) 

日本でいえば、塩豆に似ているが、油で揚げてあるのでちょっと違う。

▼左がガーリック風味、右がプレーン風味(日本の塩豆を彷彿とさせる味)

5~6年前に杭州の茶館でお茶請けに登場してから、超ファンに
なってしまった。お茶請けに出たのはガーリック風味の方。
職場でもガーリック風味が大評判。

上記以外にもバーベキュー(?)味とピリ辛味等フレーバーも多彩。
(ガーリックとプレーン以外は好みでは無いのであまり買わないが。)
お土産に買ってくると、一瞬にしてなくなる。

中国土産を心待ちにされたのはこれが初めてなので、ちょっと嬉しい。

甘源の豆菓子には社内で「センズ」というコードネームがついた。
(ドラゴンボールに出てくるセンズね(笑)。) 

中国の駅の売店等に売っている、袋に写真の小袋が7つ入ったものが
4.2元(約72円/1元=17円換算)。
伊勢丹の地下やカルフール(家楽福)の食料品売場にある菓子の
量り売りコーナーだと500gあたり26.8元(約456円)で販売されている。

豆つながりで、上記写真の「黄飛紅麻辣花生」も評判よし。
2016年世界遺産の旅で一緒だった友人が毒味をしたら美味しかった
という代物。 

ピーナッツに唐辛子と花椒がまぶしてある。
辛いけど、これは美味しいと思う。
ピリ辛ピーナッツはビールのお供にもにピッタリ。

100g入が10元弱。(9.4元だったかな?)

この前は、武漢天河国際空港の売店で、200g入が20元で売ってて
土産の買い足しに重宝しました。

オススメです(笑)。


2016夏中国世界遺産の旅終了~成都の耳掻きおじさん

2017年12月11日 | 中国の旅

水上からの大仏観光を終え、3路のバスで楽山駅に戻ったのは17時過ぎ。
凌雲寺の大仏観光を早めに切り上げたおかけで、昨日購入しておいた
列車(20時過ぎ)までかなりな時間がある。

楽山高鉄駅前には商業施設を作ろうとしているようだが、あまり店舗が
入っておらず閑散としていた。

中国最後の夜は成都で過ごそう、ということで、18時代の列車に
振り替えてもらった。
購入した切符よりも早い時間に空席があれば、
指定席でも無料で振り替えていただけるのは、中国鉄道のgoodな
サービスだと思う。

▼成都へ帰る列車から見た夕日 

20時過ぎ、中国の最後の夜はこれといったプランもなく、
武侯祠方面に向かう。
すると、ネオンきらめく、割と大きなフードコートを発見。

しかもそこには、耳掻きおじさんが出没していた。

中国では以前、露天で散髪、耳かき、顔の産毛処理等色々な
商売が行われていた。 

耳掻きおじさんは昔から気になってたが、勇気が出ずに
一度も掃除してもらったことはなかった。
今回は何でもトライする友人と一緒なので、食事が一段落したところで
耳掻きおじさんを呼んでみた。

21世紀にもなると、いろいろ煩いのか、耳掻きを消毒するような
そぶりを見せた。…実際消毒されているかどうかは不明。
耳をほじって、出てきた成果はその都度見せてくれる。

トライした友人を見るに何ともなさそうなので、続いてトライ(笑)。

耳掃除は特に痛くもなく、くすぐったくもなく。

三人済んだところで料金を確認したら60元だった。

一人20元。昔はいくらだったのだろう。

耳掻きおじさんは、昔は、岷江沿いの青空茶館で茶飲み客相手に
商売をしていたが、藤の椅子を並べた、あの趣のある青空茶館は
現在、小洒落たカフェになっている。

オープンテラスの小洒落たコーヒー屋では耳かきおじさんの姿を
見かけなかったので、どこへ行ったのかと、少し心配になっていた。

営業時間が昼から夜に変わったが、耳掻きおじさんは夜の巷で
健在だった。 

▼岷江沿いの小洒落たカフェ

この辺に昔は青空茶館があって、有閑老人が日がな一日お茶を
していた。 


楽山大仏 その⑤

2017年12月10日 | 中国の旅

八仙洞埠頭から出ている遊覧船は70元(1120円)。
切符を購入した後は、入口のおじさんに指定された船に乗り込み
出航を待つ。 

▼埠頭から楽山大仏方面を眺める

乗客が一定数集まると出航する模様。

大仏が穿たれた凌雲山に向かって進む。

大仏は足先から見えてくる。
遊覧船は大仏の前を往復してくれるので、シャッターチャンスは
往復分。 

行きはその大きさに圧倒されて見とれるが。

帰りは必死の形相で写真を撮り続ける(笑)。

楽山大仏は楽山市の岷江(びんこう)、青衣江、大渡河の
合流点にあり、岷江の東岸、凌雲山の西壁に位置する凌雲山の
棲鷺峰の絶壁に掘られた弥勒坐像で、凌雲大仏とも言う。

「嘉州凌雲寺大仏像記」によると大仏は唐の開元元年(713年)に、
僧の海通が開削し、貞元19(803)年に剣南西川節度師の韋皐(いこう)が
完成させた。
高さ71m、肩幅24m。頭は凌雲峰と同じ高さで、足は岷江を踏む。
治水祈願のこの大仏は、当初十三層の木造の伽藍に覆われていたが
明代末期に焼失したらしい。

大仏の足の甲には百人が乗れるというふれこみで、
昔は中国人観光客が足の甲に登って写真を撮るのが定番だった。

何度見ても、やっぱり大きいね〜。

遊覧船から望む楽山大仏は圧巻。
実際のところ、凌雲寺に入るより遊覧船で眺める方が
迫力ある大仏が見られていい気がする。 


楽山大仏 その④

2017年12月09日 | 中国の旅

大仏脇の階段はこんな感じ。

階段は入場規制がかかっていて、かなり時間がかかりそうなので
諦める。さっさと船から観光して、成都へ帰るべし(笑)。

▼この"佛"の字は蘇東坡先生の書だそうな。

▼楽山では輪タクが現役

凌雲山の山頂から岷江を眺めていたら、割と近くから船が出ている
ように見えたので、江沿いに少し戻ると遊覧船のりば発見。

▼八仙洞遊船埠頭/3路のバスで楽山大仏の一つ手前の停留所
 八仙洞下車。楽山から歩いて数百メートル。 


楽山大仏 その③

2017年12月08日 | 中国の旅

中国名勝辞典によれば、凌雲寺は凌雲山の棲鷺峰(せいろほう)にあり、
大仏に隣接するので大仏寺ともいうらしい。創建は唐代。
現存するのは明・清代のもので、天王殿、弥勒殿、大雄殿、蔵経楼、
東坡亭など雄大な殿宇、伽藍が並ぶ。

天下の山水の勝は蜀にあり

蜀の山水は嘉にあり

嘉の山水は凌雲にあり

とたたえられる古からの観光地らしい。

▼凌雲寺境内
 
▼大雄殿
 
▼観世音菩薩/日焼けした観音様も珍しい…
 
楽山大仏は頭の横から見る感じになる。 
頭部の高さだけで14.7m、頭の幅は10m、目の長さ3.3m、
耳の長さ7m。世界最大の石刻の仏像だそうな。
 
▼楽山大仏
 
▼岷江
 
▼大仏の横の崖を階段が通っていて、この階段を降ると
 大仏の足下に行けるが…
 
▼下り階段に行く為には、この長蛇の列に一時間以上並ばないと
 いけない。

楽山大仏 その②

2017年12月07日 | 中国の旅

楽山駅から3路で楽山大仏下車。3路の運賃は1元(16円)。

楽山は23年ぶりだが、ここも観光エリアが超拡張されている。
入口なんか木が鬱蒼として一見ジャングルかと思うほど(笑)。

14時過ぎの楽山大仏入口は木陰もなく、
焼け付くような日差しで干からびそう。
つい一昨日まで九寨溝で爽やかな夏の日を楽しんでいたので
よけいに暑く感じる。 

楽山大仏の入場料は60元(960円)。

▼楽山大仏観光の入口門の左側が入場券売場 

▼大仏のある凌雲寺(りょううんじ)に向かって山を登っていく

▼凌雲寺山門

▼天王殿

▼凌雲寺の四天王はビジュアル的にいい感じ

▼漫画チックよね〜


楽山大仏 その①

2017年12月06日 | 中国の旅

武侯祠の次は、楽山大仏(らくさんだいぶつ)。
2016年世界遺産の旅、最終目的地だ。

楽山は成都の150kmほど南、楽山大仏は岷江に大渡河が合流する
地点にある。大仏は岷江の東岸にあるので、午前中は逆光。
午後の方が写真がきれいに取れるだろうということで、午後からの観光だ。

昔だったら、楽山で一泊しないとこんな優雅なことはできなかったが、
現在は成都〜楽山の城市快速(高速鉄道)が開通しているので移動が楽だ。

昨日とは逆のコース、武侯祠近くの高昇橋駅から地下鉄で成都南駅へ。
11:44発C6257次は定刻通り、一路楽山へ。
乗車時間は1時間8分。 二等席51元(816円)。

▼車内販売のお弁当/なんと! 42元(672円)

▼楽山駅

13時少し前に楽山に到着。すぐさま3路のバスで楽山大仏へ。 

バスは市内を回って、1時間弱で楽山大仏(停留所名)へ。

「やっとこさ、着いた〜!!」


武侯祠おまけ

2017年12月05日 | 三国志・水滸伝・史記の旅

武侯祠博物館にはいつの頃からか、
NHK人形劇三国志の諸葛亮人形が展示されている。
寄贈されたものらしい。

▼懐かしの"孔明先生"

▼武侯祠対面の火鍋屋の呼び込みは関羽と張飛。
 中には番台のような劉備も居ます。


武侯祠その拾 恵陵

2017年12月04日 | 三国志・水滸伝・史記の旅

昭烈廟、武侯祠、三義廟と一直線に回って、最後は西側の回廊を
抜けて劉備の墓、恵陵へ。

▼恵陵に続く回廊の入口

▼朱塗りの回廊を抜けると恵陵がある

▼中国版鬼瓦(笑)

▼恵陵の入口

▼入口の左側

▼恵陵の門/漢昭烈皇帝之墓とある

▼内部から門を見るとこんな感じ

▼恵陵

▼恵陵入口から大門方面を見るとこんな感じ

▼参道脇には石像もあります。

▼恵陵(漢昭烈陵)の大門