お2階のコーギー

コーギーのアンディーのお出かけや普段の様子について書いています。

a 鼻腔内腫瘍・脳炎の予兆~診断まで 前編

2016年07月08日 21時22分49秒 | 鼻腔内腫瘍
①鼻腔内腫瘍・脳炎の予兆から診断まで
 
始まりは2015年3月頃からです。
このころからあんなに大好きだった散歩を急に嫌がりました。
前足のびっこも引きはじめました。
 
今までいろんな病院で診てもらっていましたが
O病院ではストレス、
T病院では甲状腺機能低下症、(検査10,000円)
M病院では変形性骨関節症、
Y病院ではヘルニア、膝蓋骨脱臼
などと診断されました・・・
 
そのうち2016年3月頃から前足に引き続き後ろ脚までも
だんだんびっこが大きくなってきていよいよ散歩にいきたがらなりました。
で、6月に入ってさらにびっこがひどくなったので
6/18  H動物病院で診察を受けました。
 
そこで半日入院して脚のびっこを調べてもらいました。
触診 、レントゲン、血液検査をして入念に調べてもらった結果
脚には問題がないと結果がでました。
 
 
で、動物病院のアドバイスにより
頭のレントゲンを撮りました。その結果前頭洞に
本来は黒く映っていなければならないはずのところが
右側だけ白っぽく映っていました。
これは腫瘍等何かがあるということで
 
 
6/21 キャミックでCT、状況によっては追加でMRIを撮ることになりました。
因みに費用はCTとストロー採材(病理検査に出すための検査)、点滴処置で合計90,720円でした。
 
そしてキャミックのCTと病理検査の結果、移行性上皮ガン 鼻腔内腫瘍が分かりました。
キャミックでは放射線治療を勧められました。
 
鼻腔内の腫瘍には抗がん剤はあまり効果に期待ができなく、
手術も場所的に腫瘍を取りきることはできないので、再発の可能性が高いとの事です。
そこで放射線の設備のある日本大学動物病院を勧められました。
 
 
 
続く
 

鼻腔内腫瘍の放射線治療と脳炎 放射線治療 第1回目

2016年07月08日 19時45分10秒 | 鼻腔内腫瘍

7/5に日本大学動物病院に行ってきました。

 

鼻のCTを撮って放射線治療をするためです。

15時の予約だったので遅い時間だし、もしかしたら診察だけかな~?

 

夫と二人で行きました。

まず問診で

放射線治療の副作用や予後、再発の事などの説明を聞き

気になるジャッキーの脚のびっこや右耳の傾き、右上唇の垂れ、足の引きずりについて質問をしました。

そして麻酔のついでに?(笑)MRIも撮ってみましょうという事になりました。

 

結果ですがMRIで脳幹の付近に病巣があることが分かりました。

それがガンなのか炎症なのかを調べるためにさらに脳脊髄液を取って

検査をしてもらいました。

脳幹は脳の中でも非常に重要な部分だそうです。

そして検査の結果、それは炎症でした。手足のびっこはそこが原因と思われます。

感染で脳炎になったとは思いにくく、おそらく自分の免疫で脳炎になってしまったのではないかと。

リウマチみたいなものだそうです。

免疫系統の乱れからくるもので、本来ならば守るべき自分自身の細胞や組織を攻撃することにより、炎症を起こしてしまうもの。
 
アレルギーみたいなものです。
 
ジャッキーの場合おそらく免疫介在性髄膜脳炎(GME)です。
 
 
2006年8月に発症した脳炎(GME)肉芽腫性髄膜脳脊髄炎の再燃です。。。。
 
 
MRIの画像です。
正面から輪切りにしたものです。
 
黄色い矢印の白い部分が脳で左側とは不対象です。
画像が右と左が逆になりますので
この場合黄矢印が左ですが 矢印部分がわずかなが白い部分が強くでています。

 

↓これも上と同じ画像ですが黄矢印のあたりがぼわんと白い影が強く映って見えます。

この部分が怪しいとの事です。

で、この脳炎の治療法ですが

ステロイドを(プレドニン5m×2/1日)を1週間処方されました。

免疫抑制剤なので脳炎の炎症を抑えます。

ただ鼻のガンで飲んでいる悪性腫瘍に対する、

抗腫瘍効果が期待できるNSAID(非ステロイド消炎物質)のお薬のプレビコックス。

プレビコックスで鼻の腫瘍を更に小さくするために飲んでいたのですが
 
プレビコックスとプレドニンの相性が悪いらしく一緒に飲めません。
 
 
その上 プレビコックスからプレドニンへの移行に中3日を開けなければならないのです。
 
だからその間3日間はNO薬dayです。
 
何とか7/7まで脳炎の症状の進行よ、待ってくれっ!です
 
 
日本大学動物病院前にて。
 
 
 
あ、最後になりましたが第一回の放射線治療が終わりました。
週に2回ずつ計13回の照射を予定しています。