Giants Wine Movie Golf

気合いで応援   素敵なワインと映画   こよなくゴルフを愛す

「村田修一」。。身に染みる記事が。

2018年08月06日 10時44分10秒 | Giants

村田「現役引退」の事態を招いてしまった原因は?



「自分の野球人生。選択してきたことに悔いはない」。BCリーグ・栃木でプレーする
村田修一内野手(37)が1日、事実上今季限りでの現役引退を表明した。
その言葉はすがすがしかったが、やはり納得はできない。実力的にやれることは、
現役の選手たちも認めるところ。なのになぜ、こんな状況に追い込まれてしまったのか。

各球団が一斉に「若返り」にかじを切ったことが、37歳のベテランには高いハードル
となった。だが今回の事態を招いたのは、やはり巨人の誤算、失策だったように思う。

鹿取GMは自由契約を告げた直後に「彼ならまだ十分やれる。(残り135本に迫った)
2000安打も打てる。ただチームの若返りを進める方針の下(巨人では)多く打席数を
与えるのは難しい。村田君の選択肢を広げることが、せめてもの誠意と考えた」と説明した。
つまり「どこかが手を挙げるだろう」との根拠のない見通しでクビを切ったということだ。

チームに残せなくとも、事前に話し合いを重ねることは不可能だったか。他球団の編成が
進む以前に交渉を真剣に持ちかけていたか。村田は請われて巨人へやってきた。
3連覇に貢献した功労者だ。引き受け手が見当たらない可能性があるなら、放出を思い
とどまる選択は取れなかったか。

村田ほどの選手が、ここまで宙に浮くのは不自然。だから素性を知らない球界関係者や
ファンは「何か“裏”があるのでは」と踏んだ。こんな“風評”も、巨人には即座に否定して
ほしかった。「素行不良」で、外様初の巨人選手会長など務まらない。ネット上にあふれた
臆測の数々は、村田の家族も苦しめた。
彼は息子に「オレが見て傷つくようなものを、お前らが見なくていいんだ」と声をかけたという。

「FAで巨人を選んだ以上は覚悟の上だろう」との声も聞く。だがアフターフォローができるのも、
巨人の強みではなかったか。
こんな末路では、今後は移籍に二の足を踏む他球団の選手も増えるだろう。

もうひとつだけ、DeNA(村田在籍時は横浜ベイスターズ)とそのファンに対しても言いたい。
村田が横浜に「砂をかけて出ていった」というのは違う。むしろ、ハマスタ最後の試合で出ていけ
とばかりに家族が乗り込む車へ「卵を投げつけた」のはベイスターズのファンの方だ。
球団も勝利に飢えていた村田に希望の道筋を提示できなかった。
当時、加地社長(故人)は「出るべきだ」と背中を押したほどだ。

九州出身の村田は、今もハマスタからほど近くに自宅を構える。千客万来の港町。
たとえ戦力と計算できなくとも、古巣だけには受け入れる度量を見せてほしかった。

(09年横浜、10年~巨人担当・堀江祥天)

ホントに寂しいです。。


コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 「 シャトー クリネ 1998」 ... | トップ | 亜実ちゃん&Leia »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

Giants」カテゴリの最新記事