秩父は「秩父三十四観音霊場」なる巡礼地でもあり、
そこここに札所があります。
さすがに全部は回れないので、気になるところと目についたところへ
お参りしてきました。
まずは秩父神社を目指したのですが、
その前に早速気になるもの発見。
十三番札所のようです。
「慈眼寺」
小ぢんまりしたお寺ですが、彫り物がステキすぎます!
カッコいいですねぇ~。
彩色されてないのがまたいい味を出しているな、と。
「秩父神社」
この日最初の目的地です。
(途中足止め食いまくってますがww)
参拝をする人が割といましたよ。
順番待ちの間に撮影。
派手めの彩色が施されています。
真ん中にいるこれは何だろう?と。
雲に乗ってる人、ですよね。
背中に羽が生えているように見えるのだけど・・・
本殿の周囲に、立派な彫刻が施されています。
左甚五郎作、つなぎの龍。
聞いたことがある名前・・・と思ったら、
日光東照宮の眠り猫が、甚五郎作と言われているそうですね。
江戸初期に活躍した彫刻師です。
こちらは、神社のシンボルにもなっている「北辰の梟」。
愛嬌のある顔が可愛いですね。
こちらは、「お元気三猿」。
見ざる聞かざる言わざる、じゃないのがポイント。
これ、どう見ても象ですよね。
インドの影響あるのかな。
境内には宮家手植えの木が色々ありましたが、
中でも目を引いたのが、こちらの秩父宮勢津子妃殿下御手植の「乳銀杏」。
鍾乳洞のように、うにょぉんと垂れてきてます。
なんか、すごいな。。。
続いては、十六番札所の「西光寺」。
チラホラしか人がいなくて、とても静かでした。
真言宗のお寺です。
四国八十八箇所のご本尊を模した、
ミニサイズの模刻が並ぶ回廊があって、
ちょっとしたエンタメ風になってましたよ。
更に、こんなものも。
酒樽の中に大黒天を祀ったもの。
商売繁盛の御利益があるとかで、
多数の名刺とかショップカードが差し込まれていました。
そしてこちら。
横にこんな看板が。
「ツクバイって何だ?!」とww
その場でググって、この石桶みたいなのがつくばい、らしい、と。
こんな看板があるということは、
よくある「待ち受けにすると御利益がある」とか何かでしょうか??
ググってみましたが、それはよく分かりませんでした。
御参りを済ませて、ふと振り向くと・・・
藤が、キレイ!!!
真紅の楓(かな?)との対比がステキですよね!
色が落ちて白くなったのかな?
でも、これはこれでステキです。
続いての目的地に向かう途中に見かけた、爪龍寺。
地図にも載ってないお寺だったんですけどね。
境内に入ると、階段横に写っている住職さんが
「お寺とか回ってるの?」と。
「はい、適当に・・・」と答えると
「中入っていいよ」とおっしゃるではないですか。
え、いいんですか?!とお言葉に甘えてきました。
お寺でのお参りの仕方とか、本堂に奥にあつらえたステンドグラスとか、
涅槃像の北枕の本来の意味とか、
有難いお話を、ダジャレ満載で聞かせてくれますwww
で、ダジャレの意味を当てると、お茶だの飴だの、色々くださるんです!
いただいた品々
鈴は、好きな色の紐を選んで、自分で鈴を結びました。
御縁を結ぶ、という意図です。
木魚を撞木(しゅもく)で撞かせてもらって、
「どちらか片方だけでは音は鳴らないでしょう?」とか
おぉ!禅問答だ!と感動ww
手を叩いて「今鳴ったのは右手か左手か?」っていうの、ありますよね。
あまりに色々いただいたので、
御浄財上げて帰った方がいいよねぇ?と
お賽銭箱に向かおうとすると「それ、いいから。本当に止めて、お願い。」と。
色々、ありがたく頂いてきました。
予期せぬ嬉しいハプニングでした。
「人生は間が大事なんです」
続いては「今宮神社」。
入ると、いきなりこんなものが。
自然を生かした造形がステキです。
そして、圧巻のご神木。
平成三年に、この木に安置していたご神体が動き出して突風が起こり、
竜巻となった風がこの木の空洞へ消えていったとか。
・・・え、平成3年って結構最近ですよね?!
すごいな!
木の中に、木がありますよね。
面白いなー。
後ろから見たところ。
カッコいいな~。
この日にお参りできた神社仏閣は以上です!
他にも色々あるんですよねぇ。
秩父、奥が深いぞ。
羊山公園編に続きます(*゚▽゚)ノ
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