2018年初ライフはドラキュラで幕開けです。
脚本に手を入れて、上演時間を短縮するとのこと。
そして、曽世ドラリターン、ドラ&ジョナサンのWキャスト、ということで
ものすごーーーーく楽しみにしてました(´ψψ`)
チラシは、とてもシンプルです。
こちらのチームのキャストは以下の通り。
*印がWキャストです。
ドラキュラ伯爵:松本慎也*
ジョナサン:曽世海司*
ミナ:宇佐見輝
ルーシー:若林健吾*
魔女1:仲原裕之
魔女2:宮崎卓真
魔女3:伊藤清之*
アーサー:鈴木翔音
キンシー:千葉健玖
セワード:江口翔平
ヘルシング教授:船戸慎二
ドラとジョナサンのW、というのは
別チームではドラを曽世さん、ジョナサンを松本君、という
テレコの組み合わせになる、という意味です。
今までありそうで無かったキャスティングです。
客席はコの字型で、舞台を取り囲む形。
真ん中に階段、階段を登りきったところに大きな窓(開かないけど)。
シンプルです。
今回は整理番号3番なんて番号だったので、
椅子がどれも同じであることを確認して、
最前センターを陣取りました(´ψψ`)
座り心地も大事なのでw
この作品はもう両手では足りないくらい観ているので、
一緒にセリフを言えそうな勢いです
なので、ちょいちょいセリフが変わっていたり、追加されているのも分かるのですが、
何をカットしたんだっけ・・・?と。
帰宅して、パンフレットの最初で、倉田さんが「泣く泣くレンフィールドをカットした」
と書いていて、あ、そっか!レンフィールド!と(爆)
丸ごと削除されると違和感ないですね
永遠の命が欲しくて伯爵の手下になるも、
いいように使われて殺されちゃう、可愛そうな人ですね、はい。
今回は「死ねない」という吸血鬼(魔女)たちの苦しみが描かれていることもあって、
人間にも、吸血鬼にも感情移入できた気がします。
今まで、魔女3人って、わーきゃー出てきて、
わーきゃー殺されて終了!みたいな印象だったのですが(失礼)
なんでこんなことになっちゃったんだろう…という哀しみや
笑ってないとやってらんない!!!っていうところから
きゃーきゃー大笑いしているんだなぁ、というのがよく伝わってきました。
そして、これまでは1・2・3、どれも大差ない印象でしたが(失礼)
新人の伊藤君が3を演じることで、魔女の中でも
魔女歴の長さによる違いが出ていて面白かったです。
客演の方が魔女を演じるというのが意外なキャスティングでしたが、
仲原さんと息の合った掛け合いで、
気持ちの揺れる新人魔女を、先輩2人がピシャリと怒る関係性が新鮮でした。
そして、松本君のドラキュラ。
ちょっと意外なキャスティングでしたが、立ち居振る舞いは文句なく美しいし、
ポーの一族のエドガーのイメージですかね
悩める若きドラキュラ、って感じ。
何百年も生きてるけど。
対する曽世さんのジョナサンは、
そっか、今までやったことなかったんだ?というくらいはまり役。
最近女性役が多かったので、久しぶりの普通の(?)男性役でしたねー。
3人の男性から求婚されるモテモテのルーシー。
若林君がやると嫌味がないですね
アーサーに手にかけてもらえて良かったな、と。。。
あと、船戸さん、ちょっとお痩せになりましたかね?
アーサーたちと同じくらいパワフルなヘルシング教授で、
後半のスピード感が凄かったです。
前半は主にドラキュラ城の中でストーリー展開するので無理がないのですが、
後半は場面が目まぐるしく動くので、やや細切れな印象は否めず。
それでも目の前で所狭しと飛び回る迫力は、この劇場ならではですね。
2階部分でも激しく動き回るのですが、
あまり広くない上、階段部分が一段低くなっているんです。
上手から下手に走る時、一段下がってまた上がる、という形になっていて
コケないでね!と、ドキドキしちゃいます
あれ、下から見ているとあまり感じませんが、
実際に上に上がってみると、高所恐怖症の人だと怖いんだろうなぁ。。。
劇場の構造上、真ん中にある窓が開かないので、
ドラキュラがカルミナ・ブラーナのあの曲でバーンと登場!
というのができないのはちょっと残念。
登場の場面をもう少し照明で盛り上げられないかなぁ?などと思ってみたり。
暗いんだもん。
何度も観ている作品なので、
甲斐ジョナサンとか岩﨑ルーシーとか山﨑アーサーとかの姿が思い出されて、
懐かしさもあり。
あっという間の2時間5分でした。
カテコの後、魔女3人組がアンケートや物販の案内をするのもいいですねー。
階段を上がってハケる時、伊藤君がコケちゃったのですが、
とっさに「忘れなさい」と言えるあたり、いいぞいいぞ、と
何度か観に行く予定ですが、楽しみです