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韓国茶報告3

2010年06月11日 | 常釜
ホテルにつきましたら、お部屋のお茶コーナーには、紅茶のティーバックと緑茶のティーバック、そして高麗ニンジン茶(粉茶)がありました。

荷物を置いたらすでに夕方でしたが、時間を惜しみ、夕食前に明洞で若者に人気のティーカフェに。



10名でお伺いしましたが、週末のためか満席で、店内のショップコーナーを探索。

韓国の緑茶は高級品ということで、お値段が日本のお茶のイメージより倍以上します。

その中で、お茶葉用の持ち出し用マグ(中に仕切りがあり、茶葉を入れてそのまま飲める形)は約800円くらいで安い!ですよね。

後で資料としてもよいので、購入してこようと思っておりましたが、時間に追われ、機会を逃してしまいましたが、お写真はこちらです。


中身は実に効率よくつくられていました。


スケッチ左側、プラスチックの茶漉しと飲み口が半分ずつになった内蓋のようなものがついています。

右のマグカップのスケッチは、仁寺洞のティーミュージアムで販売していた茶漉しつきマグカップの写真です。(国立中央博物館は写真を撮ってもOKで、この施設ミュージアムはNGでした)

実際に行かれた方は覗いてみてください。


・・・見学をしていると、「オンドル・ルーム」にお席をご用意くださいました。

他の席はテーブルやソファーの御席ですが、ここだけ和紙がはられたガラスに囲まれた3畳程度の茶室のようなスペース。

驚いたことに、和紙の意匠が前回作成した茶室の和紙「飛龍」と大変似ているのです。

ご縁があるお部屋に通された気持でした。

10名様では狭くないですか?
と聞かれましたが、そこはお茶人、上手に皆で座りました。

日本のティーカフェは種類が限られているように思うのですが、韓国は緑茶以外にも多くのお茶の種類があり、迷ってしまいます。

「おすすめ」の赤い実のお茶「五味子茶(オミジャ茶)」を注文しました。
ほのかな甘みとやわらかい酸味。

しかも真っ赤な綺麗な色に惹かれます。



コーヒーとお茶のブレンドを注文された方もありました。
香りはコーヒー、、、でも味はお茶(薄い)。

初日のお茶体験はこれくらいです。
(次号へ続く)

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