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世界お茶まつり2010(初日)

2010年11月01日 | 常釜
世界お茶まつりご報告です。

初日は、ステージイベントのオープニングです。

日本茶道塾塾長の考案による日中韓、三国茶道の融合点前を披露。

お茶で世界の心をつなぐという世界お茶まつりの趣旨にもかなっているお点前です。

その後、世界大茶会会場にて、日中韓、三国茶道の呈茶会を行いました。

日本茶道の抹茶は、伊藤園中央研究所の沢村氏のご協力で、今回の世界OCHA学術会議にて研究発表された利休時代以前の抹茶です。

「おーいお茶の伊藤園が抹茶を作ってるの?」

若い方がお席に入り、驚かれてます。

もちろん、リーフのお茶も抹茶も扱われています。

27日の準備中にも、学術会議を終えられた茶筅の論文を書かれていた先生方もいらしてくださり、再現茶筅をご覧になって興味津々。

「後からきますね」
(これは飲んだ方ならうなづいてくださるコメント)

抹茶の泡立ちについて研究されている先生も実際点てて飲んでみると、考えていたものとはまた違いますね、というコメントが。

伊藤園さんが、このために茶の栽培から茶の品種、当時の石臼、茶筅まで再現くださったお茶ですので、大変貴重な経験でした。

実際に、点てているのを見てくださり、「茶筅の幅の広がりをこうしてみるべきか」など、話が発展していきました。

次回の茶筅の試作品はまた変化しているかもしれません。

やはり、実際に点てて、飲んでみることがお茶の研究では重要になってくるものなのですね。








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