シュガーブログ

増田カイロプラクティックセンター勤務のカイロプラクター、NAET施術者、名ばかり鍼灸師、時々ランナーによる様々な情報発信

歯みがき粉

2020-01-22 11:39:36 | 増田カイロ

「ハミガキ」は合成洗剤です(Amazon

増田カイロの待合室に置いている本ですが、私の言いたいことはタイトルの通りです。
市販の歯磨き粉の成分表示をよ~~~く見てください。
全くをもって合成洗剤です。

歯磨き粉の泡立ちを良くしたり、中和させたり安定させたりする〇〇剤、他にも歯をツルツルさせたり、スッキリさせたり、白くさせたりする様々な成分、添加物、防腐剤、香料がミックスされています。
そんな研磨洗剤を使って歯をゴシゴシ磨いているなんて、怖いですよね。
よく考えなくても怖い、しかし消費者が無関心だから、
ツルツルになる物、白く仕上げるもの、殺菌効果抜群などの謳い文句につられて買ってしまうのです。
かつての私もそうでしたから。

粘膜(口の中)は経皮吸収がされやすい場所です。
歯磨き粉を飲み込まなくても、粘膜から体内にその成分が吸収されるのです。

濃度が異なりますので一概には言えませんが、「洗剤で手荒れをするからゴム手袋をして食器を洗う」人は、
「口腔内粘膜が荒れてそこから化学物質が吸収されるから、カバーをして歯磨きをする」なんてことはないですよね。
けど実際は同じことなのだと思います。

よくスッキリさっぱり歯磨きの後は味覚が変わる(味がしない)と感じる人がいますが、
それは発泡剤などの成分によって舌にある味蕾がおバカさんになったから感じなくなっているだけなのです。
決して歯磨きの成果ではありません。
また、歯磨き粉に含まれる清涼剤などによってスッキリ感が得られる、イコール歯が奇麗にお掃除できた!
というわけではありません。だまされているだけです。

ちなみに「お口クチュクチュ」のマウスウォッシュ(デンタルリンス)や入れ歯洗浄剤も同様に合成洗剤(殺菌剤入り)です。
マウスウォッシュはアルコールや着色料(青色〇号)なども含まれていますし、口をゆすぐだけで良いだなんて、
相当強い成分が含まれているのではないかと思います。

細菌やカビなどの口腔内の環境は、虫歯や歯周病だけでなく血流を介して全身の健康問題に直結してきます。
歯磨き粉によって歯はピカピカに磨き上げられても、その成分によって口腔内の菌たちの環境が乱されてしまっては、
いくら歯磨きをしても虫歯になります。


ということで、
増田カイロでは合成洗剤のような成分や人工甘味料の入っていない歯磨き粉であるマイクロブライトを皆さんにお勧めしていました。
これはマイクロハイドリンという特殊な水素を含み、抗酸化作用にも優れていたのです。
しかし、この製品が何と製造中止になってしまったのです。ガ~ン!!!

ですので後継者となる安心な歯磨き粉を今探し中です。
いくつかの候補からスタッフが実際に使い検討しています。
マイクロブライトをご愛用いただいていた患者様にはご不便をおかけしますが、ご理解のほどよろしくお願いいたします。

薬局で買える市販品のような安さは追求できませんが、
毎日口にするものですので、少しでも安心な成分の歯磨き粉を使う事をお勧めします。
もしくは塩を使って優しくブラッシングするだけでも良いでしょう。

私はひそかに「落ちこぼれ歯科助手」として2年程従事したことがあります。
歯科医をサポートする技術は全く向上しませんでしたが、、、
そこで学んだことは、歯磨きはフロスや糸ようじで歯間に詰まったモノをかきだし、歯ブラシでやさしくブラッシングする、
親知らずや一番奥、八重歯の部分は細かい所の磨けるワンタフトやEXワンタフトシステマブラシ(このような形状のブラシ)などを使って追加で磨く、
これで十分という事です。
歯磨き粉の化学的な殺菌成分など不要です。
そういうものに頼ってブラッシングを怠っている人ほど口腔内環境がひどくて、歯周病も悪化して歯がグラグラなんてことも。

色々と長くなってしまいましたが、要点のみを言いますと、
増田カイロでお勧めしていたマイクロブライトの歯磨き粉が製造中止になりました、
というお知らせでした。