シュガーブログ

増田カイロプラクティックセンター勤務のカイロプラクター、NAET施術者、名ばかり鍼灸師、時々ランナーによる様々な情報発信

ある町の高い煙突

2019-04-19 19:35:40 | その他
読書、特に小説が苦手な私ですが、今回ちょっとご縁があり新田次郎の「ある町の高い煙突」を堪能しました。
1978年初版ですが、昨年文庫本で再版されています。

新田次郎といえば、劔岳(点の記)、孤高の人、八甲田山死の彷徨、栄光の岸壁、怒る富士、アラスカ物語などの代表作があり、映画化されたものも多々あります。
増田院長の愛読書にも多数ラインアップされています。

そして今年「ある町の高い煙突」が映画化され、6月に公開されるのです。
映画の詳細

物語は実際に茨城県日立市で明治の終わりから大正の初めころに起きた日立鉱山の煙害、これに立ち向かう一人の少年を中心とした人間模様が描かれています。

公害問題を強く訴えるというより、煙害撲滅に自分の人生をささげた主人公の奮闘ぶりや、住民との共存を目指した企業の姿勢・取り組みに、色々と考えさせられますし、非常に心打たれます。

現在日立市には煙害対策としてつくられた煙突の一部が生々しく残っています。
政府の指示で作った神峰煙道(別名:ムカデ煙突)と命令煙突(別名:阿呆煙突)、
主人公・研究者・企業が話し合って作った当時世界一の高さであった大煙突(155メートル、しかも山の上)。
神峰山には観測所として使われた建物も残っています。
大煙突は老朽化で倒壊してしまい、現在は下の50mほどが残っています。

ムカデ煙突と阿呆煙突は周囲の村々への煙害を減らすどころか、悪化させてしまいます。
村人たちも農作物の被害や健康被害に苦しみます。
最終的に気象の専門家が大気の流れを考慮にいれて、高い煙突を立てて有害な煙を集落のある谷底に落とさずに拡散させるアイディアを、他国の実績と共に考案し、企業もお金をかけて高い煙突の建設に成功し、煙害の大部分が解消され、村に平和が戻りました。

ここまで来るのに試行錯誤を繰り返し、かなりの年月がかかっています。
現在なら地形・気象条件・煙の分析などのデータを駆使すれば、もっと素早くスムーズに効果的な策が練られるのでしょう。
本を読んでいてむずがゆさを感じてしまいましたが、あきらめずに根気強く立ち向かう人々に、この遺された煙突の意義を感じます。

日立市にある日鉱記念館では、大煙突を含め日立鉱山の歴史を学ぶことができます、しかも入場料無料!
今は静かな穏やかなエリアですが、かつては日本の経済を支えた大規模な鉱山で栄え、一方でそこから出る煙に悩まされる集落があり、いつまでも遺すべき風景なような気がします。
日鉱記念館

肩ひじ張らずには見られない内容かと思いますが、興味のある方はぜひ。
静岡市での上映予定がまだないのですが、今後期待します!

環太平洋エリアが騒がしい!?

2019-04-13 15:29:07 | 増田カイロ
4/5~7にメキシコシティで開催されたNAETシンポジウムに参加してきました。

4/3行きの飛行機はメキシコの活火山ポポカテペトル山が噴火したため、安全確認で出発が遅れ、
4/10帰りは飛行ルートにあたるカムチャッカ半島の火山の噴火の安全確認のため出発が遅れ、、、
環太平洋が活発だなぁ、日本も何か起こるかしら??と思っていたら、昨晩はインドネシアで地震が発生。
何だか環太平洋エリアが騒がしいですね。

地球の中がこれだけ活発化していますから、天気病みを持っている方は、何かしら体調不良を感じているかもしれませんね。
それに加え地上では寒暖差が激しいですので、しばらくは要注意です。

メキシコシティへの出発にあたり、車いす愛用の増田院長も一緒だったため、
成田空港で介助依頼を含め、特別なカウンターでチェックインを行ないました。
日付は新年度が始まったばかりの4/3、担当は不慣れな感じの方で後ろには先輩らしき方が。
多分4月からここに配属されたのでしょう。

すっご~く手続きに時間がかかり、そこから「急いでください」と搭乗ゲートまで小走りで向かい(ありえないくらい隅っこの隅の最果てにあるゲートでした)、最終的に離陸10分前に搭乗ゲートに到着。
色々言われましたが、遅くなったのは私たちのせいではないのですが・・・と言いたいところを抑えつつ。
ゲートにいるスタッフに「スイマセン、遅くなりました!」と大急ぎで向かったところ、「搭乗はまだ始まっていません」と。???。
後で知ったのですが、ポポカテペトル山噴火の安全確認のため、搭乗開始が30分遅れていたとのこと。
あんなに急いで最果ての搭乗ゲートまで走ったのに、、、先に教えてほしかったです。

メキシコのポポカテペトル山は単体の山で、上の方に雪も積もりますので見た目は富士山に似ています。
標高は約5,400メートルですが、メキシコシティが標高約2,200メートルの所に位置しているので、
地表に飛び出している部分は富士山と同じくらいの3,000メートルちょっと、と計算してよいのでしょうか??
そうすると益々富士山にそっくりです。
長年大噴火は起きていないのですが、ここ数年は小規模な噴火を繰り返していて、昨年12月には爆発的噴火が起きているとのこと。

火山があるところに温泉あり!ということで、メキシコにも素敵な温泉が湧いているところがあります。
しかしメキシコ人は日本人のように熱い湯船にのんびりつかる習慣はないようで、せっかくの自然の恩恵がもったいないですね。