シュガーブログ

増田カイロプラクティックセンター勤務のカイロプラクター、NAET施術者、名ばかり鍼灸師、時々ランナーによる様々な情報発信

春は肝臓の季節

2019-03-23 10:48:11 | 増田カイロ
春と言えば、桜→花見→ビール→肝臓やられる、
そう!肝臓の季節です。

実際にはお花見や歓送迎会のアルコールとは関係なく、
東洋医学では春は肝臓を病みやすい季節に分類されています。

・目が疲れやすい
・白目が黄色くなる
・涙目・ドライアイ
・イライラする、怒りっぽい
・疲れやすい、疲れが取れない
・喉に引っかかり感がある
・胸がつかえ、ため息をつく
・顔色が青い
・酸味のあるもの物を好む
・筋肉(スジ)がこわばる
・爪が欠けやすい
・右のわき腹やその背部が痛む・突っ張る
・冷えがひどい(春で暖かくなったのに)
・抜け毛がひどい

これらは肝臓との関連が考えられる症状です。
といっても五臓六腑、各内臓は単独で働いているわけではなく、様々な協力体制を築いていますので、上記のような症状=肝臓だけが問題、と単純には行きませんが、最終的に肝臓が弱って上記のような症状として私たちにお知らせサインを送っていることは確かです。

生理学的な肝臓の主な働きは、
・代謝;小腸から吸収された、糖・脂質・タンパク質を分解して、必要な場所へ送ったり蓄える。
・解毒;口から入る食品添加物、農薬、アルコール、薬など身体にとっての有害物質を分解し排出させる。
・胆汁の分泌;脂質の消化吸収を助ける胆汁をつくり、胆のうにためている(胆汁は胆のうで作られるのではないのです)。
・血液のコントロール;肝臓=レバーですので、血液で満ち満ちています。心臓からの酸素豊富な血液と、小腸からの栄養豊富な血液が肝臓に運び込まれ、ここから全身に分配する重要な働きを担っています。


肝臓は滅多に痛い・かゆい・しんどいと文句を言うことなく、このような重要な仕事をせっせと日々こなしてくれています。
血液検査で「肝臓の数値が異常」とまでいかなくても、アルコールを多飲せずとも、
過食・欠食・糖質過多・睡眠不足・喫煙・添加物・薬・ストレスなどで肝臓は日々負担を強いられています。
実際にアルコールを摂っていないスイーツ好きな女子に脂肪肝が増えている、というデータもあります。

休肝日、何かしら身体が疲れを感じた時や最初の症状リストに当てはまる場合は、
食事を軽くしのーんびりと過ごし、睡眠をしっかりととり、食後や空き時間に横になって肝臓の血流を良くして、早めに肝臓を労わってあげましょう。
そんな日が一日くらいあっても誰も文句は言わないでしょう。

現代人はパソコンにスマホにゲームに、何かと前かがみ姿勢になりがちです。
これでは普段の呼吸も浅くなり、頭も身体も酸欠状態ですし、内臓もギュッと圧迫されてのびのびできません。
右の肋骨の下縁辺りの奥に肝臓が位置していますので、
このあたりを表面からさすったり、ホッカイロで温めて循環を良くしてあげると良いでしょう。
その他マッサージ法はこの本が参考になります、
  →「病気を治したいなら肝臓をもみなさい」高林孝光著
増田カイロの待合室に置いていますので是非読んでみてください。

その他、深呼吸も有効です。
わざわざ肋骨を大きく膨らませ、そして閉じるイメージで。
こうすると横隔膜が大きく動くことで全身の循環が良くなりますし、肝臓は横隔膜の真下に位置しますので、一緒に刺激されます。
深呼吸は循環の改善にも良いですし、仕事中でもこっそり取り入れることができる簡単な健康法です!

明日3/24(日)21時~NHKで「隠れ脂肪肝が危ない」という特集が放送されるようですが、どのような内容なのか気になりますね。
最近の健康情報番組は不安をあおって、これを食べれば数値改善!すご~い!といったものが多いので、、、
相変わらずそのたびにスーパーから一時的に商品が消える現象が起きますが、そういう趣旨の番組でない事を願います。

大好物の代替品

2019-03-13 17:42:12 | グルメ
春と言えば桜餅!!桜葉の香り、風味が大好きです。

伊豆の松崎町は、桜餅に使われる桜葉(オオシマザクラ)の塩漬けの全国シェア7割。
そして松崎町名産の桜餅は、贅沢に桜葉2枚に挟まれていて最高です。
幸せこの上ないです。

しかしいくら季節ものとはいえ、甘いものを食べ過ぎると罪悪感うまれますよね。
そこで発見した代替品が、ヤマサちくわの桜香巻。

見た目は桜餅そっくりさん、しかし本体は魚肉からできた「新上」や「はんぺん」のような感じで、ほんのり桜の香りがします。
そして大好きな桜葉に巻かれています。

ヤマサちくわ 桜香巻

これなら罪悪感なく春の味覚を楽しめます。
ユーモアもあって存在自体が楽しめます。
静岡では静岡駅のパルシェ1Fの食彩館(スルガマルシェ)にて季節限定で取り扱っています。

ちなみに「桜餅の香り」と称されているのは、桜葉に含まれる「クマリン」という植物の芳香成分によるものです。
リラックス効果も認められています。

さらに静岡には「まちこ」と命名されたお茶があります。
特徴としては「桜葉の香りが鼻に広がる」ということですが、あまりに香りが繊細過ぎて私には感じられませんでした・・・。
桜餅をイメージして飲んではいけませんね。
桜葉からの直接の香りにはかないませんが、やぶきた茶葉にはほとんど含まれていないクマリンのおかげで、まちこのお茶は独特な香りと味わい、リラックス効果増しですので、機会がありましたらぜひお試しください。

そろそろソメイヨシノの時期、見て楽しむ、食べて楽しむ、飲んで楽しむ、待ち遠しいですね。



健康になる音楽?

2019-03-13 10:04:29 | 増田カイロ
先日、波動調整の話を聞く機会があり、そこで特殊な周波数を持った音をiPad経由で流しておくことで、その波動により自律神経の働きが整う、といった話がありました。
波動とは万物が持つ固有の振動で、その振動の波にノイズが入って乱れると様々な機能が正常に働かなくなる、とイメージしていただくと分かりやすいでしょう。

そこで思い出したのですが、数年前にこんなものを買っていました。
屋久島癒しの清流音CD

このCDからは、ひたすら清流音と鳥のさえずりが流れてきます。
屋久島にいるような自然の音が聞いていて心地よいのですが、さらにその音が生み出す波(振動)・ゆらぎが、人間の身体(細胞)に働きかけるだけでなく、その空間の乱れを整えてくれるのだそう。
なので家にいない時もこのCDをかけっぱなしにしておくことで空気環境が良くなると。
人間だけでなく、動物・植物・物にもそれぞれの波動がありますので、CDを流していたら植物が元気になった、という報告もあるようです。

その他にも「免疫力を上げるCD」や「疲労解消のCD」など様々なものがありますが、どれも耳からの音刺激だけでなく、特殊な波長・振動による刺激、という同様の原理なのでしょう。

不快でなければ、こういったもので体調を整える助けにするのも、手間もかからず楽ちんで良いでしょう。何せ流しっぱなしにしておけば良いだけですから。
日々のストレスで荒波立っているところを静めて、穏やかな波に戻してあげるようなイメージです。


最近、在宅時はこのCDを流しておくことがマイブームです。
入眠から1時間は流しっぱなしにしています。私個人的には大好きな自然の音です
リズムや歌があるわけではないので、読書にも全く邪魔にならないですし、やはり自然の音は心地よいですね。

最近はすっかり春めいてきて、朝起きて窓を開けて身支度をしていると、外から小鳥のさえずりが聞こえてきます。
何度「CDつけてたっけ??」と勘違いしたことか・・・。

窓を開けると緑が見え、季節ごとに草木のにおいがしてきて、鳥のさえずりや川のせせらぎが聞こえて、、、なんて環境に住めると最高ですが、虫が多いのは苦手です。
静岡市なら市街地近くにそういった環境があるので恵まれていますね。

ちなみに現在、うちの近所では「ヒサカキ」の木から春の臭いが放出されて漂っています。
私には漬物のたくあんの臭いにしか感じられず、、、この臭いだけはあまり歓迎できません。


このCDに関する本は増田カイロ待合室に置いていますので、興味のある方はぜひご覧ください。

とある視点からのおうち選び

2019-03-12 09:14:44 | その他
私の兄は建築士で、耐震・免震構造などを専門にしているらしいのです。
そういった視点から、私が引っ越しの際に兄から受けたアドバイス。
知っている人にとっては当たり前かもしれませんが、参考にどうぞ。

「耐震については、木造・鉄骨に関わらず耐震基準が昭和56年に改正されたので、それ以降の建物は基準を満たしている。
それ以前の建物でも耐震補強をしていれば基準を満たしていることになる。
ただ基準は変わっていないが、阪神大震災以降はさらに安全をみたりしている。

立地も確認した方が良い。
津波を考えれば高いところが良い。
川の氾濫の危険を考えれば、各自治体でしっかりとしたハザードマップをHPに公表しているのでそれを参考に。

木造・鉄骨・RC構造は建物の規模で大体決まってしまう。
一軒家なら木造が多い。木造なら屋根が瓦でない方が良い。
瓦は重いので地震で潰れることも(よく地震の被害でニュース映像にでてくるような)。
アパートなら鉄骨が多いし、マンションならRCが多い。
鉄骨やRCでも1階が駐車場とか壁がなくピロティになっているのは地震に弱い。

東京だとよくあるが、木造が密集しているとこは避けた方が良い。
道が狭くて木造密集だと、どこかで火事があっても消防車が入れず消火活動が遅れて周りに延焼する。阪神淡路の火事もそのパターン。」

とのことでした。

もちろん他にも選ぶ基準は様々だと思います、
駅・職場からのアクセス、周辺環境、教育環境、お値段etc、
全てを含めて、パーフェクトな環境を選ぶのは難しいですし、
100%安心安全快適な場所はありませんので、どこかで妥協点を見つけなくてはなりませんが、
その中の一つの目安に是非参考にしてください。

地名も参考になると言いますよね。
増田カイロは「池田」、近所には「長沼」、池に田んぼに沼、、、液状化しそうなエリアです。

今更引っ越せない人は、今の家で補強できることはないか、安全場所の確保、安全そうな避難ルートの確認など、できる事を見直しましょう。




防災について見直す日

2019-03-11 19:16:15 | 増田カイロ
3/11
東日本大震災のあった日。
今日は悲しみの日ではなく、学びの日です。

南海トラフでの地震の発生確率、東北沖での発生確率、なんていう数字に踊らされてはいけません。
日本に住んでいる限り、いつ・どこででも地震が起きる確率は100%です。

大地震・自然災害から学ぶことはたくさんあります。
個人として家族としてどう備えるか・対応するか、日々考えなくてはいけません。

多くの災害が年数が経つと忘れてしまうのが怖いところです。
東日本大震災では、一部地域で液状化や浸水などの被害が多かったと聞いていますが、
いまだに埋め立て地に住宅地をつくるとか、高層マンションを建てるとか、開発を進めていますよね。
昨年の関西空港が閉鎖した台風の際は、神戸の埋め立て地辺りでの浸水や高層マンションでの停電による断水など、
同じような被害が出ていたようですし。

自然はコントロールできませんが、何か起きた際にしっかりと自分で考え行動できるようにならないといけませんね。
そしていつ誰に何が起きても後悔のないよう、日々過ごしていかねばなりません。

そこで、増田カイロの待合室にあるおすすめの本↓
「家族で学ぶ 地震防災はじめの一歩」大木聖子著
(リンクを貼りたかったのですが、やり方が分かりません・・・。)

とても良い本です!!なぜなら著者が私の同級生だから。
地震研究を熱心にしていたのですが、地震の仕組みを研究をしても、地震発生の予知の確率を上げたとしても、
市民レベルの防災につながっていない事にジレンマを感じ、今は机上での研究職を捨て、防災学の分野で活躍しています。
ということで、3/11は防災について見直す日、他人事と思わずに読んでみてください!