Rスズキの毎日が大食い

おいしいものと食べることが好き。マンガもね。

赤マルジャンプ2005SUMMER

2005年08月14日 | マンガ
武装錬金ファイナルがトップの赤マルジャンプ、もう書店に並んでいたので買ってきました。

「武装錬金」ヴィクターと決着をつけるカズキの巻。自分の命は後回しで、あくまで自己犠牲の男です。コールドスリープして白核鉄の完成を待つという選択。待ってる間にトキコさんがババアになるんじゃ・・・といったら、その間はいっしょに冬眠するんだよ!とツッコミが入りました。あ、そのほうがいいわね~。
巨大化したヴィクターとバスターバロンの戦いをどうやって終わらせるの興味深いところでしたが総力戦で当たってなおヴィクターを沈静化できないという惨状でした。さらに理屈でも負けております。いいところがないぞ錬金戦団。
さて、なんといっても突っ込みどころは月で「ハッハッハッ」いってるカズキでしょうか。人間辞めて呼吸も忘れろ!空気はないんだ!重力は1/6だぞ!
http://moon.jaxa.jp/ja/index_fl.shtml

「HAND’S」今回イチオシ。超能力も魔法もなしで、徒手空拳美少女に告白するところは好感が持てました。笑いとシリアスの緩急のつけ方もいい感じ。フツーの男の子が頑張るスポーツマンガは、今ジャンプに必要じゃないでしょうか。ナナコちゃんも可愛くかけているし、本誌登場を希望します。でも一番キャラが立ってるのは組長だなあ。

「オウムサウルス」メカゾイドかと見まごう灰鉄(ジゴ)がわりとカッコイイデザインなのでここら辺85点。寒そうなとこなのに防寒着がショボイと思ったら、作者がピーコート好きだったようです。(巻末コメントより)絵は合格点なのに、台詞回しは暑苦しくて減点対象、さらにアーミッシュが主人公かと思ったらそうじゃなかったという構成がう~ん。

「鋼腕!エナメルケンマ」ケンマのキャラクターは面白いが、鋼腕の成り立ちはキモチワルイ。絵柄はくどいので好みではない。

「トラ!!」ドリブルだけが得意、妙に自信があってサッカーはじめるというところが新しい。サッカーよく知らないんで、スピンだなんだといわれてもわかんないですが。素っ頓狂な髪型も姉思いの故となれば話は別で、けっこうイイやつだなんて思わせるお話になっている。

「ストレングス」自分でつけられる魔の刻印、これで貴方も力を得られます!なんて本があったら面白いね、たしかに。しかし触覚と痛覚は別なもんじゃないかと思わなくもない。絵は丁寧に書かれているがどこかでみたような。

「ジカンガエ」普津澤画之新が本名であるというのがびっくりした。内容は右手が特殊能力っていうありきたりな展開で、時間を戻してああするこうするという説明がくどくてわかりにくい。8桁の数字もめんどくさい。

「サムライスラッシュ」連載経験もある作家なので、まあまとまっている。主人公がバカすぎるので共感がむずかしい。袴がなぜかつんつるてんなのだけれど、これは何か意味があるのか?サンデーの道士郎を見習って日々鍛錬・刻苦勉励・一日一善するようにしてもらいたい。

「キャッチクラブ」まず絵をもっと頑張りましょう。刑事ドラマ見たってホテルで人探しをするのに全室探す奴はいませんぜ。女社長の造形もあまりにもセンスがない。子供向けのマンガとはいえもうすこし社会一般の知識も必要だと思う。

「なぞなぞの魔法!」なぞなぞって。こんな魔法はあんまり欲しくないかも。

「妖怪学校オルフェノ・ライフ」絵柄がどうにも子供向け。


ムヒョがネウロにネウロはムヒョにお邪魔するという綴じ込み漫画。二人ともそれぞれ個性というかあくが強いので互いに譲らず、おみごとな他流試合でした。