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日本、モンゴル共同の大型国際イベント実施中

2006-07-27 22:05:50 | 良い話(モンゴル)
<取材日記>主催はモンゴル…後援は日本(中央日報)

このごろモンゴルでは建国800周年記念行事があちこちで開かれている。

13世紀世界を制したジンギスカンの精神をいかして国を復興させようという
意図からだ。行事は「モンゴル政府建国800周年記念事業委員会」が主催している。

ところでほとんど同じ名前の委員会が日本にもある。現地で会ったある関係者は
「モンゴル政府の委員会は形式的な主催者で、実務作業は大部分、
日本にある民間委員会がしている」と話した。

日本民間委員会の委員長は観光業者であるHISの社長、
顧問は1989~91年に首相を務めた海部俊樹氏である。
800周年記念行事の核心はジンギスカン騎馬部隊の再現だが、
このアイディアもモンゴルから出たのではなく、
日本のモンゴル専門家堺屋太一元経済企画庁長官が提案したという。
これを証明するかのように行事のパンフレットには堺屋氏が
騎馬部隊を並べた写真が掲載されている。パンフレットも日本で印刷したものだった。

また騎馬部隊の戦闘再現行事場での案内放送もモンゴル語と日本語が流れる。
グローバル時代の世界公用語である英語の案内は聞かれなかった。
行事を見た外国人のうち大部分が日本人だったからだ。

ジンギスカン部隊の「復活」のためによろいと武器を歴史書に準拠して作り、
モンゴル現役軍人約500人を1年間訓練するのに約100億ウォン投入されたという。
この費用も日本の資本で設立したモンゴルの通信会社である
モビコム(Mobicom)と日本の大和証券がほとんど支払ったということだ。

日本はモンゴルが体制改革を始めた1990年代初盤から大きく寄与してきた。
モンゴルに埋蔵された金、銅、石炭など鉱物資源に関心が高いからだ。
そこで日本企業はモンゴルに多く投資をしており、
今回の建国800周年行事も先を争って支援した。

しかし韓国企業は大きな関心を傾けなかった。
人口が270万人にすぎず市場も小さく、1人当たりの国民所得が
600ドルにしかならないため、品物を売り込みにくいと判断したのかもしれない。
しかし最初から投資をし、関心を傾けていれば費用もずっと少なくてすむという点には
気づかなかっただろうか。資源を含み、まだ掘りされていないモンゴルの価値は
決して小さくないからだ。

カン・ビョンチョル国際部門記者

2006.07.24 13:57:28
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「中央日報」発ということで、日本の努力はモンゴルの市場と資源確保の為と
解釈されたみたいです。
もちろん、その部分はあると思います。
しかし当初から果たしてその気持ちがあったのでしょうか?
「それだけではないだろう」と考えてしまうのは、日本人びいきですかね?

モンゴルの初めての大型国際イベントだとのことで、モンゴルとの間に
強い友好関係が築かれたことは間違いないでしょう。

大モンゴル建国800周年記念行事

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