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出産扱わない「産婦人科」、病院・診療所の35%

2006年06月15日 | その他
出産扱わない「産婦人科」、病院・診療所の35% (読売新聞) - goo ニュース
産科や産婦人科の看板を掲げている医療機関の中で、妊婦健診などを行うだけで実際には出産を扱っていない病院や診療所が3分の1以上に上るという実態が14日、日本産科婦人科学会の調査で明らかになった。
調査は、同学会の検討委員会(委員長=吉川裕之・筑波大教授)が、産科医不足の実態把握などを目的に、各都道府県に設置されている地方部会を通じて昨年12月1日現在のデータをまとめた。
それによると、産科や産婦人科を診療科目としている医療機関は、病院が1428施設、診療所が3312施設の計4740施設。このうち、妊婦健診は行っていたものの、出産を扱っていなかったのは、病院が148施設、診療所が1529施設の計1677施設で、その割合は35%に達した。診療所に限ると、46%が出産を扱っていなかったことになる。  →情報源

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まぁ、最近の訴訟沙汰見ていると、仕方の無い気もしますけどね。ミスが許されない業界ではありますが、それにしたって仕方の無いことでさえも「業務上過失致死」として扱われ訴えられているのを見ると、医者が手術を嫌がるのも自然な流れではないかと。もちろん、本当に医者側のミスで、防げた事態もあるんでしょうけれども。
産婦人科それも出産関係というのは、昔に比べればまだマシでしょうけど、今でも命がけの部分は残っていると猫西は思っています。医者が万能の存在ではない以上、リスクを負わざるを得なく…よりリスクの高い分野が敬遠されるようになるのではないかと。つか、少子高齢化がどうのといいつつ、出産できない産婦人科が増えてるって問題じゃないのか。