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へぼチェス日記

永遠のライバルしのび中原16世名人「寂しい」米長邦雄さん通夜

2012年12月24日 | 気になるニュース
18日に前立腺がんのため69歳で亡くなった日本将棋連盟会長の米長邦雄(よねなが・くにお)永世棋聖の通夜が23日、東京都目黒区の円融寺示真殿で営まれた。将棋連盟専務理事の谷川浩司九段、羽生善治3冠、佐藤康光王将ら棋界関係者、政界や芸能界から約1000人が参列した。

 米長氏と将棋史に残る死闘を演じた“永遠のライバル”中原誠16世名人は「同世代の棋士が亡くなるのはとても寂しい。思い出はいろいろありすぎて…今はお話しできません」と故人をしのんだ。森内俊之名人は「各方面からいろいろな方が来てくださり、あらためて功績の大きさを感じます」と話した。

 自民党の小泉進次郎衆院議員は「数年前に1度食事をしたことがあり、会うと背筋がピンと伸びる人だった。気さくな方でいつも頑張れと言ってくれていた」と語った。

 遺族からの和風でシンプルにしたいとの意向から、祭壇には白菊があしらわれ、本人が青色が好きだったことから遺影の周りにはブルーのデルフィニウムの花が囲んだ。関係者によると、遺影は1993年に49歳11カ月で念願の名人位を獲得した際に撮影された記念の一枚だという。

 米長門下生だった元女流名人の林葉直子さん(44)は姿を見せなかった。

 告別式は24日午前10時半から同所で営まれる。

 ≪萩本欽一 怒り方教わった≫30年来の付き合いがあるというタレントの萩本欽一(71)はかつて米長氏に「弟子を怒ることがあるんですか?」と聞いたことがあったエピソードを披露。「“怒る時には3日後に来いと言う。その場で怒ると言わなくてもいいことまで言ってしまう”と話していた。僕も若い弟子を怒る時は、米長さんのことを思い出す」と目を潤ませた。
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[ 2012年12月24日 06:00 ]

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