さあ!ドアを開けよう♪ 女性軍師は今日もゆく。

企業研修講師&大学非常勤講師の日々徒然。
~ 貌言視聴思(ぼうげんしちょうし)~

【4つのタイプ別】 コミュニケーションのクセ 「物心両面」

2016年06月16日 12時17分50秒 | タイプ別プロファイリング

無くて七癖、無いと思っていても、

人にはカラダに利き手、利き足、利き耳、利き目があるように

考え方や行動にも、やりやすいものとやりにくいものがあるのです。

 

4つのタイプは、

「人・雰囲気・気持ち」 - 「モノ・課題・論理」  の軸と、

「反応が外向する・主体行動タイプ」 - 「反応が内向する・反映分析タイプ」

の2軸のマトリックスで考えます。

 

2軸ともに、どちらかが利き手で、どちらかがやや苦手とする傾向にあります。

 

スピーチや謝罪をするとき、

「人・雰囲気・気持ち」を利き手とする人は、

「情」に訴えようと、表情、話し方、声、姿勢、態度に、「表現」を出します。

 

一方、「モノ・課題・論理」を利き手とする人のスピーチや謝罪は、

「内容(コンテンツ)」の正確さ、正誤、優先順位、効率、にフォーカスしがちなので

内容に問題なく、正しいことを述べていても、

「気持ち・・・感じがいい、とか、なんとなく好感が持てる」などを重視する人の

琴線にふれないことがあります。ときには、「可愛げがない」と嫌われることも。

 

日本語に、「物心両面」という言葉があるように、

正誤にこだわって、無機質になりすぎて、人々の気持ちが離れていかないように、

逆に、気持ちはわかるけど中身がダメ、中身がない、にならないように

物心の両面を満たす=両手利き

(英語では、「クロスドミナンス」といいます。)を

めざしたいところです。

 

 

4つのタイプ別コミュニケーションをテーマにしている研修は、

思考と行動のクロスドミナンスをめざして、研修を行います(^^)。

 

 

 


コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 負けたことが一番の収穫だ  | トップ | ベテラン人材を活かす会社は強い »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。