さあ!ドアを開けよう♪ 女性軍師は今日もゆく。

企業研修講師&大学非常勤講師の日々徒然。
~ 貌言視聴思(ぼうげんしちょうし)~

アンガーマネジメントで何をめざすか: アメフト部の反則行為への怒り表明

2018年05月19日 12時00分25秒 | アンガーマネジメント
アンガーマネジメントができるようになる、ということを
誤解しないで欲しいので、
改めて書きたいと思います。

アンガーマネジメントは、
単純に怒らなくなることでは、ありません。
怒る必要のあることには、適切に怒ることができるようになること、
怒る必要のないことには、怒らずに済ますことができるようになることです。


単に怒らない、穏やかな人になることを奨励しているわけでもなく、
単に怒らないことが良いことだとも言っていません。

どんなことに、どれくらい、どのように怒るのか、
感情を整理し、衝動と、思考と行動を、自らが後悔しないように、
コントロールできるようになることをめざしています。

そして、怒りの強いエネルギーの使い方を間違わないこと。
怒りのエネルギーは強いので、使い方次第で
破滅の方向にも
成功の方向にも
急行します。

怒りのエネルギーを、
正義へのパワーに変えて仕事をしてくれているのが
自衛官、警察官、消防官、警備、保安関係の皆様でしょう。

怒りを適切にエネルギーに変える方法をお伝えしたいです。
単に穏やかになってしまったら、身を守ることもできません。
受験生や、反抗期、部活動でも、怒りエネルギーをパワーに変えることをして欲しい。
身を守るためにも、大切な人、大切なことを守るためにも
怒りのエネルギーは必要です。
怒ることで守れるのです。

今回の日本大学の危険な反則行為に対する
関西学院大学の『怒り方』は、選手を守るためにも、
大学スポーツのあり方、アメフトというスポーツを守るためにも
適切な怒りの表現だし、必要な怒りだと思います。

アンガーマネジメントで、適切に怒ること、
これも、お伝えしている重要なポイントです。


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