さあ!ドアを開けよう♪ 女性軍師は今日もゆく。

企業研修講師&大学非常勤講師の日々徒然。
~ 貌言視聴思(ぼうげんしちょうし)~

居合の極意 『挑発に乗らない』

2017年04月05日 11時26分00秒 | アンガーマネジメント


本日の日経朝刊、春秋。
内容ではなく、注目したのは、
真剣の居合の話。

「(刀を)抜くときよりも、収めるほうが難しい」
「居合の名人上手が目指すところは、
刀を抜くことなく相手を制し、
さらに和合へと導く道」


政治的な意味ではなく、
アンガーマネジメントとして、
闘わずして勝つ、
その意味を居合に感じました。

孫子の兵法にも、
100回戦って100回勝つより、
戦わないで勝つほうが本当にすごいことだ。という
ことが書いてあります。


戦い自体に、
勝つか負けるか、というよりも
「その土俵に乗ってしまった」、
または、「乗せられてしまった」
ことが、すでにそのレベルだということですから、
負けている感じがします。


『達観』の境地に至るには、
まずは、
感情に振り回されない、操られないことです。


たとえば、
中学校の先生方対象の講演にお呼びいただいたときに
先生が生徒に当然手を出せないのを逆手に取り、
何かあったら教育委員会に言ってやると言いながら、
生徒が先生を挑発することもある、
ということをお聞きしました。
それに乗ってしまっては、中学生の挑発に乗せられてしまうようでは
問題が起こってしまう可能性が高くなります。

土俵に上げたいためだけの挑発には、
「ニヤッ」と笑っていなしてやるくらいの
感情コントロールを身につけましょう。


あーあ、
今村復興相も、土俵に乗ってしまいましたね。
乗ってしまった時点で、負けでしょう?
http://m.huffpost.com/jp/entry/15804524










コメント
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