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サワノのお気に入りだけで構成するブログ

森平製材所 訪問。

2010-10-24 | 木工・家具(全般)
灯台下暗し、とはこのことか?

古材を扱っているとの情報を入手して
近所過ぎるほど近所にある「森平製材所」さんを訪問してきました!
トップの写真↑はアメリカンチェリーの木口。
ああ、アメリカンチェリーほしい!
なんと言っても名前がいい、美味しそうだもの←そこ?

古材部門は「Antique Wood」という名前で
古材を使った店舗の施工はもちろん 家具の製作や
古民家の解体、そこから出た古材の買い取り、再生なども対応しているそうです。
板材一枚からでも販売して下さることを確認した後 在庫を見せていただきました。

↓この在庫!



特別アンティークにこだわって家具をしてきたつもりは無かった私ですが
この在庫を見て うきっとした自分に気付いてしまった。
写真左側、棚の上に積まれているのは時代箪笥。
基本的に静岡県内からの仕入れらしいです。
あれはケヤキ、こっちはスギ。
ひとつずつ説明して頂きながらお話を聞きました。
棚の下には建具類。
板戸、格子戸、障子戸、簾戸、硝子戸、天・地袋の戸、種類も大きさも様々。
びっくりするほど厚みのある蔵の戸も見せてくださいました。
日本の家ってこれだけの「戸」があったんだなぁ。
見て↓この格子!
きれいー



真っ先に感じたのは状態の良さでした。
障子紙すら破れていない。
日頃 なかなかスゴイ状態のアンティークの在庫もみているせいかな

↓こちら今回のお目当て板材。



畳の下に張られていた材が主で 厚みがだいたい15ミリ前後なんだそうです。
15ミリ....は、薄い。
板材が欲しかったけど ちょっと薄いよな....。
そう思っていると 手前に見慣れた感じの厚みの材が。



↑こちら長さ4000ミリ、幅200ミリ、厚み35ミリ。
今 大人気の「足場材」なんだそうです。
おお、いい感じ。
これなら等身大の おぉーっきな鏡の枠にもできそう!←作りたい。
「アンティーク」の部類ではないけれど このペンキ感がたまらない!!
ほしいーっ!!
っという↑この感覚は 解らない人には全く解らないと思います。
何故ならかつての私がそうだったから(笑)。



他にも梁や柱だった丸太材や角材もありました。
必要に応じて板に挽いて下さるそうです。
これだけの材、ちょっともったいない気もしますが
実際に挽いてもらっているお客様もいらっしゃるそうです。



私のような およそ木工に携わる人間には見えない者にも
「これだけあれば お好きな材が見つかるでしょう?」と
写真撮影もブログ掲載も快く承諾、
親切・丁寧にお話を聞かせて下さった森さんには本当に感謝です。
もちろん古材だけでなく 私が想像出来る範囲の材なら揃いますでしょう。
お忙しい中を1時間半ほど滞在してしまいましたが
次回はちゃんと買いに行きますっ
ありがとうございました。



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2 コメント(10/1 コメント投稿終了予定)

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古材 (大連永森木業有限公司)
2012-02-19 16:16:10
 はじめまして。楽しくブログを拝見させていただいております。
貴重なすばらしい古材ですね。
木材は、鉋をかければまたきれいになり、再利用できますので、すばらしいと思います。
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コメントありがとうございます! (サワノ)
2012-02-19 22:45:00
初めまして! こんにちは

だ、大連って あの大連?! と思い リンクして下さったブログを
拝見させて頂きました、ホントに大連でした(笑)。
日本の家具業界も中国の存在無しには語れない時代、
同じ木を扱う仕事をされていらっしゃる方に
もっとまともなブログを公開出来れば良いのですが.....、
お恥ずかしい限りです。

森平製材所さんは
とても質の高い古材を扱っていらっしゃいます。
その素晴らしさをお伝えすることが出来て 大変嬉しく思っています。

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