★☆ 愛しき時間(とき) ☆★

2007年に乳がんと肺がんを克復しました。
現在 ACTH単独欠損症(特定疾患)、糖尿病の闘病中です☆

突発性難聴(発症84日目)

2008年06月25日 | 突発性難聴(右耳)

【突発性難聴☆闘病記録】(71)

★2008年6月25日(水)★
 <治療中止1日目

今日はすっきりしないお天気だった。
こんな日は、気分まで暗くなる。

耳鳴りは相変わらず続いている。
昨日より、今日の方がガンガンと悪い感じ。
天候の影響があるのだろうか?
ちょっとしたことが耳鳴りに影響するのでしんどい。

昨夜、自分の気持ちをブログに書いたので、
少しスッキリした。
O型の私は、取り繕うのは大の苦手。
誰に対しても思っていることをはっきり言ってしまう。
時には、抑制することも大切なのに・・・。


今朝、テレビ朝日の「スーパーモーニング」の中で、
ジャーナリストの鳥越俊太郎氏が、
諏訪中央病院名誉院長の鎌田 寛医師と対談しておられた。

鎌田 寛氏は、重病患者のカリスマ医師で、
おひげの先生として有名。
「がんばらない」「あきらめない」「なげださない」などの著書があり、
ドラマ化され、テレビで放映されたほど・・・。

今日も、「がんばらない医療とは?」がテーマだった。

私が気づいたときは、ほとんど終わっていて残念だったが、
お二人の話に惹きつけられ、
数分の間、テレビの前に釘付けになった。

鳥越俊太郎氏も癌を患われたので、
癌患者の立場から、
鎌田医師の話を聞き、質問もしておられた。

“命と家族”に関わるビデオが流れ・・・
それは末期癌の患者と家族の実話だった。

「癌に限らず、どんな病気でも、
優しい専門家の手がちょっと必要で、
密度の濃い時間を過ごしてほしい」

鎌田医師は、最後に、そのように話された。

私は、昨日、A医師のことを書いたので、
すぐに、それが頭に思い浮かび、
「優しい専門家」と言われたとき、
「ほんと、そう・・・」って思った。

どんな病気でも、「優しい専門家」が傍で見守ってくださったら、
どんなに勇気づけられることだろう。
医師と患者の心が通い合ったら、
どんなに励まされることだろう。

病気を患った人にしかわからない孤独感。
優しい専門家とは、それを理解してくださる医師である。
突発性難聴の闘病中の今も、強く思う。

昨年克復した乳癌と肺癌の闘病生活は、
今の耳鳴りや難聴とは比べられないほど大変だった。
「長く生きれない」と覚悟していた。
けれど、乳癌のときも、肺癌のときも、本当に良い医師に恵まれ、
家族に支えられ・・・
10年以上の闘病生活を克復することができたと感謝している。

今は、突発性難聴で辛い毎日。

でも、今日の鎌田医師の・・・


「がんばらないけど、あきらめない」

「がんばらないけど、なげださない」


この言葉をいつも思い出して、
これからも悔いのない生き方をしたい、と思う。






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