【突発性難聴☆闘病記録】(68)
★2008年6月22日(日)★
<治療開始71日>
今日は、久しぶりに午後から晴れ間が見えて、
陽の光がとても眩しかった。
一昨日(20日)の診察以来、ナーバスになっていた私のココロも、
ちょっとだけ明るくなった。
午後から、夫と出かけて、
買い物&食事をしたりしているうちに、
気持ちもだいぶん落ち着いてきた。
右耳の耳鳴りは相変わらず同じ状態が続いている。
一昨日から、新たに、左耳のことも心配になってきた。
意識して左耳に集中したとき、
わずかに、耳鳴りがしているようにも思える。
今まで正常だった左耳まで悪くなると、
「これからが大変だな・・・」と事の重大さをひしひしと感じる。
20日の診察で、二つの大きな変化があった。
① 左耳の聴力が、0~10dB⇒20dBに低下した。
(今まで悪かったのは右耳だけで、20日の聴力は60dB)
② 大きな病院で詳しく検査するように・・・と、紹介状を書かれた。
この二つのことが重なり、すごくショックで・・・
20日に、当日の診察の様子を一度に書けなかった。
少しずつ思い出したように書いているが、
その後、また、森山先生(仮名)の重大な言葉を思い出した。
「進行性難聴ということも考えられます・・・」
つぶやくように言われたその言葉。
その時、私は、上の(↑)の二つのことで頭が真っ白で、
「進行性難聴」と言われても全然ピンとこなかった。
昨夜、ブログを書いた後、ふと、思い出して、
ネットで「進行性難聴」を検索してみた。
すると、すごく怖い病気(特発性両側感音難聴)も書いてあり、
その可能性もあるということで・・・
今の段階では、それかどうかはわからないけれど、
森山先生が、H病院に紹介された理由が理解できるような気がした。
≪両耳が同時に難聴になり、進行する病気として・・≫
1、薬物中毒
2、騒音性難聴、
3、老人性難聴
4、進行性難聴
進行性難聴の中に、
特発性両側感音難聴という病気がある。
≪特発性両側感音難聴の特徴≫
1、原因が不明(遺伝性の場合もある)
2、進行性である
3、両側の感音難聴
4、多くの場合「めまい」を伴わない
「特発性両側感音難聴」と「突発性難聴」は微妙に違っている。
≪突発性難聴の特徴≫
1、原因が不明
2、突然、症状(耳鳴り、難聴)が出る
3、「めまい」や「吐き気」を伴うことがある
4、片方の耳に生ずる。(例外もある)
5、高度の感音難聴
昨夜、「特発性両側感音難聴」の特徴を読んだとき、
ちょっとドキッとした。
突然起きたことは突発性難聴であり、
今は、右耳だけ悪いけれど、
もし、左耳も難聴になり、進行性であるとすれば、
かなり、症状が近いことになる。
でも、両側の感音難聴といっても、
私の場合、左耳は、20日の聴力が20dBで、
まだ難聴のレベルになったことは一度もない。
しかし、これから両側がどんどん進行して失聴になったら・・・
ということを考えると、たまらなく不安になった。
夫が「取り越し苦労はしないほうがいいよ」って言った。
私も、ほんとに、そう思う。
だから、これ以上考えるのは止めた。
素人の私が、今、あれこれ考えても仕方ないことだから。
明日は、森山先生(仮名)の紹介状を持参して
H病院耳鼻科を受診することになっている。
どんな検査をして、
どんな診断をされるか、明日にならないとわからない。
私は、今まで、乳癌と肺癌を克復してきた。
この耳鳴りと難聴の病気も、きっと、乗り越えられるはず・・・
と信じて頑張りたい。
生きる勇気の喪失、寂しさという病気を治す薬は、
どんなにお金を積んでも、
どれほど頭の良い人が集まってもつくれない。
そして、それを与えることができるのは、
人間の温かい心、手、まなざしでしかない。
~渡辺和子「心に愛がなければ」~
★画像の花は我が家に咲いているランタナ★
ランタナの花は、
2007/8/11/★2008/1/19/にもご紹介しています。
今年も綺麗に咲き始めました♪
とても可憐で大好きな花。
今、撮影しました。
☆花言葉・・・「協力」「厳格」「確かな計画性」☆