心の敷石

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2012年のアセンションは夢物語(1)

2009年09月30日 | 未来:アセンション

かつてあれだけノストラダムスの予言が取りざたされて結局何も無かったのに、
今度は2012年のアセンションがそれに取って代わってしまいました。
wikiによればアセンション(ascension)とは 上昇、即位、昇天を意味する英単語。

そして【宗教用語】としては キリストの昇天(The Ascension)であり、

【ニューエイジ用語】としては
アセンションの存在を支持する人々によれば、アセンションとは人間もしくは
世界そのものが現在の三次元からより高次元の存在へと進化することとされる。
アセンションの存在を支持する人々は、アセンションは2012年前後に起こるの
ではないかと推測しており、・・・という事。

要するに、人間が高次元的な存在になるってわけですよね。それに伴って、貨幣
経済が終わるとか、資本主義が終わるとか、アセンション支持派にも色々あるから
断定は出来ないけど、とにかく貧困や奪い合いの世界は終了するという事らしい。

そうすると、これから数年で世界の情勢が根本から大転換しなければなりません。
だからその前に、人類が大きく生まれ変わる為に、大きな災害・食料危機を乗り
越えなければならないという前提(覚悟)をしている人達がいたり、

一方では宇宙人とのコンタクトだとかNESARAなるものの公布を前提にして地球が
生まれ変わる事を待ち望んでいる人達がいたり。

最近では、国際金融財閥の陰謀の暴露本を書いていた先生の中からアセンション
関連の本を出す方も現れているので、アセンションを待ち望んでいる人にとっては
信じる信じないというレベルを超えて「アセンションは当然くるもの」という感覚に
なっているのだろうと思います。

先に私の結論から言うと、2012年(もしくはその前後)に地球人類が高次元の
存在になるという意味でのアセンションは考えられません。確かに未来を明るく
考える事は良い事に違いないけど、今の世界(人類)では無理が有り過ぎです。

これから英語を勉強する中学1年のごく普通の生徒に「頑張って勉強すれば来年は
ハーバード大学に合格できるくらいの実力ができる・・」と言ってるに等しいです。

もし世界が次元上昇するという意味なら、今でも少しずつアセンションしていると
思うけど、2012年頃のある時期に、今の現実から見て理想的な世界が訪れると
いうことなど考えられません。


 

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