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2012年のアセンションは夢物語(2)

2009年10月01日 | 未来:アセンション

2012年のアセンションを信じる根拠の1つにフォトンベルトの存在があると
思います。私が初めてフォトンベルトの話を聞いたのは、90年代の後半のこと、
「先生」と呼ばれるある方から聞いたのがそれです。

その頃既にマスコミを信用出来なくなっていた私は、ほとんどその話を信じて
しまいました。その情報は「彼等が隠しているもの」だと思ったのです。その
先生も多分同じように考えていたようです。そして、その時同時に聞いたのは、
地球がフォトンベルトの影響を最も強く受けるのは2005年頃というものでした。

それから何年か経過し、「宇宙の法則研究会」のHPなどで再びフォトンベルトの
情報に遭遇し、やはり当初は「そういうものがあるんだろう」と思いました。
だから、正直なところ私も「世界が一変する」アセンションを信じていた時期も
あります。

その後に、専門家がフォトンベルトを否定している事を知った時も、直ぐには
受け入れられなかったくらいです。

でも結局はフォトンベルトも単なるガセだと分かりました。あるネットの記事に
よれば発信源はCIAで、そういう風説がどれ位で広まるかの調査だったとか。
この点は事実かどうか分かりませんが(あまり信じられない…)影の勢力が関係
しているのでしょう。

これがフォトンベルトの写真だとよく公開されてる写真は
Polar Ring Galaxy NGC 4650A を盗用したものです!


以下は国立天文台のページからの転載です。
 
質問9-6) 「フォトンベルト」や「反地球(対地球)」ってあるんですか?

答え)
ありません。

星や宇宙に関係することで、科学的な根拠のないものについてのご質問をいただく
ことがあります。科学的根拠のないものにはさまざまなものがありますが、たとえば、
「フォトンベルト」や「反地球 ( 対地球 ) 」などがその例です。地球に未知の巨大な
惑星が近づいているというようなお話をいただくこともあります。

このようなものはたいてい、尤もらしい説明とともに紹介されていますが、説明が
具体性に欠けていたり、よく考えると説明が矛盾していたりします。学問的には
まったく意味のない、荒唐無稽なものです。

現在、そのような「不思議な」天体が、国立天文台をはじめとする世界の天文台や
アマチュア天文家によって観測されたという正式な報告はありません。

また例えば、もし太陽系の中に、ある程度の質量を持つ天体が存在すれば、たとえ
それが太陽の向こう側などの観測しづらい位置にあったとしても、他の天体の運動に
影響を与えますので、長期間気づかずにいるということはありません。

観測者の間で天体についての情報がやりとりされるときには必ず、いつ、どんな
機材でどんな観測をして、星座のどの位置に、どのような見え方のものが、どの
ぐらいの明るさで、(移動しているのであれば)どちらにどんな速さで移動して
いるのかが報告されます。

それによって、他の観測者がその存在を確認することができるのです。逆に、その
ような基本的なデータのない情報は、信憑性が低いのではないかと考えざるを得ま
せん。

皆さんも、見聞きしたことをそのまま鵜呑みにしてしまうのではなく、言われて
いることが妥当なのかどうかを検討してみたり、いろいろな意見を比べてみたり
して、納得できる説明になっているかどうかを、自分自身でしっかり考えてみる
習慣をつけるようにしてください。


・・・・・

「日本の国立天文台の職員も彼等の仲間であるか、情報操作が行われている」と
疑っている人には、あまり意味の無い引用でしたネ。


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