命のカウントダウン2(健康余命923日)

以前のブログ「命のカウントダウン」にユーザーとしてアクセス不能。今しばし、こちらに引越します。以前のブログも見てね!

インフルエンザ ↑ 新型コロナ ↓

2023-10-27 22:11:04 | インフルエンザ
まずはインフルエンザから。
国立感染症研究所(NIID)のインフルエンザ流行レベルマップのコピペです。
https://kansen-levelmap.mhlw.go.jp/Hasseidoko/Levelmap/flu/new_jmap.html
2023年第42週の定点当たり報告数は16.41(患者報告数81,160)となり、前週の定点当たり報告数11.07よりも増加した。都道府県別では愛媛県(39.90)、千葉県(29.39)、埼玉県(28.41)、福島県(27.09)、兵庫県(23.36)、神奈川県(22.47)、東京都(21.74)、静岡県(20.38)、大分県(19.33)、山口県(19.09)、茨城県(18.70)、山梨県(18.34)、沖縄県(18.28)、高知県(17.07)の順となった。46都道府県では前週の報告数よりも増加し、1都道府県では前週の報告数よりも減少した。
 定点医療機関からの報告をもとに、この1週間に、定点医療機関以外の医療機関を含む全国の医療機関を受診した患者数を推計すると、約54.4万人(95%信頼区間:50~58.9万人)となり、前週の推計値(約38万人)よりも増加した。年齢別では、0~4歳が約4.5万人、5~9歳が約13.7万人、10~14歳が約13.8万人、15~19歳が約5.4万人、20代が約3.3万人、30代が約4.3万人、40代が約4.5万人、50代が約2.5万人、60代が約1.2万人、70歳以上が約1.2万人となっている。また、2023年第36週以降これまでの累積の推計受診者数は約224.1万人となった。
 全国の保健所管轄区域で、警報レベルを超えている区域は65か所(24都道府県)で、注意報レベルを超えている区域は254か所(42都道府県)であった。
 基幹定点から報告された、インフルエンザによる入院患者数は403例であり、前週(299例)から増加した。46都道府県から報告があり、年齢別では1歳未満(21例)、1~4歳(57例)、5~9歳(89例)、10代(60例)、20代(4例)、30代(12例)、40代(10例)、50代(13例)、60代(29例)、70代(53例)、80歳以上(55例)であった。
 国内のインフルエンザウイルスの検出状況をみると、直近5週間(2023年第38週~2023年第42週)ではAH3亜型が118件(71%)、AH1pdm09が47件(28%)、B型2例(1%)の順であった。
 詳細は国立感染症研究所ホームページ(https://www.niid.go.jp/niid/ja/flu-map.html)を参照されたい。 


沖縄県がピークアウトして、四国、関東地方に感染の中心が移ったようですね。我が奈良県も漸く黄色になりました。全国的にはゆっくりとですが拡大傾向が続いています。

さて、新型コロナですが・・・・
減少傾向続いていますね。
問題の人口当たりの新型コロナウィルスの新規感染者数の推移です。
夕方になってようやく発表されました!!
トップ(ワースト)を守っていた奈良県ですが、兵庫、和歌山、北海道に抜き去られて、一気に4位に転落しました!!めでたしめでたしでございます。今後は、沖縄県の様に鉄人化して最下位近辺をうろつくまで落ちることを望んでおります。

インフルエンザと新型コロナの動向をまとめます。
インフルエンザは着々と増加、新型コロナは収束と、上記モデルナの流行疫学情報のページでははっきりと分かれています。
https://moderna-epi-report.jp/
でも、奈良県中部の坂根医院では、いずれの患者さんも毎日一人出るかどうかでせめぎあっている気がします。確かに新型コロナは減りましたが、インフルエンザはまだそんなに増えている感じはないです。これからはっきりしてくるのだとは思います。
 
正月頃には、両疾患がともに流行期に入ってしまうツインデミックの恐れもあります。出来る策は講じておいたほうが良いと思います。特に感染弱者である高齢者や呼吸器疾患、糖尿病、自己免疫疾患などを持った方は。出来ればワクチンを接種し、自分が罹患している疾患のコントロールを良好に保ってください。そして、感染を遠ざける努力をし続けてください。具体的には三密を回避すること。それがどうしてもできない状況であれば、その中でも空気の流れの上流に位置するような努力をし、マスクやメガネなどの使用も考えましょう。いろいろな意見はありますが、あなたが掛かってしまって辛い目にあったとしても、誰も責任なんてとってくれません。自分で冷静に判断して、信頼できる情報を取捨選択してください。新型コロナ感染症は弱毒化したように思えますが、まだまだ分からないところだらけの薄気味悪い疾患なのです。罹患した成人の1割に後遺症が見られるとの報告もあります。掛からないに越したことはありません。
これまで、2千人以上の罹患者を診て、未だ罹患していない、感染回避のベテランからの意見です。
インフルエンザは、新型コロナの感染回避をしていたら、自然に回避できるとは思います。しかし、園児、児童、生徒、学生など集団生活をしている方々は回避できませんよね。実際に現在インフルエンザに罹患している大多数がこの分類に属する方々です。これらの方々、「諦めてください」掛かってしまっても、インフルエンザには歴史ある抗インフルエンザ薬が複数存在し、そんなに高価でもありません。
それに比し、抗コロナ薬はありますが、歴史も浅く、現在では薬自体が基本¥9,000と相当に高価です。掛からないよう努力しましょう!!以上です。


最新の画像もっと見る

コメントを投稿