ジルとうなぎの 風に吹かれて気ままにキャンプ

キャンピングカーと趣味について気ままな生活のブログです。

いつかは壊れる水ポンプとその修理

2017-11-22 |  トラブル 

このトラブルも旅に出ているときに起こった。 
もっとも自宅にいるときは、キャンカーの流しは使わないから起こるはずもないが・・・。
カミさんがキャンカーで夕食の準備をしているときに、大きい蛇口の生活水
(洗い物やシャワーの水)の出が悪くなった。
右の小さい方は、20リッターの清水タンクで主に飲料用だ。
「水の出が悪いんだけどー。」とカミさん。僕は、どうしたものかと蛇口を触るが水の勢いがない。
その日は清水タンクの水を使って、難を逃れた。

翌日、朝食後に調べた。
3rdシート下に70リッターの生活水タンクがある。
タンク上のクッションを撤去し、その下のベニヤ板を外すとタンクが見える。
左下のインスペクションハッチをねじって外すと水が口元まである中に左手を
突っ込んでポンプを触る。
ポンプは2連になっているが、下側のポンプは振動してない。
やはり、思った通りだ。以前にも故障したが、その時は上側のポンプだった。

その為に、旅先で故障しても修理できるように予備のポンプを準備していた。
このポンプはキャンカー生活で、故障頻度の高いパーツなので予備を準備しておくに限る。

 

このポンプを交換するのが、また一苦労だ。タンクの水を抜いたほうが作業しやすい。
タンク内部の様子。ポンプ一つでは圧が稼げないので2段にしている。
左手だけでポンプを取替えるのは大変だ。ポンプからの配線も水が漏れないように
ホースの中を通してホースバンドで固定している。

 

配線の取り出し口を緩めて内部から抜いてしまう。
一式取り出したのが右の画像。

 

配線孔から水が漏れないような構造になっているので、バンドを緩めてポンプからの線を抜く。

 

ポンプ同士の接続を外して新しいポンプに付け替える。
この時に、ストレーナーも忘れずに付け替える。

 

コネクターに小さなマイナスドライバーを突っ込んで端子を外す。ハンダ付けして元通りに組み込む。

 

外から内部は見えないので、小さな手鏡等を使ってきちんと設置できているか確認する。

このような状態になればOK。この状態でポンプを色々触るとホースの接続部分から外れるので気を付ける。

タンクにある程度水を張って、10分間位はそのままの状態を保つ。
すぐにポンプを動かすと内部に空気が溜まったままなのでエアーを噛んで水が出ない。
すぐに動かしたいところだが、急がば回れの精神で10分間は我慢すること。
一度もポンプの故障を体験したことが無くても、内部の構造が分かっていれば、何とかなる。
しかし予備のポンプが無ければ何ともならないので、長旅に出る前には準備しておきたい一品だ。
インスペクションハッチをもう一つ取付けたら両手で作業出来るので楽だ。
いつか取付けようとパーツセンターから購入したが、中々取付けるまで行き着かない。

 

快適化やトラブル事例はこちらにあります。

 

 

コメント (2)
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