宮崎市女性切断遺体 酒が入ると気性が荒くなる

死亡：沢木友美さん（２７）



逮捕：東竜二（２８）


逮捕：金丸真菜実（２３）


逮捕：阿部祐美(まさみ)（２２）



・「（東竜二容疑者は）勤務態度はまじめだったが、酒が入ると気性が荒くなることもあった」
・「(阿部容疑者は)従業員をヒールで殴ったことがある。それぐらい気性が荒い。飲まなくても一緒。自分の気分次第...、この子は」
・金丸容疑者の知人によると、高校時代の金丸容疑者は、まじめで手先が器用で、料理や裁縫が得意だったという。
金丸容疑者の知人は「学校では、すごく頭が良くて、真面目で、結構静かな方だった。(高校卒業後)学校に行くために、キャバクラとかで働いていると聞いたので、
結構、お金に困っている感じはした」と話した。





「こんな街中で怖い…」遺体切断、声震わせる住民

宮崎市中心部のアパートで、切断された女性の遺体が見つかり、２０歳代の男女３人が死体遺棄の疑いで県警に逮捕されたことが分かった３日、周辺の住民や３人を知る人たちは
「何があったのか」「こんな街中で遺体を損壊するなんて怖い」と声を震わせた。

沢木友美さん（２７）（宮崎市瀬頭２）の遺体が見つかった宮崎市橘通東１、無職阿部祐美容疑者（２２）宅のアパートでは３日、県警による現場検証が行われるなど、物々しい雰囲気に包まれた。

阿部容疑者と同じ階に住む女性（７５）は、夜中に阿部容疑者ら男女３人が外出するのを数回見かけたといい、「皆、普通の若者という印象。阿部容疑者は地味な感じだった。
こんなところで遺体が見つかるなんて」と驚いていた。

近くの美容室に勤務する女性（２０歳代）は、阿部容疑者の部屋に出入りしていた金丸真菜実容疑者（２３）（宮崎市瀬頭２）について「２、３週間前、目が腫れて、
手に包帯をしていた姿を見たことがある」とし、住所不定、無職東竜二容疑者（２８）と阿部容疑者について「カップルのようにも見えた」と話した。

東容疑者は以前、宮崎市内の飲食店で働いていたという。

店長の男性（３２）は「勤務態度はまじめだったが、酒が入ると気性が荒くなることもあった」と語った。

一方、沢木さんが同居していた金丸容疑者のマンションに住む２０歳代女性は「同じ建物で遺体を切断する事件が起きるなんて。怖い」と表情をこわばらせた。

金丸容疑者宅に新聞を配達していたという男性（６４）は「人当たりは普通だったが、８か月にわたり新聞代の未払いが続いていた。請求に行くと居留守を使われたこともあった。
８月末に本人から新聞をやめたいと連絡があった」と話していた。
（2013年10月4日）






宮崎市女性切断遺体　逮捕の3人「気づいたら冷たくなっていた」

宮崎市で起きたバラバラ遺体事件で、取り調べに対する供述と、それぞれの人物像が明らかになってきた。

警察の調べに対し、東 竜二容疑者(28)ら3人は、澤木友美さん(27)の死体を遺棄した容疑については認めているが、殺害については、「殺してない。気がついたら冷たくなっていた」
などと話し、容疑を否認している。

澤木さんの遺体を遺棄した疑いで逮捕された3人の男女。

住所不定・無職の東 竜二容疑者、宮崎市の無職の金丸 真菜実容疑者(23)、同じく無職の阿部祐美(まさみ)容疑者(22)。

4日、新たに明らかになったのは、死体遺棄のくわしい状況だった。

捜査関係者によると、バラバラにされた澤木さんの遺体は、圧縮袋に入れられ、空気を抜いた状態で、密封されていたことがわかった。

今回の事件で注目されるのは、亡くなった澤木さんと東容疑者ら4人の関係。

4人は、東容疑者を中心とした知人関係にあったとみられている。

遺体となって発見された澤木さんは、2013年春ごろに東容疑者と知り合い、2013年6月までは交際関係にあったという。

また、澤木さんを知る人の話によると、男性関係で悩んでいたこともあったという。

澤木さんの中学の同級生は、「すごく明るいし、みんなから好かれる子だった。周りに友達がいっぱいいるような子」と話した。

澤木さんが2013年1月ごろまで働いていた宮崎市内の飲食店の上司は、「非常に頑張ってくれていた子。お客の受けも良かったと思う。男問題とかあったみたいだが、
今回の事件の方かはわからないが、お昼の仕事をするということで辞めた」と話した。

その澤木さんと、かつて交際関係にあったという東容疑者。

宮崎市内で勤めていたボーイズバーでは、人気メンバーの1人だった。

東容疑者の知人は「(東容疑者は)普通にノリのいい兄ちゃんという感じ。(東容疑者には)女の子の友達は結構いた。面白かった。話のネタもいっぱいあるし」と話した。

一方、澤木さんと東容疑者を知る人は、「竜二(東容疑者)が、友美(澤木さん)のことを避けているようなところがあった。竜二が相談してきたから。
『好き、好き、好き、好き、しつこいんですよ』みたいな...」と話した。

その東容疑者にとって、ボーイズバーの客だったのが、かつて、宮崎市内の同じ飲食店で働き、友人関係にあった金丸容疑者と阿部容疑者だった。

東容疑者が、かつて働いていたボーイズバーの元店長は、「真菜実(金丸容疑者)と祐美(阿部容疑者)は、竜二(東容疑者)の言うことを何でも聞いていた。
ボトルを1本入れるにしても、『お前、ボトル入れろよ』、その一言で入れていた。竜二(東容疑者)は自信を持って、『あの2人、俺の言うことなら何でも
聞きますよ』と言っていた」と話した。

金丸容疑者と阿部容疑者は、店では東容疑者の言いなりだったという。

金丸容疑者と阿部容疑者は、東容疑者が働いていた宮崎市内のボーイズバーに入り浸っていたという。

金丸容疑者の知人によると、高校時代の金丸容疑者は、まじめで手先が器用で、料理や裁縫が得意だったという。

金丸容疑者の知人は「学校では、すごく頭が良くて、真面目で、結構静かな方だった。(高校卒業後)学校に行くために、キャバクラとかで働いていると聞いたので、
結構、お金に困っている感じはした」と話した。

一方の阿部容疑者について、東容疑者が、かつて働いていたボーイズバーの元店長は、「(阿部容疑者は)従業員をヒールで殴ったことがある。それぐらい気性が荒い。
飲まなくても一緒。自分の気分次第...、この子は」と話した。

東容疑者ら3人は、殺害については、「殺していない。気がついたら、澤木さんの体が冷たくなっていた」などと供述しているという。
警察は、遺体の司法解剖を行い、死因などの特定を進めている。
(2013/10/04 17:46)






女性遺体切断事件で刃物押収、犯行に使用か

宮崎市で２７歳の女性の遺体が切断され、男女３人が逮捕された事件で、警察が犯行に使ったと見られる刃物を押収していたことが新たにわかりました。

この事件は２日、宮崎市の澤木友美さん（２７）の切断された遺体が見つかったもので、警察は、いずれも無職の東竜二容疑者ら男女３人を死体遺棄の疑いで逮捕しました。

この事件で、警察が犯行に使ったと見られる刃物を押収していたことが新たにわかりました。

警察は、４日朝から司法解剖をして澤木さんの死因を調べています。

また、関係者によりますと、遺体が切断された澤木さんと金丸真菜実容疑者が同居していたマンションは、今月上旬にも引き払う予定で、部屋の中は物が少ない状態だったということです。

警察の調べに対し、東容疑者らは、遺体を切断したことは認めているものの、「殺していない」と供述しているということです。

警察は、殺人の疑いもあると見て捜査を進めています。
（2013年1004日11:39）










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