愛知 捜査情報が漏洩・・・逮捕された警部、キャバクラで頻繁に接待受ける

2013-11-26 | 事件














逮捕:倉木勝典(55)/ 愛知県警捜査1課警部



佐藤義徳(56)
・暴力団関係者
・名古屋市を中心に風俗店(売春店)やキャバクラ計20店を経営






〈記事抜粋〉
・佐藤被告と親密な関係にあった元警察官が「捜査情報を漏らして、その見返りに、現金の提供や接待を受けたことがある。ほかにも接待を受けた警察官がいる」などと癒着があったことを証言しています。

・逮捕された倉木警部は1976年に愛知県警に採用され、主に刑事畑を歩んできた。捜査1課では、殺人や強盗事件などを手がける強行班に長年在籍。
容疑者の取り調べには定評があった。2010年春からは捜査班を束ねる班長として、事件を指揮する立場にあった。昨年12月には、09年に同県蟹江町で一家3人が殺傷された強盗殺人事件で中国人の男を逮捕。
今年4月には名古屋市中川区に住む女性の死体が遺棄された事件で、漫画喫茶店の元経営者夫婦を逮捕していた。






逮捕の捜査1課警部、キャバクラで頻繁に接待受ける 愛知県警情報漏洩事件

2013.9.22 14:39

愛知県警に地方公務員法(守秘義務)違反容疑で逮捕された県警捜査1課警部倉木勝典容疑者(55)が、情報漏洩相手とされる暴力団関係者佐藤義徳被告(56)=脅迫罪などで公判中=から、
同被告が経営する名古屋市内のキャバクラでの接待を頻繁に受けていたことが22日、捜査関係者への取材で分かった。

佐藤被告が従業員に、倉木容疑者が1人で来店した場合などは「料金は受け取らなくていい」と指示していたことも判明。

県警は倉木容疑者が接待などを受けた見返りにナンバー照会の依頼に応じた疑いもあるとみている。

捜査関係者によると、佐藤被告は名古屋市を中心に風俗店やキャバクラ計20店を経営。

県警は指定暴力団山口組弘道会の資金源とみていた。

倉木容疑者とは1999年ごろ、瀬戸署で勤務していた警官の紹介で知り合い、キャバクラなどで頻繁に接待するようになったという。






愛知県警:漏えい警部、接待漬け 風俗店主「タダ酒」指示

毎日新聞 2013年09月21日 02時30分

愛知県警捜査1課警部による情報漏えい事件で、地方公務員法(守秘義務)違反容疑で逮捕された警部の倉木勝典容疑者(55)に対し、漏えい相手である風俗店グループの実質的経営者、
佐藤義徳被告(56)=脅迫罪で公判中=が、知り合った当初から自分の店で頻繁に接待し、「無料で酒を飲ませていい」と従業員に指示していたことが20日、
捜査関係者らへの取材で分かった。

県警捜査2課は、佐藤被告が倉木容疑者を情報源として抱き込もうとし、倉木容疑者もこれに応じて親交を深めていったとみて捜査している。

捜査2課は、佐藤被告についても、情報提供を依頼した地方公務員法違反(そそのかし)の疑いがあるとみて調べている。

捜査関係者らによると、2人が知り合ったのは1999年ごろ。

倉木容疑者は「当時現職の警察官から紹介された」と供述している。

そのころから倉木容疑者は佐藤被告が名古屋市内で実質的に経営するキャバクラ店に訪れるようになった。

多い時は月2、3回来店し、同僚の警察官を連れてくることもあった。

2人は親しげな様子で、倉木容疑者は「倉さん」と呼ばれていたという。

一方、佐藤被告は、店の従業員に「無料でいい」「(倉木容疑者が払う場合も)向こうの言い値だけもらえ」などと指示していた。

通常の料金は2万円程度だが、倉木容疑者は一円も支払わないこともあれば、数千円だけ払うこともあったという。

また、佐藤被告の店には、倉木容疑者とは別に接待を受けていた警察官が複数いて、こうした警察官に対しても、佐藤被告は無料にしたり、料金を安めに抑えたりするよう従業員に指示していた。

タクシー代と称して現金を渡す場面もあったという。

佐藤被告が2011年4月、指定暴力団山口組弘道会のナンバー2と共に逮捕されると、倉木容疑者の来店は減ったという。

捜査関係者は「複数の警察官と親しくして、必要に応じて利用するのが佐藤被告のやり方。倉木容疑者は関係を切ることができなかったのだろう」と話している。
http://mainichi.jp/select/news/20130921k0000m040146000c.html






情報漏えい警部「別の警官に男紹介された」

(愛知県)

愛知県警捜査一課の警部が暴力団関係者の男から依頼を受け、車両情報を漏らしたとして逮捕された事件で、警部は別の警察官から男を紹介され飲食を一緒にしたこともあったと供述していることが分かった。

地方公務員法違反容疑で逮捕されたのは、愛知県警捜査一課の警部・倉木勝典容疑者(55)。

倉木容疑者は去年8月、指定暴力団山口組弘道会の関係者の佐藤義徳被告から依頼を受け、警察署のコンピューター端末を使い車両を照会し、その車の使用者の情報を漏らした疑いがもたれている。

調べに対し、倉木容疑者は容疑を認めているという。その後の警察への取材で、倉木容疑者は「1999年ごろ、別の警察官に紹介され、佐藤被告と知り合った」「何度か食事をしたり、酒を飲んだりした」などと話していることが分かった。

倉木容疑者は暴力団捜査とは直接関係のない部署に所属しており、警察は佐藤被告と知り合った経緯やその後の交友関係などを調べている。
[ 2013/9/20 12:40 ]






警部の不自然な照会 上司指摘せず

2013年9月22日 14時35分

警部の不自然な照会 上司指摘せず

愛知県警察本部の警部が警察のシステムを使って調べた個人情報を暴力団関係者に漏らしたとして逮捕された事件で、警部がシステムを使う際、不自然な照会を繰り返していたのに上司が指摘していなかったことが警察への取材で分かりました。

警察は部内のチェック体制が不十分だった疑いがあるとみて詳しく調べています。

愛知県警察本部の警部の倉木勝典容疑者(55)は、去年8月、暴力団関係者から依頼され、警察の情報管理システムで調べた個人情報を漏らしたとして地方公務員法違反の疑いで逮捕されました。

警察によりますと、倉木警部は、システムを使って車のナンバーを基に使用者を調べていましたが、その際、数字やひらがなの一部を変えたものを繰り返し入力するなど、不自然な照会をしていたことが分かりました。

このシステムを巡っては不正な使用がないか1週間ごとに履歴をチェックすることになっているほか、倉木警部が情報を漏らしたとされる1か月前には、長野県警の警察官が車の使用者の情報を調べて、
民間の業者に漏らしたとして逮捕される事件が起きたためチェック体制が強化されていました。

しかし、倉木警部の不自然な照会については上司は指摘していなかったということで、警察は部内のチェック体制が不十分だった疑いがあるとみて詳しく調べています。






別の警察官の漏えい有無も捜査

2013年9月22日 4時18分

別の警察官の漏えい有無も捜査

愛知県警察本部の警部が、警察のシステムで調べた個人情報を暴力団関係者に漏らしたとして逮捕された事件で、この暴力団関係者が関わったとされる別の事件の裁判に出廷した元警察官が「捜査情報を漏らした見返りに現金の提供や接待を受けたことがある」などと証言していることから、
警察はほかにも情報を漏らしていた警察官がいないか調べています。

愛知県警察本部の警部、倉木勝典容疑者(55)は去年8月、風俗店などを運営するグループの実質的な経営者で名古屋市の会社役員、佐藤義徳被告(56)に依頼され警察の情報管理システムで調べた個人情報を漏らしたとして地方公務員法違反の疑いで逮捕されました。

警察は佐藤被告について、資金面での関わりなどから暴力団関係者とみています。

佐藤被告は愛知県警の別の警部に脅迫電話をかけた罪に問われ裁判が続いていますが、このなかで、佐藤被告と親密な関係にあった元警察官が「捜査情報を漏らして、その見返りに、現金の提供や接待を受けたことがある。ほかにも接待を受けた警察官がいる」などと癒着があったことを証言しています。

このため警察は、ほかにも情報を漏らしていた警察官がいないか調べています。






逮捕の警部 捜査情報も漏えいか

2013年9月21日 12時56分

逮捕の警部 捜査情報も漏えいか

愛知県警察本部の警部が警察のシステムで調べた個人情報を暴力団関係者に漏らしたとして逮捕された事件で、システムにはほかにも暴力団関係者の元部下が指名手配されていないか調べた形跡のあることが
捜査関係者への取材で分かりました。

警察は警部が捜査に関する情報も漏らしていた疑いがあるとみて調べています。

愛知県警察本部の警部で捜査1課に所属する倉木勝典容疑者(55)は去年8月、暴力団関係者から車のナンバーを基に使用者を調べるよう依頼され、警察の情報管理システムを使って調べた個人情報を
漏らしたとして地方公務員法違反の疑いで逮捕されました。

警察によりますと、倉木警部は容疑を認め「弁解することはありません」と話しているということです。

捜査関係者によりますと、警察のシステムにはほかにも去年1月ころ倉木警部のIDとパスワードでアクセスして暴力団関係者の元部下が指名手配されていないか、調べた形跡が残っていたということです。

当時、元部下は別の事件で捜査の対象になっていて、立ち回り先で暴力団関係者から指名手配されていないことを教えられたということです。

警察は、警部が捜査に関する情報も漏らしていた疑いがあるとみて調べを進めています。






逮捕の警部に、知人尾行の車両調査を依頼

(愛知県)

愛知県警の警部が、暴力団関係者の男に車両情報を漏らしたとして逮捕された事件で、警部は男から男の知り合いを尾行している車を調べるよう頼まれていたことが20日、分かった。

事件は、愛知県警の警部・倉木勝典容疑者(55)が去年8月、暴力団関係者の佐藤義徳被告(56)から依頼を受け、警察署のコンピューター端末で車両情報を照会し、使用者の個人情報を漏らしたとして逮捕されたもの。

倉木容疑者は、容疑を認めているという。

その後の取材で、倉木容疑者が佐藤被告から「知り合いを尾行している車を調べてほしい」と、頼まれていたことが分かった。

警察は、金品の受け渡しが無かったかについても調べる方針。
[ 2013/9/21 15:55 ]






2013年9月20日
はびこる「内通疑惑」 県警幹部逮捕

名古屋市の風俗店グループ側に車両の使用者情報を漏らしたとして、愛知県警は19日、捜査1課警部の倉木勝典容疑者(55)を地方公務員法違反(守秘義務違反)の疑いで逮捕し、発表した。

名古屋市最大の風俗店グループ「ブルー」。

指定暴力団山口組弘道会の資金源とされるが、以前から愛知県警の捜査情報が漏れているのではないかという疑惑がくすぶっていた。

●県警内部に「多くのスパイ」

漏洩(ろうえい)疑惑が最初に取りざたされたのは2008年1月。暴力団を担当する捜査4課の捜査員(54)がグループの実質的経営者から850万円を借りていたことが発覚。

捜査員は県警監察官室に「他人のために借りた」「情報漏洩はない」と説明した。

監察官室は翌月、本部長注意の処分とした。

ところが、この捜査員が10年に辞職すると、経営者が850万円の返還を求めて提訴。

訴訟の中で、捜査員は借金を返済していないことや、捜査情報を漏らす見返りに飲食接待や数十万円単位の現金を受け取っていたことを認めた。

また今年5月、グループ経営者が愛知県警の警部を脅迫したとして逮捕・起訴された事件の公判で、この捜査員は「情報を流している警察官をほかにも把握している」と証言した。

経営者本人もこれまで逮捕されるたびに「警察内部に多くのスパイがいる。捜査を進めると大変なことになるぞ」と捜査を牽制(けんせい)してきたという。

こうした証言を受け、県警は情報漏洩がなかったか、主に暴力団を担当する警察官への調査を進めていた。しかし、逮捕された警部は捜査4課や組織犯罪対策課に在籍したことはなく、
当初の調査対象には入っていなかった。

県警は、警部の交友関係やグループとの接点などを詳しく調べる方針だ。

●刑事畑ベテラン、逮捕の警部

逮捕された倉木警部は1976年に愛知県警に採用され、主に刑事畑を歩んできた。

捜査1課では、殺人や強盗事件などを手がける強行班に長年在籍。

容疑者の取り調べには定評があった。

2010年春からは捜査班を束ねる班長として、事件を指揮する立場にあった。

昨年12月には、09年に同県蟹江町で一家3人が殺傷された強盗殺人事件で中国人の男を逮捕。

今年4月には名古屋市中川区に住む女性の死体が遺棄された事件で、漫画喫茶店の元経営者夫婦を逮捕していた。






暴力団関係者に情報漏らした警察官を逮捕

(愛知県)

愛知県警の現役警察官が暴力団関係者の男から依頼を受け、個人情報を漏らしたとして19日、地方公務員法違反の疑いで逮捕された。

逮捕されたのは、愛知県警刑事部捜査一課の警部・倉木勝典容疑者(55)。

警察によると、倉木容疑者は去年8月、警察官に脅迫電話をかけたなどとして裁判中の佐藤義徳被告から依頼を受け、蟹江警察署のコンピューター端末を
使い車両情報を照会。

その車の使用者の氏名や住所を漏らした疑いがもたれている。

調べに対し、倉木容疑者は容疑を認めているという。

また、佐藤被告は指定暴力団山口組弘道会とつながりがあるとみられている。

倉木容疑者が照会した車両ナンバーは、警察の捜査車両のナンバーと似ていたということで、警察は佐藤被告が捜査車両の情報を得ようとしていたとみて、
詳しい事件の経緯を調べている。
[ 2013/9/20 9:49]






愛知県警警部 捜査装い個人情報漏えいか

2013年9月20日 12時15分

愛知県警察本部の警部が暴力団関係者から依頼され、警察のシステムを使って調べた個人情報を漏らしたとして逮捕された事件で、警部は自分のIDとパスワードでシステムにアクセスしていたことが警察への取材でわかりました。
警察は事件の捜査を装って個人情報を調べていたとみて捜査しています。

愛知県警察本部の警部で捜査1課に所属する倉木勝典容疑者(55)は去年8月、暴力団関係者から車のナンバーを下に使用者を調べるよう依頼され、警察の情報管理システムを使って調べた名前や住所の個人情報を漏らしたとして地方公務員法違反の疑いで昨夜、逮捕されました。

警察によりますと、倉木警部は当時、強盗殺人事件の捜査で出入りしていた蟹江警察署の端末を使い、自分のIDとパスワードでシステムにアクセスしていたということです。

倉木警部は殺人事件などを担当する捜査1課の所属で、ふだん暴力団の捜査に関わることは無いということです。

警察は倉木警部が事件の捜査を装って個人情報を調べ、暴力団関係者に漏らしていたものとみて捜査を進めています。






暴力団関係者に情報 警部逮捕 愛知

2013年9月20日 4時58分

愛知県警察本部の警部が、暴力団関係者から頼まれて警察の情報管理システムを使って調べた個人情報を漏らしたとして、19日夜、地方公務員法違反の疑いで逮捕されました。

逮捕されたのは、愛知県警察本部の警部で捜査1課に所属する倉木勝典容疑者(55)です。

警察の調べによりますと、倉木警部は去年8月、暴力団関係者から車のナンバーを基に使用者を調べるよう依頼され、警察の情報管理システムを使って調べた個人情報を漏らしたとして、地方公務員法違反の疑いが持たれています。

警察によりますと、依頼をしたのは、暴力団捜査を担当していた警察官に脅迫電話をかけたとして逮捕、起訴された名古屋市の会社役員で、倉木警部は容疑を認め「会社役員とは14年前に知り合った。弁解することはない」と供述しているということです。

倉木警部が所属しているのは暴力団の捜査とは直接関係のない部署で、警察は会社役員との関係や情報を漏らしたいきさつについて調べを進めています。

愛知県警察本部の伊藤昇一警務部長は「県民の皆様に深くおわびします。警察官としてあるまじき行為であり、捜査の結果を踏まえて厳正に対処します」と話しています。

裁判の中で浮かび上がった事件

今回の事件は、3年前に起きた、暴力団の捜査を担当していた警部が脅迫電話をかけられた事件の裁判の中で浮かび上がりました。

「家族がどうなっても知らないよ」などと脅されたとされ、名古屋市の風俗店グループの実質的経営者で会社役員の佐藤義徳被告(56)が部下に命じて脅迫電話をかけたとして逮捕、起訴されました。

これまでの裁判で愛知県警の元警察官が証人として出廷し、佐藤被告から現金などの便宜供与を受けて捜査情報を漏らしたとしたうえで、ほかにも複数の警察官が接待を受けていたと証言していました。

一方、警察は、佐藤被告の風俗店のグループの売り上げが暴力団の山口組弘道会の有力な資金源とみて捜査しています。










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