cafe oasis

モスクと沙漠をめざして、世界をぶらぶら♪
~ただ今、上海から中国のイスラームやモスク情報を発信中~

UAE旅行記(11)アルアインへ

2006-03-31 | U.A.E.
旅行最終日はアルアインへ。時間がないので、車をチャーターすることにしました。約束の時間は9時。が、時間になっても車が来ません。少しの遅れは予想していたものの、チュニジアで予約を忘れられていた経験があるので、ちょっと心配になります。車は約15分遅れでやって来ました。この日のドライバーさんはパキスタンの人。彼曰く「シャルジャに住んでるから、15分かかっちゃったんだ…」とのこと。ま、確かにシャルジャからドバイまでは15分程度だけど。「それなら15分早くウチを出てよ~」とつっこみたくもなりましたが、なんか彼の正直さに思わず笑ってしまいました。

さて、ようやくアルアインに向けて出発です。
ドバイを少し離れると、道路はすぐに沙漠に囲まれます。ドライバーさんは、この道をよく知っていて、写真にも興味があるらしく、いい写真スポットを見つけては車を(時には無理矢理…)止めてくれました。
車が進むにつれて、砂はどんどん赤みを増していきます。オアシス都市アルアインに近づいているということを実感。この砂の色の変化は美しく、つい見とれてしまいました。


アルアインは快晴。青い空がどこまでも広がっていました。緑や花があふれるとてもきれいな町でした。特にアルアイン・オアシスは緑と水がとても豊富で、ここが沙漠に囲まれた町であることを忘れそうになってしまいました。

オマーンとの国境近くにあるラクダの市場には、数え切れないほどのラクダが。。。男性たちが次々集まってきて、品定め(?)してました。こげ茶色の子どもラクダがかわいかったです♪

町にはもちろんたくさんのモスクがありました。このモスクは、形といい、色といい、とてもかわいらしいです。おとぎ話にでも出てきそうです。

こちらはシンプルに白一色。青い空に映えていました。沙漠で時間を費やしてしまい、アルアインの町はちょっと急ぎ足だったので、立ち寄ることはできませんでしたが…。

この後はオマーン領ブライミに向かいます。

○○禁止!

2006-03-30 | 黒板・看板@中国
きのう初めて4号線に乗りました。途中は高架になっているので、上海の街が一望できて、なかなかよかったです。明珠塔もキレイでした。でも、まだ本数少ないんでしょうか。15分ぐらい待ったような…。あまりに暇だったので、こんなものを撮ってみました。

上海の地下鉄には、どこにでもあるマークだし、バス停などにはマークではなく、文字で表示されていたりしますが、他の国にも同様のマークがあるんでしょうか。特に右のやつ…
こんなマークがあると、上海って相当キタナイ町なのか?と思われる方もいるかもしれませんが、街中(表通り)は東京よりキレイかも。過剰なぐらいお掃除の人がたくさんいるし、古い建物はどんどん壊してピカピカのビルを建ててるから。わたしの好きな南市など古い町に行くと、結構汚かったりしますが、それはそれで生活のにおいがして楽しいです♪
ま、でも、こういうマークがあるぐらいだから、足元にはちょっと注意した方がよさそうですね。

青い空が見たい!

2006-03-29 | チュニジア
ここのところ上海もいい天気が続いていて気持ちいいです。空も意外ときれいな日もあったりして。
でも、空を見ていたら、もっと青い空が見たくなってきました。
そう、私の好きなのは、チュニジアの青い空♪(…上海の空、ごめん
懐かしくなったので…、シディブサイトのドアです


黒板アート

2006-03-28 | 黒板・看板@中国
上海では「小区」と呼ばれる住宅地の掲示版などに黒板がよく使われています。これが、なかなか秀逸なものが多くて、私は勝手に「黒板アート」と名付けています。おそらく、住宅地の管理人か、町会長みたいな人(いるのかな?)が書いていると思われるのですが、かなりの確率で達筆だし、絵も上手い。チョークって慣れないとかなり書きずらいと思うのですが、彼らのチョーク使いは見事です。
でも、素晴らしい黒板アートを見つけたときに限ってカメラを持っていなかったり、次に行ったときはもう消されていたりして、なかなかコレクションするのは難しいです。
今日は文廟路ですてきな黒板を見つけました


ちょっと見にくいかもしれませんが、上海の風景、なかなかよく描けていました。花の絵もきれい。芸が細かいですね。
最初通りかかったときは、黒板の前のパイプ椅子におじいさんがいい感じに座っていたのですが、このときはもういなくなってました。黒板とセットで絵になりそうな感じだったので、ちょっと残念。。。

松江清真寺(1)

2006-03-27 | イスラム@中国
上海の松江(song jiang)という町に上海でいちばん古いと言われているモスクがあります。小桃園&福佑路、両方のモスクで「いちばんおすすめ!」と薦められたので、行かないわけにいかないでしょ。というわけで、行って来たのが旧正月の前。…もう2カ月も経ってしまいましたが、モスクの様子をレポートします。

松江清真寺は松江の街の中心部、中山中路沿いにあります。
道にはこんな案内表示もありますが、実際の松江清真寺はこういう形をしているわけではありません。


入口はこんな感じ。気をつけないと、通り過ぎてしまいそうになります。
1341年建築のこのモスクは一見するとお寺のよう。中国式建築です。


入口の壁にはモスクの紹介文や案内図、天井には「真教寺」の文字があります。
このモスクは「真教寺」「雲間白鶴寺」「松江礼拝寺」などとも呼ばれているそうです。


この門をくぐると奥には中国式庭園が広がっており、礼拝室などはその先にあります。
その様子はまた次回。。。

松江清真寺
上海市松江区華亭老街東首
参観時間:9時~5時
入場料:6元


宝楊路の市場

2006-03-25 | 日々のできごと(上海)
春ですね~。上海も緑と花がきれいな季節になりました。
バスの窓から外を眺めるのが楽しい毎日です。
今日はフェリーで祟明島へ行こうということになりました。いつも利用している上海体育館の旅遊集散中心から、旅遊バス5号線で宝楊路埠頭へ。途中少し渋滞して、9時過ぎに到着。が、すでに早い時間のチケットは売り切れ。いちばん早くても2時間後ということで、日帰りするにはキツそうな時間帯だったので、今日はあきらめることに…。私としては早起きしたつもりだったのですが、やっぱりこちらの方々の朝は早い。次回はもっと早起きしなければ…!
でも、そのまま帰るのももったいないので、港の近くをぶらぶらしてみました。
しばらく歩くと、市場を発見。朝なのでお客さんも多く、活気がありました。


屋根が高くて、陽の光が入って来るので、明るい雰囲気です。そのせいか、野菜などもより新鮮そうに見えました。(うちの近くの市場はちょっと暗い感じなんですよね…)

もやしもこんな風に積まれると、妙においしそうに見えたりして。。。

久しぶりに豚の顔を見ました。こんなに大きかったっけ?
隣は香腸(中華ソーセージ)です。


お豆腐屋さん。朝なので種類も豊富でした。
季節ものでは、いちごが一斤(約500グラム)5元程度で売っていました。日本のように大粒でキレイないちごではありませんが、スーパーで見るものよりずっと新鮮でおいしそう
毎日通いたくなるような市場でした。

258元!

2006-03-24 | 中国(湖南省)
天門山国家国立公園の入場料です。いくら観光地と言っても高すぎでしょう。コレは…。
ロープウェー代込みだから、仕方ないかもしれないけど。
高いお金取ってるだけあって、ここの入場券、なんと、ICチップ付き。設備は最新です。
でも、なぜか入場の際には指紋採取が行われるんです(機械で読みとるやつ)。
香港でIDカード作るときに取られたことはある(こちらは墨で拇印を押すやつ)けど、観光地で指紋取られたのって、初めてなのでびっくり
しかも下山の際も指紋照合?が行われるのです。テロ対策か何かでしょうか?手荷物検査もしないのに。何のためかわからない~


ロープウェーに乗ると、張家界の町が一望できます。辺り一面、みごとな菜の花畑でした
牛なんかもいたりして、のどか~な感じです。が、上に行くにつれて、傾斜が急になってきて、ちょっと怖かったです。(最高傾斜角度37度だそうです)
でも、久しぶりに山を見たので、ちょっと感激してしまいました。(上海周辺には山がない!)


山の上は霧で白く霞んでいました。山水画の世界っぽくて雰囲気はなかなかだったのですが、写真だとイマイチですね
山に開いている穴は、世界でいちばん高いところにある天然の溶洞“天門洞”です。この穴を飛行機が通過するというイベントを観に行ったのですが、霧で視界が悪かったためか、中止になってしまいました。残念!

キミは何者?

2006-03-23 | 中国(湖南省)
筋肉痛、まだ治りません。もう帰ってきて4日も経つのに。。。
それは張家界2日目のこと。
この日は午後大きなイベントがあり、国立公園の入場者数が制限されていたので、航空券を取ってもらった現地旅行会社に天門山の入場券を手配してもらうことに。プラス30元程度で送迎とガイドが付くというので、それも込みでお願いしました。
天門山にはロープウェーが通っているので、山の上を気軽にハイキングするんだろうな♪
…なんて思っていたのですが、これが大間違い。
部活のようなハードトレーニングを受けるハメに…
現地ガイドの若者はフットワークが軽くて、観光客であふれる山の中でも素早く情報をキャッチしてくれて、なかなか役に立ってくました。が、歩くのがめちゃくちゃ速かった!急な山道でも息ひとつ切らさないし、階段は必ず1~2段抜かし。余裕で軽ーくジャンプしちゃったりして。。。
フットワーク軽すぎー!
あまりの身軽さに、キミはこの山で育ったのか?それとも忍者か何かなのか?…と本気で考えてしまいました。
日頃の運動不足が祟ったことは間違いありませんが、スポーツ好きの方でもきっとバテると思います。それに、ハイキング気分で、私は大量の水やお菓子、老安は重いカメラを背負っていたので、余計に歩きづらかったのです。
途中、「も、もうダメ…休憩させて…」という言葉が何度口から出そうになったことか。しかも、後ろを振り返ると、私よりさらに苦しそうな老安の姿が。。。でも、このまま夫婦共倒れでは、「日本人は体力ないなー」と思われてしまう…。それも何だか悔しいので、必死について行ったのでした。
前を歩く団体客を物凄いスピードで追い越し続けた結果、2時間で無事一周しました。たぶん、普通に歩いたら半日はかかると思います。それに一周してる人、他に一人もいなかったような…。
でも、いい思い出にはなりました(景色はあんまり覚えてませんが…

粒々コーンスープ?

2006-03-22 | 中国(湖南省)
張家界では表通りから一本裏に入ったところに、小さな路上市場があることが多かったです。上海市内では市場は建物の中に入ってしまっていることが多いのですが、やっぱり外にある市場はなんとなく楽しくて好きです♪
そこで、こんなものを発見↓


とうもろこしをこの年季の入った石臼で挽いてペースト状にするようです。注文したら、その場で挽いてくれるんでしょうね~。コーンスープにしたらおいしそう~。
野菜も上海では見たことがないものもあったし、とても新鮮そうでした。


これ、ちょっと見づらいですが、大きな量りです。お肉陳列棚も兼ねてます。

やはり市場で買い物する人が多いようで、スーパーの野菜売り場はとても小さいものでした。スーパーで売っているものも、広州や重慶のメーカーのものが多くて、上海では売っていないものもあり、見ていて楽しかったです。
私が見たところ、張家界にはコンビニやファーストフード店は一軒もありませんでした。で、なぜか帰るころになって、老安と二人してハンバーガーが食べたくなり、虹橋空港に着くと空港のマックに直行してしまいました。普段はめったに食べないのに、不思議なものですね

ここは韓国?

2006-03-21 | 中国(湖南省)
…と思うほど、韓国の方々に囲まれた週末でした。
湖南省の張家界というところへ行ったのですが、何しろ、行きの飛行機は韓国人で満席(おばさん比率98%)。韓国から上海を経由して張家界へ行くツアーだったみたいです。
ホテルも韓国人だらけだったし、空港、ホテル、商店、観光地…至るところにハングル表記があって、びっくり。ホテルの朝食ビュッフェには何種類ものキムチが並んでました
上海では日本語をよく見かけるけど、ここでは日本語は一切なし。英語表記もほとんどなし。中国語と韓国語のみ、でした。
張家界は世界自然遺産に登録されているのですが、まだ日本人にはあまり知られていないのでしょうか?天門山ロープウェーで観光客を仕切っていた公安のおじさんは、あまりの日本人観光客の少なさに、「日本人は旅行が好きじゃない」と思い込んでいたし…。
まだ観光地になりきっていないみたいで、客引きなんかもほとんどいなくて快適でした。タクシー初乗り3元、バスは5角、ラーメン3元程度…と物価も安かったし。野菜市場を探索したり、屋台で買い食いしたり…。今回の目的は観光ではなかったのですが、なかなか楽しめました♪食べ物は辛いものが多かったので、口の中ぴりぴりしてましたが。。。


市場の入口にて。調理などに使う炭を運ぶ台車です↑