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モスクと沙漠をめざして、世界をぶらぶら♪
~ただ今、上海から中国のイスラームやモスク情報を発信中~

傘をささない人たち

2006-02-28 | 日々のできごと(上海)
最近、雨の日が多いです。
天気が悪そうだなあ~と思った日は、出かける前に窓から外を見て、
傘をさしている人がいるかどうか、自分の視力の限界まで念入りにチェック!
うちはマンションの6階なので、遠くまでは見渡せないけど、繁華街を歩く人々の行動を見物するにはちょうどいい高さなのです。
どうしてそんなことをするのか?もちろん理由があります。
こっちの人たち、少しの雨じゃ、傘をささないんです。
みんな濡れたまま、平気な顔して歩いてるんです。
特に男性。結構な大降りの日でも傘をさしません。そんなに意地を見せたいのか?それとも、昨日お風呂に入らなかったからちょうどいいや、とでも思ってるのか?ってな感じです。
だから、誰も傘をさしていなくても、小雨が降っていることが多いし、傘をさしている人が一人でもいたら、結構な雨が降っている、と判断できるわけです。
どうして彼らが傘をささないのか、ずっと不思議に思ってましたが、先日ようやく謎が解けました。
いつものようにバスに乗ってテレビをぼーっと見ていると、街頭インタビューのコーナーが始まりました。
テーマはズバリ「どうして傘をささないのか?」。
おお、なんとタイムリー。やっぱり、中国の人たちも疑問に思ってたわけね!とちょっと嬉しくなってしまいました。
そのコーナーでは、結構雨が降っている日に、淮海路で傘をささずに歩いている人を直撃。
ダントツで多かった答えは「持って歩くのが面倒だから」。
あとは、「たいした雨じゃないから」(でも、おじさん!今、アナタ、デパートに駆け込んで来なかった?)とか…。
で、インタビューアーが「でも、今日はすごい雨ですから、傘差し上げますよ」と傘を差し出しているのに、全員「不要!」だって。タダなんだから、受け取ればいいのにね。意地になってたみたい。ちょっと笑ってしまいました。
ようやく疑問が解けて、すっきりしました

楊浦区初上陸!

2006-02-26 | 日々のできごと(上海)
上海生活8ヶ月目にしてようやく楊浦区に足を踏み入れました!
老西門から135番のバスで虹口区との境にある大連路へ。
この辺りは、最近地下鉄4号線が開通したばかりで、まだまだ古い町並みが残っています。
楊樹浦路と平涼路の間には、昔のままのレンガ造りの家々が見事に並んでいます。
特に福禄街や景星路の辺り。。かな~り濃いです。
この辺りの家は水道が家の外にあるので、野菜を洗ったり、洗濯板で服をゴシゴシ…なんて光景があちらこちらで見られます。その隙間で子供が走り回っていたりします。
古い町だから、当然のことながら「昔からみんな知り合い」。
ヨソモノを寄せ付けない雰囲気が漂っていました。
それに、道も本当に狭くて、なんだか人のうちの敷地内を歩いているよう…。
なかなか奥の方までは入って行けませんでした。
写真ももっと撮りたかったのですが、あまりにも生活のにおいが濃すぎて、カメラを出す勇気が…。
(小心者なので、人がいない所だけ撮りました↓)


あ、ここを歩くときの注意をひとつ。家のドアがちょこっと開いたら気をつけて!
残飯やお弁当の箱なんかが飛び出してきます!ごみも道端に適当に捨てているみたい。
そういうわけで道もあんまりきれいじゃないですが、探検している気分になれて楽しかったです。
上海ではこういう古い家々はどんどん(容赦なく)壊されているので、もしかしたら、ここもいずれはなくなってしまうかもしれませんね。。。

これこそホントの南翔小龍包!

2006-02-25 | 日々のできごと(上海)
今日は南翔鎮にある古猗園餐庁へ。ここは「南翔小龍包」発祥の店として有名。
古猗園のバス停で降りると店はすぐ目の前にありました。
小さな店かと思っていたのに、結構大きくてびっくり。私たちが食べたところは、セルフサービス式だったけど、奥の方の部屋では結婚披露宴まで開かれていました。
小龍包は1せいろに20個入りで12元…と六本木ヒルズで食べるのがばからしくなるようなお値段。
感激するようなおいしさではないけど、十分満足できるおいしさ。
豫園の南翔小龍包より、皮が薄い&肉の味がさっぱりしていて私好みでした。
で、結局2人で2せいろ食べてしまったぁ…。
今回蟹肉入り(10個入り12元)のを食べるのを忘れたので、また行こうかな。。。
 上海古猗園餐庁
 上海市嘉定区南翔鎮滬宜公路218号
 TEL:59121335  http://www.gyynx-xiaolong.com
 上海市内からは旅遊6号線(上海体育館から6元)などいくつかバス路線あり。30~40分ぐらい。


おなかがいっぱいになったところで、散策を開始。先ほどのレストランの脇の古猗園街には小龍包屋さんがずらーり。湯気が道に漂っていました。
民主街を歩いていると、こんなものを発見。
             
これは一体何でしょうか???下には井戸みたいなものがありました。かなり古そうですが今も使われているんでしょうか。
この辺りには古そうな家々も残っていて、おもしろかったです。
しばらく歩くと、水郷のような風景も見ることができます。
また、街中には南翔寺のレンガの塔が飾られていましたが、立派なものでした。
それに、上海の街中ではなかなお目にかかれない「溝だけのトイレ」にも出会えます。(老安は昔の友達に会ったかのように感激してました。)
1時間あまりの散策でしたが、結構楽しめました。人が少ないので、ぶらぶらするのにはちょうどいいところだと思います。
南翔は小龍包だけじゃなく、お散歩もおすすめです!

肉まん3個分の・・・

2006-02-24 | 日々のできごと(上海)
街を歩いていると、やたらと道を聞かれる。
「地下鉄の駅はどっち?」とか、「○○番のバス停はどこ?」とか…。
初めて行った場所でこっちがキョロキョロしながら歩いているのにも関わらず、聞いてくる人も多い。
道を聞かれるということは、ちょっとは道を知っていそうに見えるということ?
つまり、私もすっかり上海に馴染んだということ??
喜ぶべきか、悲しむべきか???…微妙なカンジではある。
でも、思うに、彼らは知ってそうな人に声をかけているのではなさそう。
だって、「どこからどう見ても日本人!」といろんな人に言われる顔の私に、道を尋ねるんだから。。。
何にせよ、そういう人はたいていスーツケースを引きずっている=地方から上海に着いたばっかりの人なので、何となく不安そうだし、それに、私の方が上海に詳しいのは保証付き。
だから、いつも結構親切に応対してきた(つもり)。

でも、この間はちょっとイヤなヤツに会った。
淮海路から汾陽路へ曲がろうとしていると、背後から「小姐、請問…」と言うおっさんの声が。
また来たかあ、と思いながら振り向くと、おっさんはこう言い放った。
「バス代がないから、2元くれ」
…ナンだとぉ~~ぶー。
2元は円に換算すればたったの30円だが、上海じゃ、肉まんが3つ買える金額である。
ずうずうしいヤツにあげるわけがないでしょ!
しかも、このおっさん、妻子連れ。どっか地方から来たというのがひと目でわかるいでたち。
2元すらも持っていなくて、これから何をしようというのか。。。

これからは、声をかけられて振り向くのも、ちょっと躊躇してしまうかもしれないなぁ…。

福佑路清真寺

2006-02-22 | イスラム@中国
上海の有名な観光地・豫園の近くにあるモスクです。(住所:上海市福佑路378号)
観光地の近くではありますが、この通りはかなりローカルな雰囲気。
モスクは雑居ビルに挟まれて、ひっそりと建っています。(左隣は下着屋…)
古い町並みに溶け込んでしまっているので、気をつけていなければ通り過ぎてしまうかもしれません。また、グリーンのドームを見るためには、30メートルほど離れなければなりません。
小さな門をくぐると、短い回廊があり、その先で数人の男性がおしゃべりしていました。そこで、見学してもいいかどうか尋ねると、快くOKしてくださいました。その上、一人のおじさんが案内までしてくれたのです。

  
このモスクはかつては「穿心街礼拝堂」「穿心街回教堂」とも呼ばれていました。また、「北寺」という俗称もあるようです。清の時代(1870年)、この辺りで商売をしていた回族の人たちが資金を集めて建てたそうです。その後数回の修繕を経て現在に至ります。
モスクの外観は漆喰かコンクリート作りのように見えますが、内部は中国式の木造建築(三進庁堂建築)になっています。
モスクに入ると、狭い廊下があり、左側は応接室。右側には広いスペースが広がっており、3つの部屋に分かれています。
(写真左)アラビア書道などが飾られている狭い部屋
(写真中央)テーブルなどが置かれている広い部屋
(写真右)礼拝室
この順に部屋が続いています。

   
中国式の紅木のドアから、礼拝室の中を見ると、床には赤い絨毯が敷き詰められていました。
奥には美しく装飾されたミフラーブが見えます。

         
毎週金曜日には200人ほどのムスリムが礼拝に訪れるそうで、人数が多くて礼拝室に入りきらないときは、二番目の部屋でも礼拝ができるようになっています。また、この礼拝室の右奥には女性用の礼拝室も設けられているそうです。
         
案内してくださったおじさんは、上海人のムスリムでした。この黒板を見ながら、晨礼(chenli)と昏礼(hunli)が重要であることなどを説明してくれました。(黒板っていうのが、中国っぽくて好きです)
その他にも中国のイスラムのことや上海のモスクなどについて、いろいろお話してくれました。

             
私がメモを取ったりしていると、話はどんどん加速していきます(笑)
さらには、他のムスリムさんまで呼んできてしまったり…。
最後には「またいつでもおいで」とまで言ってくれました。…いい人です。。。
おじさんのおすすめモスクは上海の松江にあるモスクだそうです。
「松江のモスクは歴史が長いし、園林式でとってもキレイなんだ!絶対行くんだよ」と言われたので、後日行ってきました。その様子は後ほどレポートしたいと思います。


UAE旅行記(7)東海岸へ出発!

2006-02-20 | U.A.E.
「あるにはあるんだけど…」
ホテルのフロントにあるツアーデスクで、エカテリーナがつぶやく。
UAE3日目の夜、現地発のバスで、「UAEの究極リゾート」と評判の東海岸ツアーに参加しようと勇んで立ち寄ったのだが、エカテリーナ(名前は存じ上げないが彼女の雰囲気と体形から勝手に命名させてもらった)のこのコメントに身構える老安と小安。
「ロシア語のツアーだけどいいかしら?」
「へっ?ろ、ロシア語でっか?」一瞬固まる…。

ロシア語って言うと、えぇと、ピロシキにトロイカ、ゴルバチョフ…くらいしか思い浮かばないのだが…。
「大丈夫よね?どーせガイドなんて聞いてないでしょ?安くてお得よ!」
エカテリーナはすかさずたたみかける。
「……まぁいっか!確かに安いし、どーせ説明もまじめに聞かないし…」
とまぁ、若干の不安はあったものの、こんな感じでツアーを予約した老安と小安であった。

 そして翌日、ツアーデスクに集合するとエカテリーナがやってきた。
「こっちよ」
絶対に体重は200キロはあるよなぁ…と思いながら、その後ろ姿を追いかける老安と小安。エカテリーナはその巨体を響かせながらどんどん歩いていく。
「さっ!このバスに乗って!楽しんできてね!」
少し緊張しながら20人乗りくらいであろうか、小型バスに乗り込んで出発を待つ。
「どーせ何人もいないんだろ?」なんてタカをくくってたら、突然!バスが大きく右に傾いた(ような気がした)。あわててドアの方を見ると「ロッキー」やら「ターミ○―ター」やらにでてくる悪役のような巨体が2つ、こっちに向かってくるではないか!
そして老安&小安の座っている席の隣りにドカッと(まさに「ドカッ」っていう音が聞こえてきそう)鎮座ましましたのであった。
彼らのあまりの体格のよさに、あ然とする老安と小安…。しかも、その後も来るわ来るわ、明らかにスラブ系のお顔立ちの大きな方々が…。さっきまで広く感じたバスが、あっという間に狭くなってしまった。腕や脚が椅子に納まりきらず、通路にはみ出しているため、はっきり言って通路なんかないに等しい。老安と小安は日本人としては大きい方なのだが、このときばかりは自分たちがチビッコに思えた。そして、けんかなんかしたら絶対敵わないから、おとなしくしていようと心に誓った。
 数分後、定員に達した小型バスはビミョーに右に傾きながらも発車!一路東海岸へ向かって飛ばしていくのであった。
(by老安)

清真通り

2006-02-19 | イスラム@中国
昨日は福州路へ。外文書店と上海書城で新疆のガイドブックを購入。
まだ行くとは決まっていないのに、ガイドブックを買っただけで、ゴキゲンな小安である。。。
いい気分で、当てもなく周辺をぶらぶらしていたら、こんな風景が目に飛び込んできた↓

         
偶然こんなところに来るなんて、私のイスラム好きが認められて導かれたのかも?と思ってしまった。
場所は広東路×浙江中路。
この通りには清真レストランや清真食品店が軒を並べており、イスラムっぽいデザインの建物も多い。…ということで、勝手に“清真通り”と命名させていただくことにする。
この清真通りで一番大きく、目立っていたのが、このレストラン↓ 
その名も「穆斯林(ムスリム)」。

         
外に貼ってあったメニューを見てみると、羊のしゃぶしゃぶ、羊のステーキなど、当たり前だけど、羊と牛を使った料理がずらり。個人的には「羊肉包」(7角)が気になった。
店の一角には「黄浦区少数民族連合会」の看板も。。。
そして隣には「東伊順」という清真レストランが↓

         
こちらは看板にもあるように、マレーシア風のイスラム料理がメインらしく、メニューもカレーとか、東南アジアっぽいものが多かったみたい。店の外では、ナンなどの小吃を売っていて、特に「roujiamo(肉+夾+食偏に莫)」は人気らしく、行列ができていた。(「roujiamo」というのは、中国の西の方でポピュラーな小吃で、羊肉の薄切りと香草をパンに挟んだもの。)
「穆斯林(ムスリム)」も「東伊順」も、店の隣に羊肉・牛肉売り場を併設していたけど、その他にも清真肉屋がいくつかあった。
この店では、肉の解体作業中。骨から肉がきれいに剥ぎ取られていく。手際のよさについ見とれてしまった。(なぜかタバコも売っていた…)

         
道端には肉がぶら下がっていたり、骨が積まれていたり。。。頭上&足元注意~!
太鼓みたいなのは、まな板。その上にはでっかい中華包丁。…公道で肉を切らないでほしい。。。

             
結局、この通りのレストランには入らず、外で売っていた「泡餅baobing」(羊肉入りのナン:5元)を買って、歩き食い♪ おいしかったあ~。
今度はレストランのお味もチェックして来たいと思います。

清真女寺

2006-02-17 | イスラム@中国

その名の通り、女性用のモスクです。
以前紹介した小桃園清真寺と
同じ通りにあります。
(住所:上海市小桃園街24号)
実際に中に入ってお話を伺った
わけではないので正式には
わからないのですが、
いろいろ調べてみると、
上海の清真女寺は1933年に
西倉街という場所に建設された
そうです。
現在の場所に移ったのが1958年。
1993年から修繕が行われ、
1995年9月に正式に開放された
ということです。


外から見ると、結構大きなモスクであることがわかります。
中はどんな風になっているのでしょうか。

         
このモスクの隣には、清真食品店もありました。

         
このモスクを訪問して、お話を伺える機会があるといいのですが。。。
それが叶ったら、またレポートしたいと思います。

やっぱりチョコは明治でしょ!

2006-02-16 | 日々のできごと(上海)
バレンタイン余話。
女性が強い上海、男性陣はどんなバレンタインを過ごしたのか。
男性3名(平均25歳ぐらい)に聞いてみた。

一人目:小楊
彼女がいない彼は仕事が終わった後、速攻で帰宅。独り寂しく過ごした後、早々と就寝したらしい。
やはり、一人でカップルだらけの街に出るのは気が進まなかったのだろう。
独り身が肩身の狭い思いをするのは、日本も中国も同じようだ。

二人目:小曹
以前から思いを寄せていた大学時代の同級生をデートに誘った彼は、この日のために100元以上するバラの花束を用意。
彼のお給料がいくらかは定かではないが、大卒初任給が2000元とかそんな感じなので、結構奮発したことになるんだろう。
で、仕事帰りに彼女と待ち合わせし、花束をプレゼント。彼女、感激!
…と、ここまでは順調だった。
が、その後、彼女が急に体の不調を訴え、帰ってしまった。
食事すらできなかったらしい。
小姐よ、本当に体調が悪かったのか?花束だけ欲しかったんじゃないのか?それとも、二股か?
気合を入れてデートに臨んだ彼が不憫でならない。。。

三人目:小
彼には前からつきあっている大学生の彼女がいる。
「バレンタインの夜は、彼女とイタリアンレストランでピザを食べたんだ!」と満足気。
彼の言うイタリアンレストランというのは、ピザハットかサイゼリア(最近上海で大人気)か、せいぜいGino Cafeぐらいなもんだと思うが、アツアツのカップル(私語?)にはそれで十分なのだ。
そして、チョコレートをプレゼント。
彼女もお返しにチョコレートをくれたと言う。
しかも、「“明治”のチョコレートだったんだ!」とすんごく嬉しそう。…かわいいではないか!
日本じゃ、バレンタインデーに明治やロッテのチョコを受け取ったら、間違いなく「義理チョコ」確定だよ。。。と言おうと思ったが、やめておいた。彼らにとっては一応「海外ブランド」なのだから。

5年後ぐらいに会ったときに、「やっぱ、チョコはゴディバでしょ。」とか言われたら、ショックだろうなー。
今の気持ちを忘れないでほしいと切に願う小安でした。

情人節がやってきた

2006-02-15 | 日々のできごと(上海)
最近、上海の街が明らかに浮き足立っている。。。

理由はなんとなくわかる。
1月末から、花火あげて、爆竹やって、帰省したり、旅行したりして、初十五(元宵節)にお団子食べて、やっと春節が終わった!と思ったら、中一日ですぐ情人節(バレンタインデー)がやってきたのだ。
みんなが落ち着かないわけだ。
春節の真っ赤な飾り&情人節のピンクのハートマーク…街中はこれらが混在して、ちょっとウザイ感じすらする。
…とは言っても、こういうときの人々の行動を見るのは、私の楽しみでもある。

ウエディング関係の店はここぞとばかりにプロモーションを展開。
もちろん、どこの花屋も大忙し。
若者もおじさんも、花を選ぶ目は真剣そのものだ。
彼氏と共にやって来た女の子は、高そうな花束を彼氏に買わせ、自分はその花束だけを持ち、他の荷物(ハンドバッグとデパートの紙袋5つ)は全て彼氏に持たせ、真っ赤なコートをはおって、意気揚々と歩いて行った。上海での男女の力関係を如実に表している風景だ。
昼間働いている女性はどうするか、というと、大きな花束をオフィスに届けさせるのだ。みんなの見ている前で「恋人からの愛」を受け取ることで、自尊心が満足するのかもしれないけど…。恥ずかしい、とか、照れくさい、とか思うのは日本人だけなのかな。

ニュースを見たら、日本ではかなりの高級チョコが売れているらしい。
一粒500円…って、何? 確かにおいしそうだけど。
私はドバイで買ったデーツ&アーモンド入りチョコ(2袋20個入り9DH)でいいや~と思ってしまった安上がりな小安でした。