cafe oasis

モスクと沙漠をめざして、世界をぶらぶら♪
~ただ今、上海から中国のイスラームやモスク情報を発信中~

バザール

2006-09-30 | 中国(新疆ウイグル自治区)
艾孜熟提路沿いにある中西亜国際貿易市場。
アパク・ホージャ廟からの帰り、ここで途中下車してみました。


この通りにはこのバザールだけでなく、他のバザールやレストランもたくさんあり、地元の人で賑わっていました。

日用品からお土産物までいろいろ売っていて、ぶらぶらするだけでも楽しいです。
屋台で飲んだざくろジュースもおいしかった~


バザールの向かい側には、こんなステキな建物も

まもなく国慶節

2006-09-29 | 日々のできごと(上海)
今日は金曜日。でもいつもの金曜日とはちょっと違う雰囲気。
昼間から(いつもより更に)人口が多い気がするし、バスも込んでるし。
銀行も長蛇の列だし(わたしはあきらめました)。
街中にあふれる赤い国旗。うーん、いよいよ国慶節だなあ~。
日本のように3連休とかがない中国。
春節と5月の労働節と10月の国慶節、この3つの連休以外は休みがないから、旅行とか里帰りとかはこの連休に集中。13億人(もしかして14億人超えた?)が一斉に動き出すので、火車駅なんかは大変なことになります。

今年は10月6日が中秋なので、みんな月餅の袋をいくつも持って歩いてます。
うちも今年は4ついただきました。
引換券をもらって、お店に交換に行くんだけど、店の前にはダフ屋(?)みたいなオジサンがわんさか。
「小姐~、月餅券いらんかね~」ってな感じで近づいてきます。
要らない券を買い取って、ほしい人に売ってるワケね。
わたしは甘いものがないと、脳が動かなくなってしまうので、イマイチな味の月餅でもナイよりマシ。オジサンに券は売れません。
アイス月餅は電話で予約すれば配達してくれるというので、電話したところ、ずーっと話し中。…回線増やせ~、ネッ○ル!
(結局、何十回もかけてようやく繋がった…。応対が丁寧だったので許すことにする)

なんだかんだ言っても、長期連休というのは嬉しいし、街中のいつもと違う雰囲気が伝わってきて、こちらもわくわくします。

が、そんな気分をぶち壊す事件がひとつ。
久しぶりに天平路へ行ったら、行きつけの麻辣湯屋さんが壊されてました
ウチの近くでは、唯一の麻辣湯屋だったのに~
冬には麻辣湯は必須!なのに。ホント、どうしよう~~

七宝古鎮

2006-09-18 | 上海情報
涼しくなってきたので、上海市内から一番近いミニ水郷・七宝古鎮へ行ってみました。
バス43番&935番で40分ぐらいで到着。
漕宝路沿いを走るバスの多くが七宝鎮を通るので、とても便利♪


古鎮の入口はこんな感じ。
週末のせいか、地元の観光客であふれてました。


↑隣接するマンションの壁には、なぜか滝の絵…!古鎮っぽい雰囲気を出したかったのかな?
でも、洗濯物はがんがん干してあるんですけど。


水郷の町なので、一応川もあるし、船にも乗れます。博物館なんかもあります。
が、みんなのお目当てはコレ↓ 小吃です


南街の方は小吃の店がずら~り。みんなひたすら食べ歩き♪
橋の辺りではほとんど全員といってもいいほど、「海棠糕」(今川焼きを硬くして、表面にカラメルをかけたようなもの)を食べてました。
(↓こちらは方糕屋さん)


湯圓は一個0.6元。柔らかいお餅の中にいろんな具が入ってます。
菜肉湯圓も豆沙湯圓もおいしかった~


ローカルおじいさんたちには、押し寄せる観光客も関係なし。
のんびりおしゃべりしたり、麻雀したり…。


ちょっと裏道に入ると、古い教会があったりして、面白いです。
こんな趣のある家にも出会えます。


そしてこちらは床屋さんの料金表。本日のNO,1をあげたいぐらいのお気に入り♪
心をとらえる出来栄えです。


お客が一人もいない足浴屋さん。桶がずらり。
おじさんの脚だけ見えますが…(おそらくお昼寝中)。


季節柄、秋の虫もよく売られています。…キリギリス???

というわけで、食べてばかりでした。
まじめに観光したい方は下記のページを参考にしてくださいませ


七宝古鎮のウェブサイト
上海ウォーカー七宝老街紹介ページ

清真路とは?

2006-09-17 | イスラム@中国
上海市内にこんな名前の道があるのを発見。
で、行ってみました(うちから近かったので…
場所は大木橋路と楓林路のあいだ。
東の方はやたらと足浴屋とか按摩屋が多くて、うーん、なんかちょっとヤな感じ。
西へ向かうと住宅街(小区)になり、小吃店などもちらほら。

端から端まで歩いたんですが…

結果:「空振り」でした

イスラムに関係したものが発見できるのでは?とちょっと期待していたけど、
何も見つけられませんでした。残念…!


でも、こういう名前が付いているぐらいだから、昔はイスラム関連施設があったのかも…と考えてしまいます。

ハマッてます

2006-09-15 | 日々のできごと(上海)
今さら、ホントに今さらなんですが、私の中で、ようやく韓国ドラマブームがやって来ました。
(遅っ!!)

今、見てるのがWOWWOWでやってる「私の名前はキム・サムスン」。
文句なしに面白いです
金善雅(キムソナ)×玄彬(ヒョンビン)の掛け合いが最高!

初めの方見逃してたので、ついDVD買っちゃいました。
(中国語題「我的名字叫金三順」全16話53元)
音声は韓国語、字幕は中国語にして見てるんですが、全く韓国語がわからないので、ずっと字幕を見なくちゃならなくて、ちょっと疲れる
音声を中国語吹き替えに設定すれば、楽なんだけど。
吹き替えにすると、サムスンの雰囲気が出ないような気がして…。
それに、中国の吹き替えって、なんかどのドラマも同じ声に聞こえるし。(気のせい?)

そして、もうひとつ暇なとき見てるのが「浪漫満屋(フルハウス)」っていうドラマ。
途中から見たのでよくわからないけど、このドラマも“契約結婚”。流行ってるんですね。
女の子がかわいい
このドラマ、今日が最終回だったのですが、今日びっくりしたことがひとつ。
男の人、Rainだったんですね~。
すみません、顔と名前が一致してなかったです、ハイ

華娯電視のこの枠(夜7時頃~)は、韓国や台湾のまあまあ面白いドラマが放送されてます。
確か、人気のトーク番組「康煕来了」もこのチャンネルですね。

※華娯電視 http://www.cetv.com/index.html

さあ、これから「サムスン」の続きを見るぞー。

アパク・ホージャ廟/香妃墓(2)

2006-09-09 | 中国(新疆ウイグル自治区)
主墓室の入口の装飾はこんな感じ

外壁は四角いタイルが規則的に貼られているのですが、ここは手の込んだデザインになっています。

素朴な青いタイル。何度も貼りなおしたような、この感じが好きです

廟の近くには教経堂があります。アパク・ホージャとお父さんが勉強した場所だそうです。

ドームのてっぺんの飾り(というのか?)、仏教で使う形らしいとどこかで読んだのですが、本当???
(あやふやでスミマセン

やり直すべきか?中国語

2006-09-05 | 日々のできごと(上海)
最近少し暇になってきたこともあり、また中国語を勉強しようかなぁ~という気になってきました。
いちばん勉強したいのは(もちろん!)アラビア語なんだけど、中国語で検索かけても、上海には勉強できるところがほとんどないみたい。(あたりまえかぁ~
ま、それは後の楽しみに取っておくとして、今はとりあえず中国語を忘れないようにするのが先決。

最近気づいたのですが、実はわたし、「熱しやすく冷めやすい」人間だったんです。
(今まで「継続は力なり」タイプだと思い込んでいた…。)

香港の大学で勉強して、日本でも仕事の帰りに学校通って、(身の程をわきまえず)翻訳学校にも足を踏み入れ、(家族を置いて)北京に短期留学し…。とここまでは、まさに“燃えている”状態でした。
このころの目標は、(ありがちですが)「中国語を使う仕事をすること」。
で、思いがけずコレが叶ってしまったのです。

すると、今までの情熱がサーッと冷めていきました。
中国人といっしょに仕事するのは楽しかったし、もちろん専門用語なども覚えられてよかったのですが…。

そして、上海へ来てからも、勉強する気が起きず。
でも、“マトモに話せるのは中国語だけなんだから、大切にしなくては!”と最近(突然)ひしひしと感じたのです。

で、さっそく学校探し開始。
語学学校、山のようにあるんです。でも、なかなか時間やレベルが合わない。
話題が豊富になると思うので、少人数のグループレッスンを希望しているんだけど…。

せっかくやる気が起きてきたのに、これじゃあまた熱が冷めてしまうかも…

とりあえず、学校が見つかるまでは、復習に励みたいと思います

回民公墓

2006-09-04 | イスラム@中国
暑いのが苦手なので夏の間はおとなしくしてたけど、そろそろ行動を開始せねば!ということで、イスラムの墓地へ行ってみました。
うちから上海動物園近くの程家橋まで911バスで行って、そこで上朱(滬朱)線に乗り換え。
このバスに乗ったのは初めてだったので、ちょっとドキドキ
目的地までバス停3つぐらいのはずなのに、やたら止まってお客を乗せるし。
たいていのバスは、次のバス停名が電光表示されるか、録音されたアナウンスがあるんだけど、ボロいバスなのでそれもなし。切符売りのおばちゃんが「次は○○!」って言うのを聞き逃さないように、耳を集中させてなきゃならない。いつもならウトウトするところなんだけど、この時ばかりは寝ませんでした。
そんな状態で、滬青平公路を20分ぐらい走って、衛家角というところへ到着。

バスを降りて、諸光路を少し歩くと、イスラム風の建物が見えてきました。


この建物は公墓に併設された「和甸清真食府」という清真レストランでした。
そこを左に入ると、すぐに回民公墓の入口があります。


ここは回族、ウイグル族、カザフ族など、10の少数民族の墓地です。
以前は少数民族の墓地は数箇所に分散しており、文化大革命の時代には壊されたり、火葬を強制されたりしました。1979年にこの場所に公墓が作られ、現在7000人以上の国内外の少数民族の人たちが眠っているそうです。
この日も、イスラムの帽子をかぶった男性たちが、次々に訪れていました。周りでは、お供え用の花を売る人たちも沢山いました。


すぐそばにごみ集積所があるので、廃品回収の人の姿も。
大都会上海にはこうして生計を立てている人も結構いるのです。

お金は大切に・・・

2006-09-03 | 日々のできごと(上海)
中国のお札はボロい。特に5元札と10元札。

お財布に入れないで、ポケットにつっこんでるから、どんどんボロくなっていく。
破れてたり、皺くちゃだったり、セロテープで止めてあったり、メモ書きしてあったり、触るのも憚られるほど汚~いのもある。

この前受け取ってしまったお札は、どうやら服と一緒に洗濯してしまったらしく、毛沢東が霞んでた。
こういうのは早く使うに限る!と、ローソンで出してみたら、おっちゃんに「なんでこうなったんだ?」とか責められてしまった。
…わたしのせいじゃないってば。当然、受け取ってもらえなかった。

やはり一番いいのは、受け取らないこと。
スーパーとかで異常~にボロいお札を出されたとき、わたしは付き返したり、「硬貨でちょうだい」とか言って交換してもらってる。
でも、この間、他の人に話したら、みんな素直に受け取ってるみたいで、交換したもらったことはない…とのこと。
そ、そうなんだぁ…
ま、最悪、受け取ってしまった場合でも、小吃店なら問題なく使えるんだけどね。

わたし、北京に短期留学していた3年ぐらい前、100元札の偽札をつかまされちゃったことがあり…。それで、お札に対して過剰反応してしまうのかも。
帰国時に大学の宿舎から返されたデポジットの中に、一枚だけ旧紙幣(人民解放軍みたいな絵のヤツ)の100元札があり、それを空港で使おうとしたら、「ニセ札だ!」と騒がれて…

それ以来、お札には厳しい目を向けている、というワケ。
特に、憎き、人民解放軍柄の紙幣。上海に来てから、一回だけ出会った。(50元札)
この柄には嫌悪感すら感じるので、頑として受け取らなかった。店の人にはかなり嫌がられたけど。
たまに中国人に聞いてみるんだけど、ニセ札の被害に遭ったことがある人は本当に多い。私が聞いた人の中では、8割を越えていた

ちなみに、広い中国、お金の流通にも地域差があるよう。。。
カシュガルでは、1元や5角などの硬貨は流通していなかった。
スーパーのレジの人(漢民族)曰く、ウイグル人との間に何か取り決めがあり、使えないらしい。
(ウルムチでは、1元コインも使えた)
上海だと、逆に、1元や角のお札は少なくなっているんだけどね。

お札をめぐる攻防、これからも続きそうだなぁ…

アパク・ホージャ廟/香妃墓(1)

2006-09-02 | 中国(新疆ウイグル自治区)

細い道の両側に、上へ上へとまっすぐ伸びた木々が植えられ、それが強い日差しを遮って、歩く人に少し涼しさをくれます。
カシュガルではよく見かける風景です。
木々が作りだす細長い空間。その向こうに廟が見えました。


アパク・ホージャとその家族の墓。香妃墓とも呼ばれています。
バス停の表記では香妃墓となっていたので、こちらの呼び方の方が有名なのかも。


廟の中は、柱がなく、とても広い空間が広がっています。そこに色鮮やかな布をかけた墓が静かに並んでいます。5代72名の墓があると言われているそうです。

ブルーとグリーンを基調とした廟ですが、4つある尖塔には更に沢山の色が使われています。
新疆の空の下だからこそ映える、この色合いキレイです