cafe oasis

モスクと沙漠をめざして、世界をぶらぶら♪
~ただ今、上海から中国のイスラームやモスク情報を発信中~

お気に入りの中華菓子♪

2006-03-02 | 日々のできごと(上海)
昨日やっとのことで手に入れた、沈大成の「黒米糕」。
早起きしたかいあって、おいしかった~。

沈大成というのは、南京路にもある有名なレストラン。表で売っている中華風の生菓子が特に人気で、いつも人だかりができている。
生菓子売り場は、南京路に面していて、ガラス張りで中の様子が見えるようになっているのだけれど、お店の人とのやりとりは、ガラスの下の方に開いている小さな窓口でしかできない。つまり、必然的に、この小さな穴をめがけて人々の手が殺到することになる。
こっちの方々は列を作って並び、お行儀よく順番を待つなんてことはしない。そんなことをしていたら、いつまでたっても買えないばかりか、あっというまに外に押し出されてしまう。だから、みんな必死で小銭を握り締めて、窓口に向かって突進する。
お味は…というと、「ま、普通においしいかな」という程度なので、中国の方々と本気で“おしくらまんじゅう”する価値はないような気もする。私も上海に来たばかりのころ、南京路の店で戦いを挑んだことがあるけど、ものすごく体力と気力を消耗してしまった。
その後すぐに、沈大成が多くのスーパーにお菓子を卸していることを知り、それからは、いつも近くのスーパーで(余裕で♪)買っている。
でも、問題がひとつ。売り切れる可能性が高いということ。
こちらの人々のお買い物は朝早くて、市場やその周辺の小吃店などは、朝から大賑わい。スーパーも朝8時頃から営業していて、野菜売り場などはおじいさん、おばあさんで混雑しているのだが、その人たちが沈大成のお菓子も買っていくのだ。
だから、午後行ったのでは、棚はがらーん、としてしまっている。
で、私は前に食べた「黒米糕」を買うために、昨日朝イチでスーパーへ飛び込み、脇目もふらず、沈大成の棚へ。みごと、まとめ買いに成功したのでした
沈大成のお菓子は材料のせいなのか、異常~に柔らかくて、飽きてきたのだけれど、この黒米糕はカステラか軽羹のような食感で、甘すぎず、食べやすい。材料は黒米粉、蜂蜜、砂糖…とシンプル。お値段は1個1.1元。しばらくハマりそうかな?