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モスクと沙漠をめざして、世界をぶらぶら♪
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徐家匯天主堂

2006-03-04 | 上海情報
徐家匯にある大きな教会。
ずっと気になっていたのですが、今日初めて目の前まで行ってみました。
            
1851年に建築されたゴシック様式のカトリック教会。
周りに建つ新しいビルたちを抑え込んでしまうような風格があります。
また、外壁の赤レンガからは何とも暖かい雰囲気が感じられます。
外から眺めるだけのつもりでしたが、門のところに「土日の13:30~16:00に内部見学ツアーあり」との掲示が。時間はちょうど13時30分。偶然とは言え、タイミングばっちり!すでに参加者が十数名集まっており、ツアーはすぐに始まりました。(30分おきに開催されているようです)
教会のガイドさんと一緒に教会内へ入ります。徐家匯とは思えないほどの静けさです。
天井が高く、ステンドグラスからきれいに光がさし込んでいます。アーチの形がとても美しくてつい見とれてしまいました。ステンドグラスはところどころ修復中でしたが、漢字のステンドグラスなどもあって、何と書いてあるのか考えながら見るのが楽しかったです。
ガイドさんは、「最後の晩餐」をはじめとした絵画や、聖マリア像など、ひとつひとつについて詳しく説明してくれます。約30分間、有意義な時間過ごすことができました。
この教会の近くに「徐家匯蔵書楼」という建物があります。入口に1930年の徐家匯の写真が飾ってあるのですが、それを見ると、当時徐家匯はまだ田舎で、家もまばら。唯一の高い建物が、この教会だったことがわかります。
この教会は、猛スピードで移り変わってきた上海の街を見てきたんですね。