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モスクと沙漠をめざして、世界をぶらぶら♪
~ただ今、上海から中国のイスラームやモスク情報を発信中~

銀川旅行~銀川のモスク~

2007-10-25 | 中国(寧夏回族自治区)
3日間、銀川の街を散策していて見つけたモスクたちです。

新華清真大寺
玉皇閣南街を南門に向かって歩いているとき発見。


新城清真大寺
バス(1線)で銀川駅に行く途中で発見。かなり大きい。



清真中大寺
承天寺からの帰り、利民街近くで発見。隣はイスラム教会。



西環清真寺
北京路の汽車大世界のそばで発見。ドームがいまどきっぽい。


北関清真寺
気づかず通りすぎてしまいそうな感じのモスク。


こちらはモスクじゃなくて学校。南京路で発見。


さて、これで銀川の旅も終了。
4日目は銀川から西安経由で敦煌へ向かいました。

銀川旅行~3日目~中華回郷文化園

2007-10-22 | 中国(寧夏回族自治区)
こじんまりとした質素な家々が並ぶ道を、砂埃をあげて輪タクは進んで行きました。
(言い値3元払っちゃいました)
そして、走ること5,6分。目的地に到着。

ひ、広い……!!! 



ここは2006年9月にオープンした中華回郷文化園。まだできて半年なので、ピカピカ
かなりよくできてますが、感動するというよりも、ただただその大きさにびっくり、という感じでした。
(入場料30元)


ドームの内側。けっこうよくできてます。

中には博物館などがあり、イスラムの文化や習慣などについて紹介しています。

しかし、入口から出口までガイドがくっついてくるので、落ち着いて見られませんでした。
興味深い展示もあったのですが、残念ながら記憶がほとんど残っていません…


↑見学を終えて、バス停に戻る途中で、見つけたモスク。

中華回郷文化園について詳しくはこちら→ 中華回郷文化園
まだまだ施設を拡張していく計画のようです。
どこまで巨大化するのか、楽しみではあります

銀川旅行~3日目~納家戸清真寺

2007-10-20 | 中国(寧夏回族自治区)
3日目の朝、バスに乗って、銀川の南にある永寧県の納家戸という村を目指しました。
私が乗ったのは、南門から出ている公共9線(1.5元)。後から気づいたのですが、李俊行きのミニバスの方が本数も沢山出てるし、早そうでした。

バスはのんびりと銀川の街を離れて行きます。銀川から、そんなに離れていないはずなのに、景色が茶色っぽくなっていくように感じました。
30分以上はかかったでしょうか。納家戸の村へ到着しました。
ここは住民のほとんどが回民。そして、なんと7割以上の人が「納」という姓なのだそうです。
バスを降りて、舗装されていない砂っぽい道を歩いて行きました。茶色い素朴な壁の家が並んでいて、まるで一昔前に戻ったかのようでした。


大通りから7,8分歩いて、納家戸清真寺に着きました。
1524年建築、500年近い歴史のあるモスクです


高さ21メートルの門楼はかなりの迫力。
この壁の色はこの村の色でもあります。この何とも言えない雰囲気の茶色、一目で気に入ってしまいました。


門楼の正面にあった壁もきれいでした。微妙に色あせたブルーがいい感じです。

門をくぐると礼拝殿が見えます。礼拝に来たおじさん達が、入ってもいいと言ってくれたので、ちょっと見学させてもらいました。

礼拝殿の入口です。内部は面積1100平方メートル、1500名が礼拝できるそうです。

屋根もキレイ細工も凝っています。色合いもスキ

モスクを出て、裏の方へ歩いてみました。礼拝殿が奥へ奥へと広がっているのがわかります。

この村はとても静かで、人もあまり歩いていません。ときどき、輪タクが通りかかるのみ。
当初は歩いて村を散策するつもりでしたが、少し歩けば砂が舞うこの村は、コンタクトレンズ使用者にはちょっと辛かった…。
そこで、この輪タクに乗って次の目的地へ向かいました。

銀川旅行~街中で見つけたイスラムっぽいもの~

2007-10-14 | 中国(寧夏回族自治区)
銀川の町は一見、回族自治区だと感じられないのですが、街を歩いていると、いろいろありました。

まずは、南関清真大寺の近くの郵便局。マークがかわいいです


こちらは道路名の表示。形がそれっぽいでしょ?

南門の家具(内装)屋さん。大きい建物で、かなり目立ちます。空港バスを降りたらすぐ目に入ります。

よくある清真レストラン。目の覚めるようなブルーがきれいだったので、撮ってみました。

新華東街や南関清真寺の辺りでは、白い帽子をかぶった回族の方を見かけることが多かったような気がします。

銀川旅行~2日目~南関清真寺

2007-10-07 | 中国(寧夏回族自治区)
銀川で最も有名なモスク、南関清真寺。
町の中心部に位置しているものの、庭には木や花がたくさん植えられていて、何となくほっとさせられるモスクです。
一般にも開放されており、自由に見学することができます。(10元)


モスクの1階は展示室になっていて、このモスクの紹介やイスラームについての説明などがあります。
ここの管理をしている女性から、いろいろお話を伺うことができました。


南関清真寺は1644年に建てられました。
当初はモスクの周辺のムスリムは3,40軒のみだった、と石碑には書かれていました。


現在のモスクは1981年に建てられたもの。中央のドームは直径9メートル。
礼拝室にはドームからの光が差し込んで、とても明るく、開放的な雰囲気でした。

銀川旅行~2日目~西夏王陵・賀蘭山岩画

2007-10-01 | 中国(寧夏回族自治区)
西夏王陵と賀蘭山の岩画を見てみたかったのですが、公共の交通機関はないらしかったので、車をチャーターすることにしました。
2日目の朝、旅行社に電話して迎えに来てもらい、30分後に出発。(ガイド付き半日230元。ガイドなし、小型車なら、170元だとか)。

銀川の街を抜けると、周りには岩山が見えてきます。
岩山の麓にはモンゴル族のパオ(ゲル)があり、すぐ隣が内モンゴル自治区だということを実感しました。
また、何族のものかはわかりませんが、お墓もたくさんありました。

少し走ると、拝寺口双塔があります。岩山の前にそびえたつ姿は壮観。


蘇峪口森林公園を過ぎ(本当にここに行かなくていいのか?と何度も聞かれた。中国人には人気がある場所らしい。一人で森林公園散策するのもどうかと思ったのでお断りし)、賀蘭山岩画へ。

入場券は30元。隣の事務所(土産物屋?)で岩画のスタンプ押してもらえます。
ここには5600を超える岩画があるそうです。馬や山羊など動物や、人の顔など、どれも面白いです。


西夏文字で書かれたものもありました。

こちらは、太陽神。ここのシンボル的な存在です。ユニークな顔

西夏王陵へ向かう途中にいくつもパオがあり、中を見せてもらいました。
この辺のパオは夏はレストランとして営業しているそうです。


西夏王陵に到着。40元でチケットを買い、観光地とは思えないほどぺらぺらな地図をもらって、中へ入ります。
まず、博物館を見学。西夏文字の造字法の説明もありました。
「口に水がない」=「渇く」  おお、わかりやすい! 西夏文字にちょっと興味がわいてきました。


電動カートに乗って、3号陵(泰陵)に向かいます。遠くにはいくつも陵墓が見えるのですが、広すぎて行けそうもないので、一箇所だけ見学することにしました。ここに限らず、中国の偉い人のお墓はどこも規模が大きいですね。

岩山に囲まれた草原に点在する陵墓。
元はどんな形だったのかとか、どんな盛大な葬儀が行われたのかとか、いろいろ想像してみるのも楽しいです。


陵墓を囲んでいた城壁の残りのようですが、近くで見るとかなり迫力があります。

ちなみに私とガイドがここを見学してる間に運転手はみやげ物屋で毛沢東の置物を買ってました。
しかも金ピカの。「こういうの、探してたんだよ~」と、帰りはかなりゴキゲンでした。