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cafe oasis

モスクと沙漠をめざして、世界をぶらぶら♪
~ただ今、上海から中国のイスラームやモスク情報を発信中~

ウルムチのモスク

2008-04-03 | 中国(新疆ウイグル自治区)
トルファンからバスに乗って2時間ほどでウルムチに到着。トルファン-ウルムチ間は20分に1本バスが出ているので便利。(40元)
ウルムチに来るのは1年ぶり。前回は天気が悪くて、町もどんよりした感じだったけど、今回は晴天 散策日和♪


ウルムチはかなりの都会で、一見、他の中国の都市とそんなに変わらない。だけど、ウイグルの人達が多く住むエリアでは、新疆独特の雰囲気があってわくわくする

焼きたてのナン。おいしかった。(ちょっとぼられたかも

ウルムチのモスクは他の町のものより規模が大きくて堂々としたものが多い。

これは国際バザール。新疆のお土産がたくさん売っている。ナンの携帯ストラップ、買えばよかったな…

きれいなピンクのモスク

空が青いと、いっそう漂亮になる

こじんまりとした可愛らしいモスク。色合いもキュート

高層マンションの間にも立派なモスクが。

こちらはモスクなのかどうか不明。ネットで調べてみたけど、よくわかりませんでした。

計画では、天池に行こうかと思っていたのですが結局行きませんでした。時間の関係もあったのですが、吐峪溝と火焔山があまりによかったため、他のものを見ても感動できないのでは?と思ったのが大きな理由です。

10日にわたる旅行も終了。
帰路、「ゴールデンウィーク(労働節)は来年も新疆だ!」と心に誓ったのでした。


……が!!!

なんと、今年から政府の決定により、労働節の休みが短縮されてしました。最悪です。4日間では新疆へ行くのは無理というものです。
一番気候のいい労働節の休みを短くするなんて、まったくどういうつもりなんでしょう
ストレスがたまりそうです


吐峪溝(トヨク溝)

2008-03-19 | 中国(新疆ウイグル自治区)
トルファンへ行ったら、絶対寄ろう!と決めていた場所がありました。それが吐峪溝です。
ここはトルファンから少し離れているので、タクシーをチャーターして行きました。
町では日本語のできるガイドなどが声をかけてきます(けっこうウザイヒトもいる)が、私たちは結局、緑州賓館の中の旅行社に電話して対応も値段も満足だったので、そこにお願いしました。(吐峪溝とベセクリク千仏洞、アスターナ古墓の3箇所。車のみで220元でした。)

朝、約束の時間通りに運転手がホテルへ迎えに来て、いざ出発!
トルファンの町から少し離れると、火焔山はもう目の前です。本当に燃えているように赤くて、西遊記で孫悟空が扇を手に入れようとしたという話も納得です。
ものすごい迫力に私は一目で心を奪われてしまいました

車はまずアスターナ古墓へ(20元)。他に観光客なし。3箇所ほど見学できるお墓があり、ミイラがいらっしゃいました。お墓とは思えないようなきれいな壁画が残っているところもありました。

そこから小さな村々を抜けて、吐峪溝へ(30元)。


吐峪溝は火焔山の麓にある小さな、そしてとてもとても美しい村です。歩いていると何百年も前に戻ったかのような感覚になります。

村には川が流れていて緑も多く、暑い暑い火焔山の麓ではありますが、何だかちょっとほっとするところでした。
そして、村の奥には吐峪溝千仏洞があり、オジサンが鍵を開けて見せてくれました。


古い民家のあいだにはモスクもありました。火焔山に負けない強さと風格を感じます。

火焔山の山肌に沿って、立ち並ぶモスクや廟の数々。そして、赤と緑の美しいコントラスト。
わたしにとっては、めまいがしそうなほど魅力的な風景です


別料金を払えば、モスクや廟のそばへも行くことができます(20元)。ただし、あまり長居しないように、と入口に書いてありました。

長い歴史を感じさせる廟です。火焔山に守られるようにして建っています。

こちらはモスクです。地元の人が礼拝に訪れていました。小さな小さなモスクですが、近づきがたいような威厳を感じました。
もちろん中には入れませんが、前を通って少し中を見るのは大丈夫なようでした。


吐峪溝は予想以上、期待以上のすばらしいところでした。風景の美しさもさることながら、人々ののんびりした雰囲気も本当に魅力的でした。本気でまた行きたいです。

帰りにベゼクリク千仏洞(20元)を見学しました。ここも火焔山の中にあり、暑さが押し寄せて来ました。長時間いたら干乾びてしてしまうかも?!と思ったほどでした 暑さでよく覚えていませんが、少数民族っぽい顔つきの壁画など、なかなか興味深かったです。

トルファンのすばらしさを実感した一日でした




トルファン~蘇公塔~

2008-03-18 | 中国(新疆ウイグル自治区)
トルファンの街を散策した後、ホテルに戻ってチェックインし、しばし休憩。
トルファンに来てからやたらのどが乾き、大量にお茶を買ってもすぐ飲み干してしまいます。銀川とも敦煌とも違う、これが「火州」なのだと実感しました。

夕方になっても、外はまだまだ明るく、日差しも強烈。新疆時間だとまだ午後2時ぐらいだから、当たり前か。
ホテルを出て、バスで蘇公塔(額敏塔)へ行ってみました。このバス、短い路線を行ったり来たりしてるので、行きも帰りも同じ運ちゃんで、「おー、また会ったかー」ってな感じで挨拶してくれました


蘇公塔は私の長年の憧れでした。特に塔のラインが
でも、期待していたより感動は少なかったなあ…。
モスクの周りとか、きれいになりすぎてて、あんまり風情がなかったような気が。。。


でも、モスクの中に入れていただける機会は貴重なので、じっくり見学させてもらいました。(30元)

モスクの中の柱などは木で統一されていました。暑い土地ならではの工夫でしょうか。天井も涼しげです。

モスクの上に登ると、辺りが見渡せます。向かいにも、歴史のありそうな建物が見えました。遠くには火焔山も

この塔自体よりも、周りの街を散策するほうが楽しかったです。実は。

トルファンの漂亮なモスクたち

2008-03-17 | 中国(新疆ウイグル自治区)
やっぱり新疆はいいですね。心ときめく美しいモスクがあちらこちらに

おもちゃ箱のようなモスク。色合いがキュート

こちらは落ち着いたグリーンのモスク。

白で描かれた繊細なデザインがステキひとめぼれでした

えんぴつが並んでいるようなモスク。他の場所では浮いてしまいそうだけど、新疆ならOK

このモスクは手作りっぽくて、洗練されていないのが、かえっていい雰囲気出してます。

入口のデザインとドアの模様のあまりの美しさに感激し、慌ててバスの中から撮りました。

モスクにはほとんど漢字表記がないので、名前がわからなかったのが、ちょっと残念。
でも、青い空の下で見るモスクたちに心癒されました…

トルファンへ到着!

2008-03-16 | 中国(新疆ウイグル自治区)
朝、トルファンに着き、駅を出たところで声をかけてきた乗り合いタクシーに乗車。このタクシーのお兄ちゃん、やたら日本語が流暢だったので、ちょっとアヤシイと思っていましたが、特にトラブルもなく、現地の親子連れと一緒にトルファン市内へ向かいました。
やっぱり、新疆はいいですね。景色も、空気も違うね♪と思っているうちに、ホテル(トルファン賓館)へ到着。
まだ朝9時。チェックインには早すぎるので、荷物だけ預けて町に出ました。


タクシーで交河故城へ。午前中とはいえ、すでにかなり日差しが強かったですが、勇気を出して出発。
予想よりかなり広い遺跡で、道も何本もあるし、たくさんの仏塔も残っていました。


奥の方まで行くと、何と下には畑が。この遺跡は高台に作られていたんですね。
この写真ではいまいちですが、茶色一色の遺跡と緑の畑のコントラストには心惹かれるものがありました。


周りには葡萄を乾燥させる小屋が点在していました。
この小屋、おそらく土でできているんだと思いますが、壁の模様がまた私好みでした 
他には、廟みたいなのも見えました。


暑さにギブアップして、入口に戻り、木の下でアイスを食べました。日差しがないと涼しくて気持ちよかったです♪
その後、途中までタクシーで戻り、モスクなどを見ながら歩いて街へ戻りました。そして、ハンバーガー屋で食事。名前は忘れましたが、新疆にたくさんある、孫悟空(?というか、もしかしてただのサル???)の絵の店です。味はいまいちですが、涼しいところで長時間座っていられるという点では、貴重な店かもしれません。


町で見つけた不思議なもの。家々の玄関に掛けられているプレートです。
この家がどのくらい文明的かを表すものみたいです。中国はこの「文明」って言葉が好きですね。しかし、こんなものは上海とか他の町では見たことがないので、びっくりしました。全10項目のうち、このお宅は「環境をきれいにする」とか「計画出産」など6項目が合格しているようです。「民族団結」とか「愛国愛郷」は不合格?果たしてどうやって評価するのか、知りたいものです。

半日だけウルムチ・モスクめぐり

2007-02-10 | 中国(新疆ウイグル自治区)
カシュガルでの2晩の入院生活を終え、病み上がりの体でウルムチへやってきた老安と小安。天気もどんより曇り空。
気分も滅入りがちでしたが、乗り継ぎの時間を利用してのウルムチ観光。時間は大切にしなくては。
気を取り直して、まずは新疆ウイグル自治区博物館へ。改装されたようで、新しくてきれいでした。展示も充実していて、なかなか面白かったです。
もちろん有名な楼蘭の美女も。私は、きれいに残っているものだなあ…などと感心していましたが、老安は体調のせいか、ミイラとのご対面はつらかったようです。

博物館を出て、タクシーで街中へと向かいます。
人民路×解放路の辺りで下車すると、目の前に大きなモスクが。


汗滕格里(han teng ge li)清真寺。汗滕格里とは“王の中の王”という意味。
1882年建造。4階建てで、1階は店舗、2階は生活用のスペース、3階が礼拝室、4階は学校になっているそうです。


男性たちが大勢集まって来ました。白いひげの阿訇の話を聞き、お祈りをしています。
どうやら葬儀が行われていたようです。お祈りが終わると、棺を担いで行きました。


その後、解放南路に沿って歩いてみました。
まず見つけたのが、西大寺。すぐ近くにある汗滕格里清真寺に比べると、ずいぶん地味ですが、こんな至近距離にモスクが並んでいるだけでも驚きです。この辺りにウイグル族の人々がたくさん住んでいるというのが、よくわかります。


こちらは河州清真大寺。解放路から塔が見えたので、近くに行って見ると、結構大きなモスクでした。門の形もきれい。

こちらは東坊大寺。1877年建造。ビルに組み込まれちゃってます。なんか中国っぽくていいなあ。

こちらもきれいなデザインのモスク。
この辺りから、体力が消耗し始めたため、名前を確認する余裕がなくなってきました…


その後ろにあった建物もかなり大きかったです。イスラムの学校でしょうか。

交差点にはナンや果物を売る屋台が並び、羊肉串を焼く煙が漂っていました。

高層ビルが立ち並ぶ大都市ウルムチ。そこにはウイグルの文化が色濃く残っていました。

そして、夕方の便で上海へ帰って来ました。
ほんの数日の新疆の旅でしたが、ウイグルの雰囲気を味わえて大満足でした

カシュガルで入院!

2007-01-24 | 中国(新疆ウイグル自治区)
ヤルカンドで観光を終えた私たちはバスターミナルへ向かって移動。
強い日差しにヘコタレながらも、やっとのことでバスターミナルへ到着。
行きのバスののろのろ運転に嫌気が差していたので、乗り合いタクシーで帰ることに。
カシュガルまでは一人40元。私たちと中国人の夫婦、4名で出発。
途中で車が故障するというアクシデントがあったものの、すぐ直ったし、ホテルまで送ってくれたので、よしとするか。。。

で、その夜、老安が腹痛を訴えました。

下痢&嘔吐&発熱&胃痛が治まらず、ホテルの人に相談して、一緒に病院の夜間救急へ行ってもらいました。
ここが、たぶん一生忘れることがないだろう、カシュガル第2人民病院です。

老安が漢民族の医師に診察を受けている間に、小安もフラフラと…。
おそらくヤルカンドで2人一緒に食べた拌麺が原因のよう。
小安はしばらくすると復活できたのですが、老安の胃痛が治まらず、点滴することに。

緊急処置室に横たわる老安。
でも、すぐに点滴はしてくれません。だって、ここは中国。
まず点滴の液を買いに行かなければならないのです。もちろん自分で。
順序はこうです。

1.医師に処方箋を書いてもらう。
2.それを看護士に見せる。看護士室に予備があれば、すぐ点滴を開始してくれるみたい。
(この日の当直はウイグル人の小姐。ちょっと前のコギャル系?の化粧してた。濃~い顔に濃~い化粧…) 
3.処方箋を持って、真っ暗な階段を降り、1階の会計へ行く。
4.夜勤の会計係に渡して、計算してもらい、処置代や薬代を支払って、領収書をもらう。
(ウイグル人のお姉さん、日本人の名前は入力しにくいようで苦労してたなー)
5.処方箋と領収書を持って、薬剤師のところへ行き、薬や点滴の液などを受けとる。
6.それらを持って看護士に渡しに行く。(点滴の瓶を落としたら、またこの手順をやり直さなければならない!と思うとすごく緊張する…)
7.で、やっと点滴開始。…はあ

中国ってこういう基本的に先払いシステムのようです。
上海で日本人が行くような病院は、日本と同様、最後に会計すればいいので、こういうシステムは中国に住んでいながら初体験でした。
でも、本人が重症で自分で動けない場合、どうするのよ?
しかも、昼間は人民の皆さんが詰め掛けてて、会計のところとか結構混乱してたし。病人にはツラそう。。。
そのためか、ほとんどの入院患者に家族が付き添ってました。空いてるベッド使って堂々と寝てる人も。
それに、点滴や薬を患者自ら運ぶなんて、キケンなことが起こる可能性もありそうですが。

結局、点滴、薬、痛み止めの注射、採血……そのたびに数往復。
途中から慣れて、スイスイって感じ? 大活躍 

朝になり、一瓶8時間ぐらいかかる点滴をようやく終えてホテルへ。
朝食の時間が終わっていたので、お粥をもらうことができず、近くの店で稀飯(お粥よりもっともっと薄~い)を買って朝食。
老安の体調はなかなか復活せず、小安もほぼ徹夜だったので、部屋で過ごしました。
夕方、気分転換に散歩がてら、スーパーでスポーツドリンクやヨーグルトなどを購入。ようやくテレビなどを見ようかという気分になってきたころ、老安の胃痛が再発。しかも昨日より痛そう。

ということで、病院へ逆戻り。かわいそうな老安
なぜか同じホテルに泊まっていた日本人ツアーのガイドと通訳(共に中国人)がいっしょに来てくれることにりました。(最初は自分たちのツアーのお客さんが病気になったものと勘違いしたらしい)
親切にしてもらって文句を言うのは気が引けるけど、この2人のおかげで老安の体調はさらに悪化。
なぜかというと、ガイドのお姉ちゃんはキンキン甲高い声でノンストップで話すし、通訳のお兄ちゃんは「新疆ではそれぐらいの日本語能力でガイドが務まるのか」と思うほどのレベル。はっきり言って私が直接医者と話したほうが早かったです。
しかも2人で「病名はきっと~にちがいない」とか勝手な憶測をして、医者にギャンギャン言うもんだから、どんどん話が複雑に。私もだんだん我慢できなくなってきました。2人の「そろそろ帰る」という言葉にどんなにホッとしたことか。

そんなこんなで、再入院。今度はウイグル人のおばあさんと同室。
シーツが病院とは思えないほど汚かったので、怒って交換させ、その後もガンガン指示して働いてもらいました。
そして、昨日よりさらに長い点滴&数回にわたる尻股への痛み止めにより、何とか復活を果たし、もう2度と訪れることがないことを心から祈りつつ、病院を後にしました。



“カシュガル第2人民病院のココがビックリ”

その1:医師が病院の中でもシシカバブ(羊肉串)をほおばりながら、廊下を歩いていた。羊肉串のにおい、普段は大好きですが、体調が悪いときにはツライ。。。

その2:朝になると、ナン売りのおばあさんが病室にもナンを売りに来た。
病院は食事を提供しないみたいで、同室のウイグル人のおばあさん(ほぼ寝たきり)も、引き出しにしまってあったナンを取り出して食べてた。

その3:病院の廊下にだれか寝てた。
だれでも夜間入口から勝手に入って来られるみたい。ウイグル人のおじさんが病室の外の廊下ウロウロしてるんだけど、泊り込んで介護してる家族なのか、怪しいヤツなのか、判別不可能。荷物には気をつけたほうがよさそう。

その4:カルテは自分で管理。
病院オリジナルの変な手帳を2元ぐらいで購入させられる。医者の診断結果や看護士の処置、薬の種類・量などはすべてそこに記入され、再診時はそれを持参しなくてはならない。漢字で書いてあるので、だいたい意味がわかって便利。

その5:あまり書きたくないですが、トイレが信じられないほど汚い!
そして、モップを洗ったり、汚ない水が流れるところで、入院患者たちは服を洗濯しているのでした…。


…とにもかくにも刺激的な2日間でございました

ちなみに入院2日間で支払ったお金は合計700元ほど(約1万円)。
海外旅行保険で全額返ってきました。
が、その後、原因と思われる拌麺が食べられなくなりました。あんなに好きだったのに…。悲しいことです。

アルトゥンルク・モスク

2007-01-15 | 中国(新疆ウイグル自治区)
アマニ・シャーハン陵墓の入口左にモスクがあります。

敷地内には入れなそうだったので、外から観察しましたが、礼拝の場所はかなり広かったです。天井、柱、ドアなどは色彩豊かにいろいろな模様が描かれていました。

モスクの外には沐浴室があり、男性たちが次々にやって来ては手足などを洗っていました。
モスクに入れない女性たちは外でお祈り。


通りを渡ったところにヤルカンド・ハン王国の王宮があります。

が、実際には門のみで、奥には王宮らしい建物がありませんでした。
チケット売り場もなかったし。改修でもしていたのでしょうか???

アマニ・シャーハン陵墓

2007-01-14 | 中国(新疆ウイグル自治区)
東チャガタイ・ハン王国の第2国王(阿不都熱西提a bu dou re xi ti)の妃である阿曼尼沙汗(a man ni sha han)のお墓です。
砂埃が舞い上がるヤルカンドの町にこんなに美しい陵墓があるなんて…感激


13歳で王宮に入り、34歳の若さでこの世を去ったアマニ・シャーハンは幼い頃から音楽の才能に恵まれ、ウイグル音楽の集大成と言われる「12ムカム(楽曲)」を整理編集したことで知られています。

女性らしい優しい形の陵墓はブルーのタイルで装飾されています。

陵墓の内部も細かい彫刻が施されています。壁に嵌め込まれているのは12ムカムの楽曲名だとか。
四方の窓から陽が差しこんでくるため、お墓とは思えないほどの明るさ。花に囲まれて、本当にきれい


この陵墓の奥を上がったところには、ヤルカンド・ハン王国を作ったスルタン・サイード・ハン(蘇里坦賽依徳汗su li tan sai yi de han)の陵墓があります。アルトゥン・マザールとも呼ばれているらしいです。

こちらは木で作られていて、渋い 
外側の建物はそんなに古いものではなさそうですが、凝った細工が素敵です。

阿孜那清真寺

2007-01-13 | 中国(新疆ウイグル自治区)
15世紀に建てられたという阿孜那(a zi na)清真寺。
たぶん某ガイドブックに「アズナミジティ・ミージー」として紹介されているのがここだと思います。


老城区を大通り沿いにまっすぐ歩いて、この角を曲がると門があります。意識して歩かないと通りすぎてしまいそうです。

モスクの隣にロバが繋がれている空き地(?)があり、そこへお邪魔すると、モスクの形がよくわかります。下のちょっと膨らんでいるところがミフラーブだと思います。ほぼ西南向きです。

私がここを訪れたのはお昼過ぎ。男性たちが次々とやってきて礼拝をしていました。

ぶどう棚の下で礼拝。ござ(?)の上に絨毯敷いてます。
シルクロードの雰囲気たっぷり