cafe oasis

モスクと沙漠をめざして、世界をぶらぶら♪
~ただ今、上海から中国のイスラームやモスク情報を発信中~

鎮江を歩く!

2007-06-13 | 中国(江蘇省)
旅行2日目。次の目的地、鎮江へ向かいます。
まずバスで揚州西バスターミナルへ。街中から20分ぐらいかかったでしょうか。
東バスターミナルとは比べようもないぐらい大きくて立派なバスターミナルです。鎮江まではとても近いので、20分おきぐらいにバスがでていました。切符売り場はかなり混雑していましたが、30分後のチケットを買うことができました。(13.5元)
鎮江まではミニバスで長江を越え、30~40分。10時過ぎに鎮江・中山西路にあるバスターミナルに到着。
ここで夕方の上海行きのチケットを買おうとしましたが、今日の上海行きの最終便は、なんと15時!何度検索してもらっても15時!早すぎる…!どうやら春節中は便数を減らしているようです。仕方ないので、15時のチケットを買い、あわてて観光開始。
時間がないので、タクシーに乗って金山寺へ(入場料35元)。


このお寺は昔お坊さんが金を掘り当てたらしく、それにあやかろうというわけではないと思うけど、観光客もぞろぞろ。
宝殿などをぶらっと見学。屋根がとてもきれい。

宝殿の奥にある塔へ(5元)。塔があれば登ってみたいと思うのは中国人も同じらしく、塔の周りはかなりの行列。20分ぐらい待ってようやく塔に登れることになりました。が、この塔、めちゃくちゃ狭い&暗い。何にも見えない状態で、降りてくる人と体をガンガンぶつけあいながら、登らなくてはなりません。
しかも、子どもをだっこしたり、肩車した状態で上り下りする人も多くて……危ないってばー!
こんな状態ではいずれ塔も壊れてしまいそうです。20元ぐらいにすれば、登る人も減って、長く保存できるのでは??
塔からの眺め。このお寺、水に囲まれているんですね。


さて、次は金山路からバスに乗って、伯先公園で下車。
そこから歩いて、モスクへ向かいました。途中、旧イギリス領事館(現在は鎮江博物館)も見ることができました。


その後は古い町並みが残る古西津渡街を通って、長江路という大通りに出ました。
そこからバスで北固山公園へ(22元)。小山の上には甘露寺や鉄塔などがあります。


鉄塔の後ろには阿部仲麻呂の碑が。「天の原ふりさけみれば…」という歌です。遣唐使として中国に渡った仲麻呂が帰国の際に詠んだと言われているそうです。(でも、結局船が難破して日本へは帰れず、西安で亡くなったらしい…

こちらは宋の有名な書家・米芾(べいふつ)の書(の複製?)。40歳ぐらいから鎮江に住んでいたそうです。旅先でこういう有名な人の書に出会えるのは、中国ならではの楽しみです

そうこうしているうちに時間がなくなってきたので、バスターミナルへ戻り、上海へと帰りました。
揚州と鎮江は長江に近いせいか、水が豊かで、歩いていて気持ちがよかったです。
高いビルもあまりないし、街も観光地もそれほど混雑していないので、ぶらぶらするにはなかなかいい所では?と思います。

揚州を歩く!

2007-06-12 | 中国(江蘇省)
ずいぶん前のことになりますが、今年の春節に揚州と鎮江へ行ってきました。

まず、上海から揚州へ。いつものごとく、バスで移動。
春節中は電車のチケットはかなり取りにくいらしいので(市内の切符売り場には長蛇の列だできてるし)、バスを選択。でも、心配なので、前日に上海南バスターミナルへ行き、チケットを買っておきました(89元)。このとき、すでに座席番号16番。バスターミナルも普段とは比べようもないぐらいの混雑になっていました。希望の時間帯のチケットを取るには早めに動かないとダメなようです。

翌朝、7時半にバスは出発。揚州までは3時間余りに道のり。途中で一度トイレ休憩がありました。バスの中は、春節で故郷へ帰る人で満席。家族や親戚一同で乗っている人が多かったです。

揚州東バスターミナル(揚州汽車東駅)に着いて、街を探索。
午前中の行動は以下の通り。
揚州東バスターミナル前のバス停から12路バス →普哈丁園 → 32路バス → 仙鶴寺 →
ホテル(藍天大厦)にチェックイン

このホテルは、すぐ前の通りをたくさんのバスが通っていて、とても便利。
午後もバスで大明寺へ行きました。(入場料30元)


街中は観光客なんて見かけなかったのに、ここにはたくさんの人がいました。
長~い線香に火をつける人たち。


大明寺は鑑真が住職をしていたことで有名。鑑真記念館もあります。鑑真はここ揚州から船に乗って日本へ渡ったそうです。
失明など数々の困難をものともせず果敢に日本を目指した鑑真。その姿を想像すると、感慨もひとしおでした


その後は、棲霊塔(5元)に登ってみました。塔を見ると、お約束のように登ってしまう私…。2月なのに汗…
塔の上からは、痩西湖公園が一望できて、気持ちがよかったです。


上から見た痩西湖公園に入ってみました。
60元…ぼったくり~って感じですが、結構込んでました。中国の方には人気がありそうな場所だと思いました。
園内はとにかく広くて、ずーっと歩き続けました。1時間近く歩いたところでお昼ご飯を食べていないことに気がつき、一人さびしく白塔の近くでお菓子を食べました
そしたら、持っていた聯華スーパーの袋を見た中国人に「聯華スーパーの会員カードを持っているか?(勧誘ですか?)」とか「揚州人か?」と聞かれたり、カップルに「写真撮って」と頼まれたりしました。


その後さらに30分ほど歩き、ようやくゴールの南大門へ到着!日頃の運動不足を解消できたかな?
その後、近くの天寧寺へ行きました。ここに揚州に関する展示がありますが、あまり充実していなかったように思います。
市の西、揚州駅の方に揚州博物館があるので、そちらの方が見る価値がありそうです。


揚州の街は夜になると、ライトアップされて、きれいです。
文昌閣のある汶河路周辺はレストランも多く、春節ということもあり、家族連れで賑わってました。
一人旅の私には入りにくかったので、仕方なくチェーン店の餃子屋で夕食を食べました。
本場の(?)揚州炒飯を食べられなかったのがかなり残念でした…