日々是サンゴ礁

普段の生活の中でサンゴ礁保全ができるような話題を綴ってみたいと思います

[SBI1] (5/4) NGO会合

2016-05-04 23:04:01 | 生物多様性
○NGO Mtg.
 今日の参加者は16名(日本人3名)でした。

・昨日の振り返り
-名古屋議定書について各国から批准済みまたは批准中という説明があった。実施できている国は少ない。インドは認証を27件取得している。
-議題6では指標についてコメントが多くあった。指標が沢山あるが、一部の重要な指標に集中すべきである。議論自身は驚くほどスムーズに進んだ。
-議題7はCOP12での議論は「農業・森林・漁業」だった。しかし、その後「林業」に変わった。政治的である。さらにはメキシコは「観光業」を追加したが、COP決議には記載されていない。農業についてはCOP3の決議から記載されており、もう20年になる。
-GFC,ICCAがコミュニティアクティビティに言及したのは良い。
-多くの国から資金提供の要求があった。
-ユースのSNS活用の提案は印象的だった。
-議題9では資金ニーズに触れた国は多くなかった。EUのみ目標達成について言及。
-閣僚級会合について。メキシコのサイドイベントに出席した。オープンで誰でも入れた。政策意思についての言及が多かった。閣僚級会合には環境大臣でなく他の領域の大臣も呼ぶとのこと。ビジネスコミュニティの会合日程が閣僚級会合に被っていることから、ビジネスセクターを巻き込むつもりだろう。市民組織の会合はその前に行われるため、外されている感じがする。
-COP13の閣僚級会合については、環境以外の領域の大臣の巻き込み方、提言への参画方法は不明確。市民組織は提言の賛同(Endose)にかかわれない。
-保護区の議論において観光業との関係が述べられた。発展途上国では資金が無いと保全ができない。どのように4セクターに保全の傘をかぶせるか、議論の中で確認したい。
-主流化の方法論について全体像を把握したい。また、そこに市民組織がどう参画するか考える必要がある。
-金融・貿易セクターも重要だと思うが、それに関する言及がない。また、複数セクターの大臣が参加した場合、どう議論するのか?
-地域・分野などを混ぜて円卓会議のように議論するのではないか。
-通常、開催国の大臣の意志が強く入るが、他国の大臣が参加すればそれが弱まる。
-FAOから市民組織参画の重要性が指摘された。参画の仕方を考えたい。

・今日のセッション
-法令順守のメカニズムと国別報告書との関係に注目したい。

・EUミーティング
Room5にて。

・CBD事務局との覚書(MoU)
議論持越し。


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