
12月の発注から半年。ようやく本日クルマを引き取りに行くことができました。今日は大安で、偶然ですが妻の誕生日でもあります。・・まあこういうことを数えだすとキリがないので、まずは状況説明から。
◆納車まで
有明の本社ショールーム「跡地」で営業の方と待ち合わせ。クルマが用意されているサービス工場へ営業氏のC5で向かう。移動時間はほんの5分足らずだが、旧C5の2Lに乗っていると久々に前車の感触を思い出す。タクシー以外の乗用車に乗るのは本当に久し振りである。
工場の敷地には、旧C5中古車、プルリエル、C3などが置いてある。奥の駐車場には点検修理中のクルマが並んでいた。XanやXsaraのほかXMが意外に多く入庫していた。営業氏のC5を降りると工場の中へと案内される。「どこにあるんだろう?」目線を泳がせていると物陰に隠れるようにしてMyC5(かなり金色)が私を待っていた。
私としては過去にない長期の納車待ちだったので、車体色についてはいい加減調べたり、想像し尽くしており、まずサプライズはないと考えていた。しかし「どうも写真では再現し難い色合いである」ということが判っていたので、一抹の不安がないこともなかった。つまり「外したらどうしよう?」・・限り無く無難で、感動がなく、凡庸な色だったら・・という恐れを納車が迫るほどに抱くようになっていた。(実にくだらない悩みで腹が立つ方もおられると思いますが)
しかしそれは杞憂だった。イメージ通りの素晴らしいクルマ。ボディーカラーは落ち着いたクリーム色、もしくはやや黄色を帯びた象牙色が輝いているような、そんな色だった。そこに何度となく想像した通り、ピエール君のデザインした銀のダブルシェブロンのラインが2本、そしてブーメラン型のヘッドライトユニットが両サイドを引き締めていて、何と言うかクルマというより時計のような・・例えばオメガのコンステレーションを思わせる優雅で繊細な印象を与えるフォルムがそこにあった・・・。(もう勝手に陶酔してますので無視して下さい。)
◆納車の後
家路に着いたのは2時を回った頃だった。ハンドルの軽さ、久し振りのハイドロシトロエンの感触に緊張と感動を覚えながら、いつもの道のりを辿って家に向かった。とにかくステアリングのスムーズさと軽さ。そしてエンジンのパワー。ミッションのスムーズさ。すっきりとして高級感のあるインパネや、サンルーフに満足感を覚えながら「とにかくぶつけないように」それだけを考えながら20キロほど運転した。
燃料の注ぎ口がカギで開けるタイプになってしまって不便なことと、フロントに1トンを超える荷重がかかっているせいか、タイヤのせいかハンドルに細かい振動が結構伝わってくる点を除けば、今日のところは何も文句の付けようがない。最新・最良のハイドロシトロエン。C5にはこの称号が相応しい。(C6の発売までですが)
※今日はチョイ乗りだけで初のロングランは明日。妻実家を訪問することになっているので、詳しい感想はその後またレポート致します。
しかし・・走ってるとほんと、カッコイイですねこのクルマ。クルマに自分がつり合ってるのか、つい自問しそうになります。

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あたりまえですが、エグザンティアとは全然違いますね。
それにしても、すばらしいボディカラーですね。
私は、発注色は待ちきれなかったので、在庫色の中から選びました。待てばよかったかな。
とにかく、よかったです。
コメントありがとうございます。
今日やっと新しいクルマが来ました。
色もイメージ通りで、よかったです。
久し振りに運転するのって、結構緊張しますね。
でも、やはり今度のC5は最高です。
旧型からの乗り換えで基本的な操作系は理解しているのですが、新型はさらに多機能になっており、これは少しずつ慣れるしかないようです。
このクルマ、私の中では今のところXmを超える過去最良のシトロエンです。
独特の色合いですね。なにかフランスの真骨頂のようなものを感じます。
サンルーフはやっぱりお決まりなんですね。実は、私の周囲に殆どサンルーフは使わないという意見が多かったもので、オプションをつけなかったのですが、今となって内心唯一後悔しています。特に家内の、アレルギー症だから窓も屋根も開けないとの強い意見に押された感じですが、やはり開放感があって気持ちがいいでしょうね。
鍵付きの燃料キャップは、外国車はそうなのかなと思っていましたが、旧型は鍵付ではなかったのですね。因みにフューエルリッドにキャップを引っ掛けるようになっていると便利だと思うのですが。前の四駆のアメ車がそうなっていて、スタンドの店員さんに妙なところに置いたり、誤って落とされたりしなくて済んでいました。もっとも、開けたキャップから鍵を抜くのが前提ですが。
私は、残念ながら3時間しか乗っていないので、開けたキャップから鍵が抜けるか試していませんし、置き場所が心配なので、店員さんに渡さず、自分で手に持ってました。
明日の初ロングラン、楽しみですね。
私のC5の修理は、月末までかかるそうです。
では、おやすみなさい。
いよいよ新しいシトロエンライフがスタートですね。
私はと言うと、
現在走行距離も約5000㌔となり、
思いの外伸びている走行距離に、
自覚のないまま乗る事を本当に楽しんでいるな。
と思っているところです。
さて、先日のルームミラー落下ですが、
結局フロントガラスをASSY交換しなければならないそうです。
果たして在庫がこちらにあるのか否か分かりませんが、
早々に解決して貰いたいと思います。
またガラス面のウォータースポットの焼き付けなど如何でしたか?
何もなければ良いのですが、
私はディーラに状況を確認して貰い、
なにやら手を尽くしてくれるようです。
コメントありがとうございます。
実は昨晩、昨日のロングドライブのレポートを書いたのですがアップしようとしたら、ブラウザのトラブルで消えてしまいました・・。
昨日はやり直す気力が沸きませんでしたが、またレポートいたしますのでよろしくお願いします。
ところでサンルーフは、前車でも取り付けなかったので今回も迷いました。結局、私の場合は<旧型からの乗り換え=コックピット以外の室内は旧型と同じ>なので、代わり映えしないかなという理由もあり、サンルーフは付けました。
心配だったのは天井が低くなるのではないかという点と、雨漏りでしたが、Xmのときに比べるともともと室内高さが十分あるので前者はまるで問題ありませんでした。
後者も、昨日の雨では何も問題ありませんでした。(新車なので当然ではあります。)
燃料キャップですが、まだ私も一度しか給油していません。見たところでは、キャップを外した状態では鍵は外せないようです。フラップの裏側に、キャップを引っ掛ける場所はありました。でもスタンドの人には咄嗟には判りづらいだろうなと思います。
深紅のC5、はやく修理から帰ってくるといいですね!
「シトロエンのデザイン哲学に触れられる本」ですか・・
トラクシオン・アヴァン、2CV、DS19など革新的なメカニズムとデザインがシトロエンのイメージですが、実は50年以上前の時代の話なんですよね。
しかもこの3台とも、メカニズムは航空機メーカーからルノーを経てシトロエンに迎えられた設計士、デザインは社内のイタリア人デザイナーが担当していて、内製していたようです。
フラッグシップでいうと、BX,XMの世代以降はベルトーネ/ガンディーニのデザイン、それ以降はまた内製と、時期によって異なるようです。
初期の3台については洋書も含めるとかなり資料はあるようです。(アマゾンでも検索できると思います)
それ以降に関しては、デザインに焦点をあてたものは私もあまり見かけたことがありません。
(今一情報不足なのですがご参考になったでしょうか?)
面白いニックネームですね。
ドイツ車からの乗り換えはまだそれほど多くない(というより販売台数が少ない)と思います。でも「実際どうなのよ?」と興味を持っている方はおそらくいらっしゃるので、貴重なコメントをありがとうございます。
私はBMW、ベンツはチョイ乗り程度の経験しかありません。昔、ドイツやフランス本国に旅行した経験からすると、フランスの田舎では、国道でも日本の高速なみの速度で流れていました。
最近のドイツ車は低速でも快適になったと聞いていますので、フランス車(特にシトロエン)の優位性は薄れたのかなと考えていましたが、コメントを拝見するとやはり違うのかなと思い、うれしくなりました。
とにかく運転していて「楽しい」ですね!C5。
ブラウザを変えてみたら、HP拝見することができました。Xmからの乗換えだったんですか。いろいろあって大変でしたね。
納車時は浮かれていて、ご忠告にも関わらず、詳細に観察するのを忘れていました。昨日の夜は少しチェックする時間がありましたが、ウォータースポットについては、特に異常はなかったようです。
1点、気になるのは一定の高速域でのハンドルの左右の振動だけです。これについては来週でも工場に相談してみようと思います。
ついにサーブルド・・・の C5 が納車されましたね。おめでとうございます。こういう繊細な色は、実車を見なければなかなかイメージが掴めませんね。期待通りとのことで、何よりです。
私の方は、先週末に仕事で東京まで往復 700 km ほど走りました。納車から 1 月近く経って、ようやくまとまった距離を走ることができました。
高速走行してみた感想としては、
・安定性・直進性は期待通りすぐれていました。
・市街地走行時とはうって変わって、高速走行時にステアリングがかなり重くなりますね。安心して高速走行できるのは結構なことですが、逆に中央道のようにカーブの多い高速道路では、しっかりとハンドルを握っていなければなりませんね。
・私が前に乗っていた XM 5MT との比較では、エンジンの性能が向上した分、動力性能に余裕があるようです。ただ AT ですので、MT のようにきびきびとした動きではありませんが、それは仕方のない部分でしょう。エンジンコンピュータのプログラムも、XM の頃よりだいぶん複雑化しているのでしょうか。私の場合、C5 のエンジンのパワーをうまく引き出すには、もう少し慣れる必要がありそうです。
・燃費は、ふだんの通勤で 7 km、高速中心で 12 km くらいだと思います。AT ですが、XM 5MT とほぼ同等か若干上かなというところです。6AT の効力が発揮されているのでしょうか。
往復700kmですか。お疲れ様です。
私は日曜日に往復200kmちょっとの移動だけで、どっと疲れてしまいました。
加速の仕方には確かに慣れが要るようです。私もまだ上手に走れません。このクルマの運転にはちょっとしたコツが必要ですが、でも、それもまた楽しい!
そういう点でもこのクルマはやはりハイドロ・ビッグ・シトロエンですね。
とにかく飛翔感というか、そういう爽快感がありますね。走っていると。このクルマを設計し、仕上げた人がイメージした走りに少しずつ、近付いてみたいと思います。
(このあたりは、また詳しくレポートいたします。
よろしくお願いします。)
現在BXから乗り換える車を検討中のLEONと申します。
もちろんC5(2.0の方ですが)も候補の1台です。
サーブルドラングリュヌのC5、ぜひ全身のお姿を
拝見させていただきたいと思います。
全身写真、今度撮って載せますね。
(普通に撮ると、どうしても青みがかって違う色になってしまうのです。)
BX最近はあまり見かけなくなりましたが、コンパクトで存在感のあるいいクルマですね。昔会社の先輩が乗っていました。
サーブル・ド・ラングリュヌ,
| クリーム色、もしくはやや黄色を帯びた象牙色が輝いているような
ということですが,やはり(自分のことでもあるので)気になります.
単純に表現すると「シャンパンゴールド」に属する色なんでしょうけれども,そう単純ではないですよね.
街で見かける似た?色の車を集めてみました.「似た」色ありますでしょうか?
スバル シャンパンゴールド
http://www.subaru.co.jp/legacy/outback/exterior/index.html
トヨタ ベージュメタリック
http://toyota.jp/harrier/exterior/bodycolor/
トヨタ ゴールドメタリック
http://toyota.jp/Showroom/All_toyota_lineup/klugerl/exterior/images/ex03_svg.jpg
メルセデス トラベルティンベージュ
http://www.mercedes-benz.co.jp/passenger/car_lineup/e-class/color-e240.html
VOLVO シャドウゴールド
http://usedcar.autos.yahoo.co.jp/detail.html?arid=E0506021000E181005914
上にゆくほど「無難な」シャンパンゴールドだと見なしています.
VOLVOのシャドウゴールドはたぶんくすんでいて違うと思います.メルセデスの「トラベルティンベージュ」はうちの近所にたぶんオーナーがいて,
わりと頻繁に見かけます.
ぱっと見には無難なゴールドですけれども,
実物を見るとハッとする複雑な色です.
今のXantia Break (ブルーモーリシャス)も良い意味でイメージを裏切ってくれる,とても「紺」と一言で言えない色なので,無駄な想像かもしれませんが.
角度によって,入射光によって色が変化するというのが難しさでもあり,おもしろさであると考えています.
サーブルの色は、なかなか再現するのが難しいですね。挙げて頂いたサイトの中ですと、メルセデスが一番近いかなという気がします。ただし、これは近所を走っている実車を見たことがあって、その記憶に基づくものです。
国産だと、近いものはおそらくないと思います。最近、トヨタや日産は金色系に積極的で、ハリアーやムラーノにも設定があります。純粋に「金色」として鮮やかなのは、ムラーノだと思います。C5サーブルは、それとは少し違う系統です。落ち着いたクリーム色、もしくはベージュ系の色が輝いているという感じです。
同系統の色がこれだけある中で、ショッピングセンターなどの駐車場に停めておいても、やはり色合いが違います。私は晴れの日に明るい灰色の地面の上に置いたときが一番、魅力的に映えると思っています。さすが、フランス車という感じの色ですよ。
内装のベージュともよく合っていて、私はとても満足しています。
情報ありがとうございます.「クリーム色が輝いている」…楽しみに待つことにします.
C4には標準色でラングリューヌの砂色が設定されるようで,セダンのイメージ色でもあるようです.
http://www.citroen.co.jp/products/c4/stylecolor.html
http://www.citroen.co.jp/products/c4/lineup.html
たまたま手に取ったCar and Driver誌(6/26号)のC4紹介記事の写真もそれかな?と思います.これも写真なので実物とは違うでしょうが.
昨年ウィーンで見たPicasso
http://www27.tok2.com/home2/yasuyukikono/FrenchCars/index.html#Vienna
も今思えば同じ色かもしれませんが,日本では設定がないようです.「サーブル ビブアック」だったのかな...
どちらにお住まいかにもよりますが、
サーブル・・の実際の色については、C4セダンの試乗車が実際にあるようですので、例えばショールームの大きめのところに連絡して、その色のクルマが店頭にあるか、在庫しているようであれば、見せてもらうというのも手だと思います。
C5のサーブルはなかなか在庫していないと思いますので。
ちなみに私のC5の納車の日、朝8時半に私のクルマを色の確認のために見に来た方がいらしたそうです。その方は、実車を見て、結局購入を決めたと聞きました。
昨夜からシトロエン不毛の地アメリカに出張でおります.
街を歩いても自動車を見る楽しみはあまりないですね...
C4実車で色を確認するというご提案ありがとうございます.実は同じようなことを考えて,渡米前日につきあいのあるシトロエン奈良に寄ってみたのですが,「翌日に来ます」とのことでした.今頃は飾ってあるのでしょうね,残念!
奈良への初期入荷車は2台で「赤」(ルージュル紙フェール?)のクーペVTSと「青」(ブルー***?)のセダン?だそうです.サーブルはC4セダンのイメージカラーのようですので,いずれ実車を見られると期待しています.
首都圏と違って大きなショールームがないのが悩みですね.実車を求めてうろつくことになります.販売店間でそれなりに連携があるようですので,紹介してもらえばサーブルの実車もいずれ見られると思います.V6も実車のある箕面(北大阪)の販売店に行って試乗しました.
出張と出張の間を縫って,発注中のC5の生産スケジュール確認のため,昨夕ディーラーに行ってきました.自分のC5の情報は得られなかったのですが(確か6月生産予定と聞いていたのですが),C4が届いており試乗してきました.
乗ったのはブルーオリエンタルのセダン(2.0エクスクルーシブ)です.
内装はベージュ(アルカンタラ・ベロア・ワディビス)と言ってもあまり内装は見てなかったですね^^;;).中心部の動かないステアリングには特に違和感を感じませんでした.センターメーターに慣れていないせいか,スピードメーターをあまり見ていなかったような.エンジン回転数とギアポジションの方が印象に残っています.香り付エアコンは悪くないですね.私は外気導入状態にする(前車の排気ガスを吸うので臭い)のがあまり好きではないですが,これなら良いかと感じました.
車重がC5の2Lと100kg違うだけなのにエンジンにはかなりの余裕を感じました.「回したくなる」走り味ですね.シートは若干固いですが,乗り味はしなやかです.
ディレクショナルヘッドライト初体験しました.「C5 V6よりもスポット感が強い(ディーラー談)」そうです.確かに照射範囲が狭くはあれど見るべきところは照らしてくれる(結構動く)と感じました.光量が大きいだけに照らしていないところが余計に見えなくなる,故により注意する必要があるというデメリットもありそうですが.
C4試乗されましたか。ディレクショナルヘッドは、多少馴れが必要ですね。光量自体は十分で、たいへん明るく、安心して走れます。
C4にはラミネートガラスウィンドウが標準ですが、これは遮音には大変効果的と聞いております。
6月生産とのことで、ご発注のC5もひょとしたらラミネート・・になっている可能性があると思います。まあこれは正式なカタログスペックではありませんので、運次第ですが。
C4、私も1度乗ってみたいです。
はい,書くのを忘れていましたが,静粛性高いです.ロードノイズすらかなり低く抑えられていて(407も同様),ちょっとジェラシー感じました.