記録的な大雨で県内に甚大な被害を及ぼした台風19号。さいたま市桜区の浦和中央青果市場では、市場全体が浸水し、出荷前の野菜や鮮魚など多くの商品が被害を受けた。市場関係者が水に漬かった大量の段ボールなどの廃棄作業をする中、浦和学院高校野球部の生徒らも清掃活動に加わり、17日に通常営業を再開した。(埼玉新聞より)
同市場では12日午後9時ごろから出荷商品を管理する建物に水が入り、深い場所で高さ80センチほどになった。13日午前には約50~60センチで、14日早朝には水が引いたという。魚の卸問屋で働く40代の男性は「腰くらいまで水がたまり、怖いくらいだった」と振り返る。大人が50人人以上入れる巨大な冷凍庫の中にはサーモンやカンパチ、イワシなどの鮮魚が保管されていたが、多くが出荷できない状態に。「全部で500キロ以上の魚が駄目になったのでは」と嘆く。
◆(以下)Twitterより。(13日)
報道は全くされていませんが、埼玉県中央市場(通称 浦和市場)がひどいことになっています。食品の在庫が全滅状態のようです。 水が引かず、復旧にどれほどかかるかわかりません。
ノリやお茶を扱う「大丸海苔店」では、ノリを切断する機械や茶の真空包装機が水に漬かった。2代目の大橋喜与志社長(54)は「市場が湖みたいになり、人の力ではどうにもならなかった」と話す。