原画収蔵の「蔵」人気 増田まんが美術館がプレオープン

改装工事のため２０１７年４月から休館していた秋田県横手市増田町の増田まんが美術館で２０日、リニューアルオープン式典が行われた。式典後、市民向けにプレオープンし、訪れた家族連れらは、多彩な漫画原画が並ぶ館内をじっくりと見て回った。本オープンは来月１日。

　　　秋田魁新報より一部抜粋（2019年4月21日 7時50分 掲載）

 

多彩な漫画原画をじっくりと見て回る市民

 

漫画家ら関係者で行ったテープカット

式典には、同館に原画を収蔵している漫画家や、行政、出版関係者ら約１６０人が出席。同市出身で同館名誉館長の矢口高雄さん（７９）は、あいさつで「悲劇や恋愛模様、サスペンスなど多様なテーマ性を持ち、独自の面白さを生み出し発展してきたのが日本の漫画。今では世界の注目を集めている」と述べ、漫画文化の奥深さを強調した。

営業は午前１０時～午後６時（最終入館は５時半）。毎月第３火曜休館。入場無料。１日に始まる特別企画展は大人８００円、高校生６００円、中学生４００円、小学生２００円、未就学児無料。
　問い合わせは増田まんが美術館ＴＥＬ０１８２・４５・５５６９