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山怪(田中康弘署)

2015年10月18日 20時04分46秒 | 写真

山怪(山人が語る不思議な話)

山怪 山人が語る不思議な話 画像

 本の彩生堂より (http://saiseidoh.exblog.jp/

秋田県東成瀬村という所で生まれ、記憶がまだない頃に少し過ごしたのと、小学校3〜6年生の夏休みには必ず1ヶ月強東京から出かけて行き、過ごしたので、この山深い村の記憶は強烈だ。

 この山怪という本を知り、東成瀬村をまた思い出した。奥羽山脈の奥も奥。懐深い山々と川、妖怪が出て来てもおかしくない雰囲気。山を越えてはるかに太平洋側に抜けると、遠野の地だ。

 柳田國男と交流があったとされる、同村の菊地翁の事跡にも興味がある。

  週刊文春にも

 著者は語る(p113/田中康弘)

 

 経歴。

 

 sony電子書籍リーダーより。

書籍説明(1037円)

著者の田中康弘氏が、交流のある秋田・阿仁のマタギたちや、各地の猟師、山で働き暮らす人びとからから、実話として聞いた山の奇妙で怖ろしい体験談を多数収録。
話者が自分で経験したこととして語る物語は、リアリティがあり、かつとらえどころのない山の裏側の世界を垣間見させてくれる。
山の怪談。 現代版遠野物語。

目次
序文
I 阿仁マタギの山
狐火があふれる地/なぜか全裸で/楽しい夜店/生臭いものが好き/狐の復讐/見える人と見えない人/狸は音だけで満足する/消えた青い池/人魂、狐火、勝新太郎/親友の気配/辿り着かない道/蛇と山の不思議な関係/汚れた御札/マタギの臨死体験/叫ぶ者/白銀の怪物

II 異界への扉
狐と神隠し/不死身の白鹿/来たのは誰だ/もう一人いる/
道の向こうに/響き渡る絶叫/僕はここにいる/謎の山盛りご飯/山塊に蠢くもの/鶴岡市朝日地区/出羽三山/鷹匠の体験/奈良県山中・吉野町/ツチノコは跳び跳ねる/足の無い人/只見町/山から出られない/行者の忠告

III タマシイとの邂逅
帰らない人/死者の微笑み/迎えに来る者/ナビの策略/椎葉村にて/テントの周りには/宮城県七が宿町/なぜか左右が逆になる/不気味な訪問者/奈良県天川村/帰ってくる人/固まる爺婆/お寺とタマシイ/飛ぶ女/帰ってくる大蛇/呼ぶ人、来る人/狐憑き/真夜中の石臼/狐火になった男